クトゥルフ神話TRPG「向日葵の如き君なりき」前編





榊秋子:テス
KP:BGM:東京ブギウギ
KP:さて、皆さんお揃いでしょうか。



山本 弓子:はーいいますよー



榊秋子:おせんべおいしい(ボリボリ



桐山 和彦:はーいはい
KP:さて、ではお揃いのようですので。
KP:それではクトゥルフ神話TRPG「向日葵の如き君なりき」、始めて行きたいと思います。
KP:今回のシナリオの舞台は1948年1月の東京。
榊秋子:よろしくおねがいしますー
KP:ああ、これはどうも。こちらこそよろしくお願いします。
山本 弓子:よろしくおねがいしまーす
桐山 和彦:お手柔らかにお願いします…
榊秋子:それはどうかな…
KP:はい、ありがとうございます。では改めまして
KP:今回の舞台は1948年1月の東京。
KP:終戦から2年と少し、
KP:政治的には日本国憲法に続き、警察法、民法など、矢継ぎ早に法整備が行われ、
KP:文化面では、昨年末に発売された太宰治の「斜陽」が、70円という当時としては高値の値段設定にもかかわらず、
KP:1万部を越える大ヒットを飛ばすなど、
KP:政治・文化面でも復興の兆しが見え始めてきた時期と言えるのではないでしょうか。
KP:___とはいえ、未だに日本は進駐軍__いわゆるGHQの統治下にあり、
KP:政治・経済的な独立は未だ見えず…そんな時代の東京の一角が、皆さんが探索者として物語を紡ぐ舞台となるわけです。


KP:BGM:オ菓子好キ好キ
KP:では、最初のシーンは工藤探偵事務所。皆さんが適当にたむろしているところから始めたいと思います。
榊秋子:「ボリボリ」(せんべいをかじる音)
榊秋子:「今回も悪かったわねえ、『ワガハイ』逃げぐせがついちゃってねえ」
山本 弓子:「いやーもう大体どのあたりに居るか目星がつくようになりましたよ」
榊秋子:手をふりふりするおばさん臭い仕草をしながら笑う
桐山 和彦:「お二人とも、お茶が入りましたよ」
KP:なお、探索者の3名はこの場にいますが、この事務所の主である工藤探偵は現在不在です。
榊秋子:「アハハ、もうこっちの子になったほうが幸せなんじゃない?…あ、ありがと」
榊秋子:「甲斐甲斐しいわねえ、軍人より執事さんとかのほうが似合うんじゃない?」
KP:何か用事があるとか言って、歓楽街の方に上機嫌で歩いていきました。
桐山 和彦:「いつもいつもおせんべいまで持ってきて頂いて」(バリバリ)
山本 弓子:「ありがとー桐山さんの淹れるお茶美味しいんだよね」
榊秋子:「このご時世でもおせんべ焼くだけの米は稼いできてくれる雇い主様でね」
山本 弓子:「先生はまた遊んでるのかな、私というものがありながら」
桐山 和彦:「手が空いているものですから…いやはやお褒めにあずかり光栄ですな」
KP:立派な探偵助手ですね。
榊秋子:「繁華街の方に行ったみたいねえ、ロクデナシだわまったく」
榊秋子:「毛じらみ移されりゃ良いんだワ(ボリボリ)」
山本 弓子:「そんなこと言って、最近できた・・・ストリップ?でしたっけ?あれ見に行ってるんでしょ」
桐山 和彦:「いやー、良いご身分だ…」
榊秋子:「何が良いのかしらねえ、ちょっと脱ぐくらいで」
KP:完全にロクでなしですね…
榊秋子:「合体はできないのに」
山本 弓子:「まったく・・・変なのに捕まる前に結婚しなきゃ」
榊秋子:「あんたも大概な趣味ではあるわね アハハッ」
桐山 和彦:「榊さんの口から思わぬ言葉が飛び出て一瞬放心してしまいましたが」
山本 弓子:「ま、まぁ先生はああ見えてもいいところいっぱいありますから」
山本 弓子:「仕事がないとダメダメってだけで」
榊秋子:「え~? そんなおかしなこと行ってないわよ~ 一体どんな事をいってしまったのかしら~ 教えてくださる~?」
桐山 和彦:「淑女たるものそのような…いえ、なんでもないです」
榊秋子:「いま生き残ってる男はよっぽどの偉丈夫か、そういうのらりくらりの妖怪みたいな奴ばっかよ」
桐山 和彦:「(これ以上つつくととんでもないものが出てきてしまいそうだ)」
榊秋子:「26の行きおくれに淑女もへちゃむくれも無いわよもう」
山本 弓子:「あんまりのらりくらり躱すのはやめて欲しいんだけどなぁ」
KP:さて、では皆さんがそんな風に事務所でまったりと話を弾ませているとですね。



供田 四郎:「よー、工藤、いるかい?」
KP:ノックもせずに戸を開けて入ってきたのは、皆さんも知っている顔。
KP:工藤探偵の悪友であり、この事務所の常連でもある供田四郎(ロクデナシ2号)です。
榊秋子:「お、のらりくらりの妖怪がまた一匹」
山本 弓子:「供田さんじゃないですか、先生は今ストリップですよ」
桐山 和彦:「ああ、共田さんですか。先生は見てのとおりです」
供田 四郎:「え、何アイツ抜いでんの?」
山本 弓子:「てっきりご一緒してるもんだと思ってましたよ」
榊秋子:「そんな気持ち悪いもんみたかないわよ」
桐山 和彦:「見てる側です」
山本 弓子:「先生のストリップはちょっと興味あるけどそうじゃないよね」
供田 四郎:「ま、そりゃそうか」
供田 四郎:「ってことは、今は嬢ちゃんたちと桐山の兄さんだけかい」
山本 弓子:「そーゆー事になりますね」
榊秋子:「やだぁ 綺麗なお嬢さんだなんて…」
山本 弓子:「何か依頼ですか?」
榊秋子:「煎餅食べる?」
供田 四郎:「ああ、いや。ちっと金借りられねえかなー、と思ってさ」
供田 四郎:「お、いただきまーす」
榊秋子:「貸すだけの金があるわけ無いでしょこの事務所に」
桐山 和彦:「また…この前の分は返したんですか?」
山本 弓子:「お金ねぇ・・・この宝くじが当たったら貸してあげますよ!」
山本 弓子:「100万ですよ!100万!」
供田 四郎:「お、流行りものだねえ。まあ、当たったら教えてくれよ」
山本 弓子:「100万もあれば十字号も買えちゃいますよ」
山本 弓子:「教えましょうとも」
供田 四郎:(本気で借りるつもりの顔)
桐山 和彦:「とらぬ狸の・・とも言いますが夢を見るだけならタダですからなぁ」
桐山 和彦:煙草をふかしつつ
榊秋子:「ロクデナシがろくでもない考えをしてるわネ」
榊秋子:「で、金借りる以外に用無いのあんた」
榊秋子:「面白い話の一つでもしなさいよ」
供田 四郎:「おっと、辛辣だねえ」
山本 弓子:「まー立ち話も何だしお茶でも飲みます?」
榊秋子:「そこらで知り合った子と仲良くなったら悲しくなってきたので心中未遂したとかないの?」
供田 四郎:「面白い話ねえ。あるにはあるけど、今はまだちょっとなあ…」
供田 四郎:「おい今をときめく作家先生の悪口はやめろ(建前)」
山本 弓子:「お茶請けにでも話してくださいよ、話盛るの上手いから面白いんだよねぇ供田さんの話」
榊秋子:「お茶は桐山さんが入れてくれるわヨ」
供田 四郎:「お、言ってくれるねえ。仕方ねえなあ…じゃあちょっとだけ」
KP:あなたがそう尋ねると、供田は待ってましたとばかりに嬉しそうに話し始めますね。
桐山 和彦:「我々は事務所番で暇を持て余しているのです、さ、お茶をどうぞ」
山本 弓子:「さぁ~て今日はどんなお話を聞かせてくれるんだい?」
榊秋子:「GHQと軍部の陰謀話また聞きたいわぁ」
供田 四郎:「おいおい、ソイツはこの間カストリ雑誌に乗せてこっぴどく怒られたんだぜ」
山本 弓子:「そりゃ怒られるでしょ・・・」
供田 四郎:「ま、まあ。今回のはそういうのじゃなくてな?もっと怪しげだが根拠のある話さ」
榊秋子:「良いじゃない、ちょっと命狙われるぐらいじゃないと作家とは言えないって~」
榊秋子:「あらほんと、そりゃ楽しみ」
供田 四郎:「いや、おれ作家じゃなくて記者だから。真実とちょっと脚色した事実しか描いてねえから」
桐山 和彦:「根拠という言葉が一気に薄れましたが」
供田 四郎:「まあまあ、聞けよ」
供田 四郎:「実はなあ、俺は今、この界隈で流行ってるとある怪しげな団体の調査をしてるのさ」
山本 弓子:「はいはい聞きましょ」
山本 弓子:「自分が所属してる会社を怪しげな団体っていう物じゃないですよ」
供田 四郎:「ウチの新聞社は真っ当だって。うん、多分」
供田 四郎:「ってそうじゃなくてだ」
供田 四郎:「今回のは凄いぞ?前に世間を騒がせた璽光尊(じこうそん)事件にも勝るとも劣らねえ」
桐山 和彦:「そうですよ、まず流行ってないですしね」
榊秋子:「あ、そりゃそうだ」
KP:辛辣ゥ!
榊秋子:「新聞とってるのここぐらいじゃない?」
山本 弓子:「そうだったね失敬失敬」
供田 四郎:「…お前ら俺に対して風当たり強くない?泣いちゃうよ俺」
山本 弓子:「いっつも泣いたような顔じゃないですか」
榊秋子:「璽光尊っていうと…あの宗教じみたアレだったかしら」
KP:ちなみに璽光尊事件というのは1947年に検挙された新興カルトの事件ですね。
榊秋子:「お米そんなに持ってるなら流してほしいワ~って感じだったわね」
桐山 和彦:「涙の数だけ強くなれますよ」
山本 弓子:「それを歌詞にして歌を作ると売れそうですね」
榊秋子:「土瀝青に咲く花のようにってか」
供田 四郎:「桐山の兄ちゃんは詩人も向いてそうだな」
供田 四郎:「で、あー。何の話だったか」
桐山 和彦:「こほん、話を戻しましょう」
供田 四郎:「あー、そうそう。今書いてる記事の話な」
供田 四郎:「コイツに関しては、他の新聞やカストリ雑誌の記者共はまだ動いてねえ。上手く行けば、特ダネを独り占めだ」
供田 四郎:「さっきの宝くじの話じゃねえが、コイツが当たれば俺も一躍時の人って寸法さ」
山本 弓子:「なるほど、早く時の人になってお金返して欲しいものですねぇ」
供田 四郎:「と、時の人になってもすぐに金が入るとは限らないから(早口)」
榊秋子:「で、一体どれぐらいヤバイネタなのよ」
桐山 和彦:「流行っている団体…璽宇のような教団の話、ということですか?」
山本 弓子:「そう・・・まぁ時の人にならなくてもお金は返してもらいますけどね」
供田 四郎:「ふふん、そいつはな…」
KP:供田は声を潜めて皆さんに顔を近づけてきます。
榊秋子:「タバコクサッ」
供田 四郎:「…おっと!今はまだ言うわけには行かないな!ってその反応は予想してねえわ!?」
桐山 和彦:「そんな怪談じみた演出で…」
榊秋子:「そのうえもったいぶるとか車用のブラシ口に突っ込むわよ!」
供田 四郎:「ま、一応コッチもこれで飯食ってるもんでな。そうおいそれと情報は漏らせねえのさ」
供田 四郎:「ブラシはやめて下さいお願いします」
山本 弓子:「じゃあお金の催促を始めていいかな?」
桐山 和彦:「何しに来たんですかほんと…ああ、金を借りに来たんでしたか・・・」
榊秋子:「ネタを出すか、金を出すか」
供田 四郎:「げほんげほん!!うぇっほん!!」
榊秋子:「さ ぁ ど っ ち ?」
山本 弓子:「二つに一つですよ?」
供田 四郎:「・・・ま、まあ。もう少し調べたら、嬢ちゃんたちにも手伝ってもらうかもしれないから、その時はよろしくな!ちゃんと給料も出すからさ!な!?」
桐山 和彦:「ないものをねだるのは可哀想ですよ、皆さん」
榊秋子:「未払金は給与とは言わないわよ」
山本 弓子:「一理ある」
供田 四郎:「おっと、用事を思い出した!いやあうっかりしてたわー急がないとなあー!」
KP:そう言うと、供田はササッと、背を向けて逃げていきます。
榊秋子:「あっ! まったく…ドブネズミみたいね」
山本 弓子:「先生の所いくなら帰りにお茶っ葉を買ってくる様伝えてくださいな」
桐山 和彦:「見事な逃げ足ですなぁ…」
KP:そうして供田が出ていくのと交差するタイミングで、大家である居鳥あさひが差し入れのおにぎりを持ってきます。
居鳥 あさひ:「こんにちは…あら、供田さんもいらしてたんですね。おにぎりもっと作ってくればよかったかしら」
榊秋子:「安心して、もういないワ」
山本 弓子:「あさひさんこんにちは」
桐山 和彦:「先ほど急用でおかえりになりましたね」
居鳥 あさひ:「こんにちは。榊さんもいらしたのね。またワガハイちゃんが逃げ出したんです?」
榊秋子:「返す金が無いってのは確かに急用ね」
榊秋子:「アッハッハ、わかっちゃう?」
榊秋子:「今月だけで8回目だからね!」
山本 弓子:「さすがに多いんだよねぇ」
山本 弓子:「完全にこの辺拠点にしてるよね」
榊秋子:「まあその御蔭で個々でたむろできるんだけどね~」
桐山 和彦:「もはや別荘か何かなのでは」
居鳥 あさひ:「ふふ、年頃の子供なら冒険するのも仕方ないことですもの。大目に見てあげないと」
榊秋子:「ワガハイはお猫様だからね~ 私より偉いのよ~?」
榊秋子:「あさひちゃんは差し入れしに来てくれたのかしら」
桐山 和彦:「ワガハイは冒険が出来て、我々も仕事(暇つぶし)が出来て一石二鳥ですよ、ははは」
山本 弓子:「大体の仕事がワガハイ捜索だもんね」
居鳥 あさひ:「ええ、さっき皆が走り回っているのを見かけたものだから」
山本 弓子:「あんまり笑えないけど」
KP:手に持っているお盆にはおにぎりとお茶が乗っています。
榊秋子:「私で持ってるようなものねこの事務所! アッハッハッハッ」
桐山 和彦:「いつもいつもありがたい…「向日葵」のおにぎりは絶品ですな」
榊秋子:「いい子ねぇあさひちゃん、この事務所も家賃滞納常習犯なのに」
山本 弓子:「失敬な、ちゃんと払ってますよ」
山本 弓子:「・・・多分」
居鳥 あさひ:「ふふ、頼りになる探偵さんが近くにいるだけでも有り難いのよ?この辺りもまだまだ物騒ですから」
桐山 和彦:「流石に家賃払わずに遊びに行くような真似はあの工藤氏でも…」
榊秋子:「仕事の時は頼りになるわよね、仕事の時『だけ』は」
山本 弓子:「えぇ、さすがにそこまではしないと思うんだけど」
榊秋子:「今仕事してないからただの飲んだくれのロクデナシよ」
榊秋子:「そういえば帰りが遅いわねえ」
山本 弓子:「そうですねぇ・・・どれだけ熱中してるのやら」お茶をすすりながら
山本 弓子:ずぞぞぞz
榊秋子:「裸見て帰るだけならそろそろ帰ってくると思うんだけど… あ、工藤さんのぶんいただき」(おにぎりヒョイパク)
桐山 和彦:「仕事の時だけは…肝心の仕事があれば良いんですけどねぇ」お茶をすする
KP:それでは、皆さんがおにぎりを食べつつ、『まったりとした』話を再開したところで、ちょっと場面転換。
KP:ちなみに、その晩工藤探偵は帰ってきませんでした。(翌日朝に帰ってきた)


KP:数日後。
KP:舞台はまたもや工藤探偵事務所です。
KP:今度は工藤探偵も居ます。
工藤 一:「っつ…頭痛ぇ…」
KP:工藤探偵と事務所の愉快な面々は、現在特に急ぎの仕事もなく、事務所で暇を囲っているところ、ということで。
山本 弓子:「そりゃ朝まで遊んで帰ってくればそうなりますよ・・・はい、お水です」
桐山 和彦:「また遅くまで飲んでいたんですか」
榊秋子:「一体どこで飲んだくれてたのよ、こんなに可愛い女房置いて」お茶をすすりつつ
工藤 一:「おう、悪ぃな・・・」水を受け取る
山本 弓子:「そうですよ、まったく・・・」
工藤 一:「いやいや、こういうのもアレだ。探偵に必要な交流関係、ってやつなんだぜ?」
山本 弓子:「かわいい子はいました?」
工藤 一:「おう、そりゃあもう、高いだけあって良い子が揃って…」
山本 弓子:「ほう・・・」
榊秋子:「この探偵が払える額のところで可愛い子が居ると思うの?」
工藤 一:「…イイエ何デモナイデスヨ」
榊秋子:「ってアンタ… 家賃も払わず…」
桐山 和彦:「よくそんなお金ありますね」
桐山 和彦:「というか今日もワガハイ捜索だったからよかったものの…依頼人がもし来たらどうするつもりですか」
工藤 一:「いや、家賃は払ってるって!ッつ…」こめかみを押さえる
榊秋子:「私以外だとここ数ヶ月供田さん以外見てないんだけど」
榊秋子:「大丈夫?」
山本 弓子:「秋子さんが来てない間に細かい依頼はあるっちゃありますけど」
山本 弓子:「まーそれでも大半はお二人ですよね、この事務所」
工藤 一:「…いや、大丈夫だって。うん。警察時代の伝手もあるしな」
榊秋子:「ってかずいぶん頭いたそうね」
榊秋子:「怪我した?」
桐山 和彦:「それだけ平和なのは良いことですが…」
工藤 一:「…いや、怪我はしてねえよ。流石に昨日はちっとやり過ぎたな。反省だ」
榊秋子:「ヤバイことに首突っ込んでじゃないでしょうね」
桐山 和彦:「ふむ、日酔いも長引くようでしたら別の病因があるやもですから」
山本 弓子:「まーちょっとそこで横になってれば治るんじゃないですかね」
桐山 和彦: 二日酔い
山本 弓子:「毛布持って来ましょうか?」
工藤 一:「いや、大丈夫だって…っつうか、ヤバイことって言うなら供田のほうだろ。ここ暫く見てねえしな」
KP:さて、そんな風に皆さんが話していると
KP:コンコン、と事務所の戸を叩く音がします。
桐山 和彦:「噂をすれば、ですかね?」
榊秋子:「おや、お客さんみたいよ?」
榊秋子:「開いてるわよロクデナシ~!」
山本 弓子:「はーい今開けますよ」
山本 弓子:「供田さんはノックしないから別の人かと」
桐山 和彦:もう榊さんと共田さんしかこないだろ、という
KP:では弓子さんが扉を開けると



羽佐間 明:「__よぉ。今ちょっといいかい?」
KP:外に居たのは、皆さんには馴染みのある人物でした。
KP:羽佐間 明。事務所の近くで診療所を営んでいる医師で、桐山さんにとっては戦時中からの付き合いですね。
榊秋子:「あっ人違いだったけどロクデナシだわ、謝らないわよ」
山本 弓子:「羽佐間さんじゃないですか、どうかされたんですか?」
桐山 和彦:「おや、羽佐間殿。お久しぶりです」
羽佐間 明:「おいおい、ご挨拶だなあ」
山本 弓子:「とりあえず、中にどうぞ」
山本 弓子:「と言っても先生は二日酔いで寝込んでますけど」
桐山 和彦:「事務所に直接寄られるのは珍しいですな」
KP:羽佐間先生はちょっとくたびれた外見ですが、豪放磊落な性格と愛嬌のある笑みから周辺住人にそれなりに親しまれているようです。
羽佐間 明:「おう、ちょっと折り入って頼みたいことがあってな」
榊秋子:「医者の頼み事ねぇ」
山本 弓子:「羽佐間さんが頼み事って珍しい気がしますね」
榊秋子:「ちょうどよく人死にがでたとかいう話なら知らないワ」
工藤 一:「ああ、こりゃどうも。先生。確かに先生が頼み事ってのは珍しいな」
桐山 和彦:「肝心の先生は床に臥せておられますが、代わりにお聞きしましょうか」
榊秋子:「あ、起きてきた」
工藤 一:「いや、臥せってねえから。ちゃんと話くらいは聞けるから…」
桐山 和彦:「おお、お早い復帰で」
桐山 和彦:「このまま夜までコースかと…」
羽佐間 明:「…何か頼みに来る日を間違えたか?」
山本 弓子:「まーメモくらいはとりますんで大丈夫かと」
榊秋子:「工藤さん最近フラフラしてるからむしろ幸運かもよ?」
山本 弓子:メモ帳をとりだす
榊秋子:「あ、部外者だけどお気になさらず 口は固いから アッハッハ」
羽佐間 明:「…そうか。とはいえ、そんなに悠長にしてもいられんし、とりあえず話だけでもさせてもらうとするか」
桐山 和彦:「そういえば榊さんは部外者でしたね。あまりにもなじみすぎて気が付きませんでした」
山本 弓子:「大体いるもんねぇ・・・」
榊秋子:「ここに居ると噂話に事欠かないしね~」
羽佐間 明:「ああ…まあ構わんよ。聞かれたって困る話でもないからな」
榊秋子:「あら、なんか深刻そうな顔してるからヤバイことかと思った」
山本 弓子:「いっつも難しい顔してるだけなんですよ羽佐間さんは」
山本 弓子:「あの顔が基本です」
羽佐間 明:「おいおいひでえな」
羽佐間 明:「__いや、まあヤバイことではあるんだが…」
KP:そう言うと、羽佐間医師は椅子に腰掛け、暫く考えた後、こう切り出します。
羽佐間 明:「…最近、この辺りで"連続失踪事件"が起こってるのは知ってるか?」
KP:知識で判定してみましょうか。
榊秋子:CCB<=70 【知識】
Cthulhu : (1D100<=70) → 52 → 成功

桐山 和彦:1D100<=65 [知識
Cthulhu : (1D100<=65) → 63 → 成功

山本 弓子:CCB<=45 【知識】
Cthulhu : (1D100<=45) → 55 → 失敗

KP:では、成功した人はそういう噂を聞いた覚えがあります。
山本 弓子:はて・・・
榊秋子:探偵助手ゥ!
桐山 和彦:はてじゃないが
榊秋子:「ああ、そういえばそんな噂を聞いたわね」
山本 弓子:???
工藤 一:「ああ、アレか…」 工藤探偵も心当たりがある様子
桐山 和彦:「ええ、確かに風のうわさ程度ですが」
榊秋子:「最近井戸端会議仲間でいなくなった人もいるし…」
山本 弓子:「えー皆知ってるんだ、どんな事件なの?」
供田 四郎:「おお、知ってるなら話が早い」
KP:間違えた
榊秋子:貴様何処に居た
山本 弓子:いつも心の中に
供田 四郎:はて・・・
桐山 和彦:はてじゃないが
KP:…コホン
KP:続けますね
桐山 和彦:「捜し人、情報求ム、の張り紙もよく見かけますな…ふむ」
羽佐間 明:「ああ。昼夜を問わず、人通りの少ない路地裏や河川敷で、人が突然居なくなるらしい」
羽佐間 明:「まあ、それだけなら朝鮮人やヤクザに連れ去られたんじゃねえかって思うだろうが、どうもそうじゃあないみたいでな」
KP:ちなみに差別発言ではなく、本当にこの時期、在留朝鮮人の犯罪組織はかなり規模の大きなものになっていたようです。制圧に憲兵が乗り出すくらい。
榊秋子:「相変わらず警察も仕事してないわね、まったく」
羽佐間 明:「ああ…まあ、どうやら警察は例のもらい子殺しの事件に掛かりきりらしくてな。どうもアテにできん」
KP:もらい子殺し、というのは、ちょうどこの頃世間を騒がせた「寿産院もらい子殺し」の事件ですね。
KP:1948年1月、東京・新宿区柳町の「寿産院」で、経営者夫妻が配給品を受け取るために赤子を貰い、配給品を横流しする一方で、子供にはろくに食事も与えず、100人以上を餓死させた、というものです。
KP:探索者の皆さん東京に住んでいますので、全員知っていて良いでしょう。
KP:どうやらこの事件の捜査で、警察は手一杯のようですね。
山本 弓子:「あぁあの事件ですか・・・確かに人員が足りなくなりそうですもんね」
榊秋子:「アレね… ひどい事件だものねえ」
桐山 和彦:「あれも大きく騒がれましたからなぁ・・・時期が悪かった、ということですか」
榊秋子:「ま、アテにならんもんの話をしても仕方ないわね」
榊秋子:「続けて、羽佐間さん」
工藤 一:「まあもらい子殺しの件はおいておいて、だ。先生、続きを頼む」
羽佐間 明:「おう」
羽佐間 明:「で、この失踪事件だが、連れと二人で歩いてるときにも、居なくなったやつがいるらしくてな」
桐山 和彦:「それは…乗り物などで攫われたとかではなく、ですか」
羽佐間 明:「いや。そいつが言うには、後ろで何かが潰れるような音と、低い唸り声みてぇなのが聞こえて振り返ったら連れがいなくなってたとか」
山本 弓子:「それはもう天狗の仕業ですね、間違いない」
榊秋子:「唸り声ねぇ… この渋谷にまだそんな獣がいるかしら」
榊秋子:「あ~天狗様なら仕方ないわ」
羽佐間 明:「そして、最後に、これが一番まずいんだが」
桐山 和彦:「唸り声に…潰れる音というのも…いやな想像を掻き立てられますな」
榊秋子:「うえ~まだあるの?」
山本 弓子:「これ以上にまずいものがあるんですか」
羽佐間 明:「その話の連れな。この間見つかったんだよ」
榊秋子:「…(ちょっと想像できてしまった顔)」
山本 弓子:「えっ見つかったんですか?」
桐山 和彦:「まずい、というのは…その…」
羽佐間 明:「__ああ」
羽佐間 明:「確かに見つかったんだ」
羽佐間 明:「___身体がぺちゃんこになった状態で、カッピカピの木乃伊みてぇな状態になって、な」
山本 弓子:「えぇ・・・そんなことが可能なんですか?」
榊秋子:「バカでっかい金槌でドーンってやるぐらいしか思いつかないわね」
羽佐間 明:「__さあな」
桐山 和彦:「なんとも…現実離れした話、ですね」
山本 弓子:「羽佐間さんはそれを調べたんですか?」
羽佐間 明:「ああ。何にもわからなかったけどな」
羽佐間 明:「ともあれ、そんな遺体を担ぎ込まれる身にもなってみろ、こっちとしちゃ堪ったもんじゃねえ」
榊秋子:「そりゃまあそうね…」
山本 弓子:「確かにそんなの運ばれて来たら吐いてしまいそうですねぇ」
桐山 和彦:「戦地でもそのような場面に出くわしたことはありませんですね」
工藤 一:「…」
桐山 和彦:お煎餅をもてあそびつつそれとなく想像してしまう
榊秋子:「ちなみにそのお連れさん以外の方は見つかったりしてないの?」
羽佐間 明:「いや。そういうのは聴いてねえな」
羽佐間 明:「…けど、。俺の患者にも、最近突然来なくなったやつが多くてな」
羽佐間 明:「杞憂なら良いんだが、こういうのはことが大きくなる前に何とかしといたほうが良い」
榊秋子:「確かに、みんながみんな潰れてるとは思いたくないわね」
山本 弓子:「つまりその調査をして欲しい・・・という事ですね」
羽佐間 明:「__そう。ってなわけで、ここに調査の依頼に来たってわけだ」
羽佐間 明:「報酬はあんまり多くは出せんが…ちょっと調べちゃくれねえか?」
榊秋子:「チラッ(所長の方を見る」
山本 弓子:「さすがにこの事件はほっとくと大変な事になりそうですよ先生」
工藤 一:「…なるほど」
工藤 一:「…先生の頼みだ、無下にする気はないさ」
工藤 一:「だが、相当危険な目に遭う可能性もある。なんならお前らは降りてもいいぞ」
山本 弓子:「私は先生の助手ですよ!お供するに決まってるじゃないですか!」
桐山 和彦:「恐ろしい事件ではありますが…なおさらほおっておくわけにはいきませんよ」
榊秋子:「ただでさえ戦争に持ってかれた友達がコレ以上減るのは嫌よ、私もついてく」
山本 弓子:「これ以上犠牲出さないように頑張りましょう」
工藤 一:「…おいおい榊さんまで付いてくるのかよ…やれやれ」
榊秋子:「いいじゃない、ほぼ四六時中私ここに居るんだし」
榊秋子:「ほとんど一員と言っても過言ではないワ」
工藤 一:「…物好きだね。アンタ」
山本 弓子:「まぁまぁ人手は多い方が助かりますし、いいんじゃないですかね」
桐山 和彦:「留守番はワガハイに頼みましょう」
榊秋子:「任せたわよ~ 盗るもん無いけどここ」
工藤 一:「…てなわけだ、先生。その依頼受けさせてもらうとするよ」
桐山 和彦:「どんなに恐ろしい事件であれ人が起こしたものであれば何らかやりようがあるでしょうし」
桐山 和彦:「…天狗の仕業でないことを祈りましょう」
山本 弓子:「天狗の仕業だとどうしようもないよねぇ」
羽佐間 明:「ああ、助かる。けど、下手に怪我とかしてうちに運び込まれたりってのは勘弁だからな」
榊秋子:「陰陽師を京都から呼ぶしか無いわね」
榊秋子:「ハッ、バケモノにはバケモノとして将門公を呼ぶという手も」
榊秋子:「大丈夫よ~ こう見えてもタフなのよ」
山本 弓子:「その時は安値で治してね!」
桐山 和彦:「これ以上運び込まれたくはないですな、ははは」
羽佐間 明:「なら良いけどよ」
桐山 和彦:顔の傷を撫でつつ
羽佐間 明:「この前の戦争じゃ、大勢死んだからなぁ」
羽佐間 明:「折角拾った命なんだ、怪我やら病気やらで、無駄に捨てることねえ」
羽佐間 明:「お国のためだ故郷のためだと戦場で散るってぇならまだしも、帰ってきてから病気で死んじまうなんざ、やりきれねえだろ?」
山本 弓子:「だーいじょうぶですよ!先生と結婚するまでは死ねませんので!」
工藤 一:「…不死身か(ボソッ)」
山本 弓子:「何か言いましたか?先生」
榊秋子:「私も良い旦那さまが見つかるまでは死ねないわねぇ…ってそこの探偵」
桐山 和彦:「ええ、ですがせっかく戦争が終わったっていうのに、こんな物騒な事件が起こっちゃおちおち眠れませんからね」
工藤 一:「いんや。良い助手を持って俺は幸せものだなあ、と思っただけだ」
桐山 和彦:「…のらりくらり妖怪」
榊秋子:「ヒモ妖怪」
山本 弓子:「えぇ~そうですかぁ~頑張りますね!」
榊秋子:「ダメ男を好きになると大変ね… しっかりした人がいいわねぇ」
羽佐間 明:「…あー、なんか、その、がんばれ?」
榊秋子:「頑張るけど他になにか無いの情報は」
山本 弓子:「はい!頑張ります!」
榊秋子:「何処あたりで潰れた死体が見つかったとか」
桐山 和彦:「応援が生暖かいです羽佐間殿」
桐山 和彦:「運び込まれた、とおっしゃってましたね」
榊秋子:「あ~、羽佐間さんは知らないわけかぁ」
榊秋子:「脚で稼ぐしかなさそうねぇ …川沿いだっけ」
榊秋子:CCB<=85 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=85) → 13 → スペシャル

KP:そうですね。では質問をした榊さん、代表で幸運をどうぞ
山本 弓子:「川沿いかぁ・・・」
KP:ってスペシャルか
山本 弓子:CCB<=50 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=50) → 71 → 失敗

桐山 和彦:CCB<=75 [幸運]
Cthulhu : (1D100<=75) → 80 → 失敗

KP:まあ、代表者が成功したのでOKですよw
工藤 一:「…ああ、そうだな…確かその遺体が見つかったのは…確か新宿2丁目辺りの裏路地だったか」
KP:また間違えた。上のは羽佐間医師のセリフです。
羽佐間 明:「居なくなった場所は確か新宿の河川敷だったはずだから、運ばれたのかもしれんな」
榊秋子:「知ってるじゃないの! 新宿かあ」
榊秋子:「ぺっちゃんこにしてわざわざ? なんか奇妙ね」
山本 弓子:「川からわざわざ裏路地まで運ぶ意味ってなんだろ」
榊秋子:「隠したかった…にしては杜撰だし」
桐山 和彦:「現場を偽装したかったのか…」
工藤 一:「まあ…連れと一緒に居たらしいから、その場でバラすわけに行かなかったのかもしれんな」
桐山 和彦:「あとは木乃伊にするために運んだ、とか」
榊秋子:「なるほど… すごい! 探偵っぽい!」
山本 弓子:「なるほどー」
桐山 和彦:「これでも探偵ですからね。ぽいではなく」
工藤 一:「本業だ」
榊秋子:「とりあえず手がかり探しにそこへ行ってみる?」
羽佐間 明:「さて、と。俺が知ってるのはそれくらいだ」
山本 弓子:「そうですね!情報は足で稼ぎましょう!」
榊秋子:「あ、帰っちゃうんだ羽佐間さん」
桐山 和彦:「羽佐間殿も本業がありますからな。致し方なし」
羽佐間 明:「ああ、これでも開業医だからなあ。患者を待たせるわけにもいかんよ」
山本 弓子:「割と抱えてる患者さん多いですもんねぇ」
羽佐間 明:「ともかく、頼んだ。またなにか聞きたいことがあればウチの診療所に来ると良い」
榊秋子:「このご時世にしては良心的だしね、お値段」
KP:そう言って羽佐間医師は帰っていきました。
榊秋子:「また何か追加でわかったら聞きに行きましょうかね」
山本 弓子:「そうですね、調べたら疑問も出てくるでしょうし」
桐山 和彦:「ふむ…では、今から現場へ?」
山本 弓子:現在の時間は何時くらいですかね
榊秋子:「今んとこ他に心当たりもないし…」
KP:ああ、では時刻はお昼前としましょうか。
KP:12時丁度くらい
榊秋子:「工藤さんは飲んだくれてるときに何か聞いてないの?」
山本 弓子:「そうですね、明るいうちに調べちゃいましょう」
工藤 一:「はて…」
山本 弓子:「ついでに先生のおごりでお昼もたべましょう」
榊秋子:「やった、下の食堂のお料理美味しいのよね」
榊秋子:「絶対なんか隠してるわよね、そこの探偵」
山本 弓子:「腹が減ってはなんとやらといいますしね」
工藤 一:「おいおい…まあ、良いか。向日葵な」
桐山 和彦:「では膳は急げという事で」
KP:美味いこと言いますね
榊秋子:「お、善と膳を掛けている、上手い」
榊秋子:風流人が多いなこの卓
KP:では、事務所の1階にある大衆食堂「向日葵」で食事を摂ることになります。
KP:工藤探偵の奢りで。
山本 弓子:わーい
KP:所変わって大衆食堂 向日葵
居鳥 あさひ:「__あら、皆さんお揃いで」
KP:事務所の階下、大通りに面したこの建物の1階は、大家であるあさひの経営する大衆食堂になっています。
榊秋子:「工藤さんが気前よく奢ってくれるそうなので おごりなしでもアサヒちゃんのお料理は食べたいけど」
山本 弓子:「仕事前にご飯でもと思って」
桐山 和彦:「席は空いていますかね?」
山本 弓子:「今日の定食はなんですか?」
居鳥 あさひ:「ええ、奥座敷の席が空いてますよ。こちらへどうぞ」
榊秋子:「はーい」案内に付いてく
居鳥 あさひ:「今日は鮭が入っているから、塩焼き定食よ」
山本 弓子:「ほら、先生もはやく」袖を引っ張る
工藤 一:「ああ、判った判った」
KP:ちなみに
KP:戦後の混迷期にあっても、外食産業の復興は早く、当時既にあちこちで店が立ち並んでいましたが。
榊秋子:「シャケ! 良いわねえ」
KP:主食であるお米は配給制だったので、外食でご飯物を注文する際には「外食券」と呼ばれる券が必要だったそうです。
KP:ちなみにこれも配給制。
KP:…まあ、実はお客が食材を持ち込むのはOKだったりと、色々抜け道はあったようですが…
KP:それを利用して
KP:店の勝手口はすぐそこの闇市に繋がっていたりもします。
KP:闇市でお米なんかを買ってきて、お店で料理してもらうわけですね。
KP:お店としては、自分が闇市で仕入れたんじゃなくて、お客が持ってきたものを料理しただけだ、と言い訳できたわけです。
KP:まあ、今回は工藤探偵が何故か外食券を持ってたということでOKです。
榊秋子:悪賢い!
榊秋子:欺瞞!
桐山 和彦:…生活の知恵ですね!
山本 弓子:美味しい物が食べれるなら何でもいいわ!
榊秋子:ワタシコノ券売ルアルヨ
榊秋子:アルアルヨ~
KP:まあ、配給品の横流しも日常茶飯事だったらしいですが…まさか工藤探偵に限ってそんなー
桐山 和彦:工藤先生の夜の仕事が…?
榊秋子:街を包むmidnightfog…
山本 弓子:ヒュー
居鳥 あさひ:「__はい、お待ちどうさま」
KP:そんな事を言っている間に、皆さんの注文した料理が出てきたようです。
山本 弓子:「おいしそーいただきまーす!」
榊秋子:「んー! 美味しい!」
KP:CCB<=80
Cthulhu : (1D100<=80) → 27 → 成功

榊秋子:「ほんといい腕してるわよねえ」
桐山 和彦:「外食は久しぶりです…たまりませんな!」
KP:製作:料理は成功。ふつうに美味しい料理ですね。
山本 弓子:「鮭はやっぱりごはん進むねぇ」もぐもぐ
工藤 一:「ふむ、やっぱここの飯は旨いな」
榊秋子:「そしてお味噌汁もいい出汁でてるわぁ…」
居鳥 あさひ:「…ふふ、褒めても何も出ませんよ」
榊秋子:「私もせんべい以外の修行をしないと…」
桐山 和彦:「お味噌汁と魚と米…日本の食卓といった風情で…良いですね…」
榊秋子:「フィリピンあたりに行ってたんだっけ、桐山さん」
榊秋子:「まぁそう思うわよねえ」
山本 弓子:「どこに行ってたんだっけ?前に聞いた気がするけど忘れちゃった」
桐山 和彦:「榊さんの言っている辺りで合っていますよ」
桐山 和彦:「そんなご飯のおいしくないお話は今は置いておきましょう」
山本 弓子:「まー触れられたくない話って誰でもあるよね」もぐもぐ
榊秋子:「そうよねぇ…(無責任な顔)」
桐山 和彦:「代わりに調査の話も…ご飯が美味しくなりそうには無いですな、ははは」
山本 弓子:「でもその話は重要だからね、しなきゃねー」
工藤 一:「そうだな。あの頃の話ってのは誰でも一つや二つ、触れられたくない傷を抱えてるもんだ」
山本 弓子:「まず川の方へ行ってみる?それとも新宿?」
工藤 一:「ああ、それなんだが」
工藤 一:「悪いが俺は、警察の知り合いに事件について聴いて回ってみようと思う」
榊秋子:「やっぱなんか知ってるやんけ工藤!」
工藤 一:「現場の方はお前たちに任せてもいいか?」
山本 弓子:「そういう事ですか、大丈夫ですよ!」
KP:ナニモシリマセンヨー
山本 弓子:「時間を決めて一度落ち合う形にしましょう」
榊秋子:そうかな・・・そうかも・・・
桐山 和彦:せやかて
山本 弓子:「大体4時間後くらいとかどうですか?」
工藤 一:「ああ、了解だ」
榊秋子:「あんまり暗くなると私達も襲われるかもしれないしねえ」
榊秋子:「例の天狗以外にも物騒な奴ら居るし」
山本 弓子:「事件が事件だけに暗くなる前に終わらせたいですよね」
桐山 和彦:「現場を見るくらいなら2~3時間で足りるでしょうしそれでいいと思いますよ」
山本 弓子:「では方針はこんな感じ?まだ何かあるかな」
山本 弓子:ずぞぞぞぞz
榊秋子:「無いでーす (ガツガツガツガツ」
榊秋子:お茶碗ピカピカ、鮭の皮まできれいに食べ終えました
桐山 和彦:「異論なし!」ずずずー
工藤 一:「ああ。良いんじゃないか?お前らも大分仕事に慣れてきたみたいじゃねえか」
KP:そんな風に作戦を立てながら、戦後すぐでも変わらぬ日本の味を楽しんだ皆さんは、あっという間に料理を食べ終わってしまいますね。
榊秋子:「わかる~?」
山本 弓子:「えぇ!先生の助手ですからね!」
KP:物資不足ということもあり、食事自体もそこまで量はありませんから。
KP:1人慣れてるとおかしい人がいる気もしますが。
桐山 和彦:「これでも長く勤めてますからね」
桐山 和彦:「改めて榊さんは本当に首を突っ込んでしまって大丈夫だったのか」
榊秋子:「あら、心配してくれてありがとう」
榊秋子:「大丈夫よ、私こういうの得… 好きなの」
山本 弓子:「好きなら仕方ないですね!」
桐山 和彦:「危なくなったら逃げてくださいね!お二人とも」
榊秋子:「桐山さんが守ってくれるって信じてるワ」
工藤 一:「お前もだ桐山。これ以上怪我すんなよ」
山本 弓子:「そうですよ!これ以上傷だらけになってどうするんですか!」
桐山 和彦:「ははは、肝に銘じておきます」
榊秋子:「ま、そんな事態に陥るようなヘマはしないように気をつけなきゃね」
KP:さて、ではその辺りで。
居鳥 あさひ:「…あ、食器下げておきますね、おそまつさまでした」
KP:あさひが手際よく食器を片付け始め、工藤探偵も席を立ちます。
山本 弓子:「ごちそうさまでしたー!今日のもおいしかったです!」
榊秋子:「ごちそうさま、美味しかったわ!」
山本 弓子:「では行きましょうか!時間はある方がいいですし!」
居鳥 あさひ:「ありがとうね」
居鳥 あさひ:「__ああ、そうそう」
居鳥 あさひ:「申し訳ないのだけれど、明日は婦人会の寄り合いがあって、お店はお休みにしますから」
居鳥 あさひ:「明日は何処か別のところで食べてくださいな」
山本 弓子:「はーい!」
榊秋子:「あら、明日だったかしら 私は欠席するって伝えといてね」
桐山 和彦:「榊さんも出席しているんですか…」
桐山 和彦:「では榊…夫人?」
榊秋子:「大奥様が行けないから私が行くのよ」
居鳥 あさひ:「ああ、榊さんのとは別の付き合いの話なの。そちらは来週だったと思うわ」
山本 弓子:(この人の家の構成が見えてこない・・・)
榊秋子:「お互いの旦那の悪口くらいしか言わないから、肩身が狭いわ」
榊秋子:「最近は工藤さんの悪口をいうようにしてるけど」
工藤 一:「解せぬ…」
榊秋子:「あら、そうなの… かけもちとはなかなか大変ねえ」
桐山 和彦:「とんだとばっちりですね」
工藤 一:「…コホン」
工藤 一:「…じゃ、そっちは頼んだぞ」
山本 弓子:「はい!任せてください!」
榊秋子:「はーい」
山本 弓子:「先生も変な女にひっかからないでくださいよ!」
桐山 和彦:「良い知らせが持ち帰れるよう尽力しましょう」
工藤 一:「安心しろ、もう引っかかってる」
山本 弓子:「は?」
榊秋子:「ニクい言い回し」
桐山 和彦:「なるほどなぁ」
KP:___といった感じで。皆さんが調査に出発したところで、今日は切っておきましょうか。
榊秋子:はーい
KP:~月の虚~
山本 弓子:はいー
桐山 和彦:お疲れ様ですー
山本 弓子:お疲れ様でしたー
榊秋子:オツカーレ
KP:はい、お疲れ様でした。
KP:次回は調査パートからですね。
榊秋子:鍛えに鍛えた聞き耳の使い所さんだ


KP:BGM:東京ブギウギ
KP:はいはい、皆さんお揃いで。
KP:前回は皆さん、羽佐間先生から依頼を受けて、お昼を食べたのち、調査に向かう、と言うところでしたね。
桐山 和彦:調査は足で稼ぐというやつですな
榊秋子:「腹ごしらえも済んだし探偵するわよ~」 マント着る
山本 弓子:捜査の基本よね
榊秋子:先輩方の捜査に学ばせてもらうわね
KP:さて、今回はまず、死体の発見された現場を確認しに行く、ということでしたね。
榊秋子:はいジュクシンのベリカワ
桐山 和彦:「現場検証というやつですね」
山本 弓子:「何か新たな発見があるかも知れないからね」
榊秋子:「さ、善は急げよー 電車は…」
KP:この時代であれば、電車は既に復旧し、都民の重要な交通手段になっています。
榊秋子:ほほう
KP:流石にダイアとかは調べてませんので、本シナリオでは、宣言すればちょうど良い時間に電車があることにしましょう。
桐山 和彦:幸運に失敗すると遅延しそう
山本 弓子:「えっと・・・もう来るみたいだね」
KP:BGM:オ菓子好キ好キ
榊秋子:「やった、日頃の行いの成果ね」
榊秋子:乗りまーす
山本 弓子:「乗り込めー」
桐山 和彦:「いざ!」
KP:では、皆さんは電車に乗って、一路、新宿2丁目の事件現場を目指すこととなります。
榊秋子:「いやー、いつ乗っても早いわね—」
山本 弓子:ぶろろろろr
桐山 和彦:電車?
榊秋子:明らかにディーゼル音が
山本 弓子:こたつさんがこの音だって言ってた
KP:おのれこたつさん。
榊秋子:こたつってわるいやつだなー。
山本 弓子:「これだけ早いなら数を増やせば便利そうだよね」
KP:…そうそう、電車といえば、丁度去る1947年に、東京駅の駅舎が復旧されたばかり。
KP:主要交通である電車の復旧は、東京復興のシンボル的な意味を含んでいました…と、まあ今は関係ありませんね。
榊秋子:「人は増えるだろうし、そう遠くない内にどんどん増えてくんじゃない?」
榊秋子:「それこそ駅で迷子になるくらいに」
山本 弓子:「駅で迷子になるなんてそんなことないでしょー」
桐山 和彦:「数が増えれば人も面積も必要になる…あながち…」
KP:まあ、流石にこの時代の新宿駅はまだダンジョンではない…はず。
KP:はい、では道中はスキップしまして。皆さんは血を抜かれた死体が遺棄された現場に到着しました。
山本 弓子:「さて、ここが問題の現場だね」
榊秋子:「ここが… 現場ね!」
KP:場所としては、歓楽街の直ぐ側、表通りから裏道に入ってすぐの川沿い、といった場所にあります。
山本 弓子:人気はある感じなんですかね
KP:直ぐ側の表通りには結構な人がいますね。
榊秋子:「思ったよりも歓楽街のすぐ近くね」
桐山 和彦:「一応は変死事件という事になりますし、人払いでもされていてもおかしくないと思いましたが…」
山本 弓子:「けっこう人いますね」
山本 弓子:「聞き込みとかしてみます?噂とかにもなってるかもだし」
KP:客引きの声とか、昼間から酒を飲んでいる暇人の嬌声とか。
榊秋子:「その人払いをする警官がいないからどうしようもないわね」
桐山 和彦:「ですなぁ…」
KP:ですが、丁度この場所は死角になっていて、表通りからは見えないようになっているようです。
山本 弓子:「あー現場自体は、見えづらいところになってる訳ね」
山本 弓子:「なるほどですねー」
榊秋子:「え? あ、ほんとだ… 角度が悪いわね」
榊秋子:「目撃者もあんまりアテにならないわね、ただでさえ酔っ払いと売女でしょ?」
山本 弓子:ざっくり見た感じ現場に何があるかとかわかりますかね
KP:そうですね、周囲を調べるのであれば、《目星》を振ってみて下さい。
山本 弓子:CCB<=80 《目星》
Cthulhu : (1D100<=80) → 24 → 成功

榊秋子:CCB<=60 【目星】
Cthulhu : (1D100<=60) → 66 → 失敗

桐山 和彦:CCB<=50 [目星]
Cthulhu : (1D100<=50) → 80 → 失敗

KP:なるほど・・・な!
山本 弓子:「さって現場には何がありますかね~」
桐山 和彦:探偵助手isGOD
山本 弓子:崇めよ
榊秋子:さすが助手~~
KP:では成功した弓子さん。
KP:あなたは地面に小さな鍵が落ちていることに気づきます。
山本 弓子:「・・・おっ?あったよ!鍵が!」
榊秋子:「でかした!」
山本 弓子:拾って見せる
榊秋子:「…といったものの、何処の鍵?」
桐山 和彦:「助かる!」
KP:拾って見てみますが、それは普通の南京錠の鍵に見えますね。
山本 弓子:「さぁ?」
山本 弓子:札とかついてないのかな
榊秋子:「見た感じ南京錠のね」
桐山 和彦:「何の変哲もない鍵、といった所で」
山本 弓子:「ま、一応回収しておきましょう。後で先生と警察に見せてみるとして」
KP:ふむ
KP:では、皆さんがそんな風に矯めつ眇めつ鍵を眺めていると、
KP:横合いから突然声が聞こえてきます。
桐山 和彦:「落とし主は一体誰なんでしょうね…ふむ」
榊秋子:「仏さんの奴だといいんだけどねえ」
供田 四郎:「…クソッ!何で、何で俺がこんな目に…!」
KP:BGM:VIEWPOINT
山本 弓子:「おや?この声は」
榊秋子:「あれ? 聞き覚えのある声が」
桐山 和彦:「聞きなれたこの声」
榊秋子:必殺、家政婦覗き
山本 弓子:「ちょっと行ってみましょう」
山本 弓子:「私、気になります!」
榊秋子:「まあまあ、ちょっと様子を伺いましょう」
桐山 和彦:「何やら切羽詰まった響きでしたが…」
山本 弓子:という訳で声のする方へ向かいます
KP:では、声がする表通りの方に目を向けると
榊秋子:とりあえず近づきながら見る
KP:表通りの方から、毒づきつつこちらに近づいてくるのは、皆さんも知っている供田四郎です。
榊秋子:「(あ、やっぱり)」
KP:どうやら、真っ直ぐこの場所に向かっているようですね。
山本 弓子:「(またお金を賭け事ですったのかしら)」
榊秋子:「(そして様子を見るにろくでもない状況に陥ってるみたいね、ロクデナシのくせに)」
榊秋子:「(あれ、こっち来るわね)」
供田 四郎:「…チキショウ!何であんなところで落とすんだよ…糞ッ…!」
榊秋子:「!」
桐山 和彦:「(最近姿を見ていないと思ったら一体…)」
山本 弓子:声をかけてみます
榊秋子:「スタップ」
榊秋子:山本を羽交い締めにして口をふさぐ
山本 弓子:ぐえー
供田 四郎:「!?うわあむぐっ・・・!」
山本 弓子:「(どうしたんです?)」
KP:って山本の方か
KP:では巻き戻して。
桐山 和彦:自分もてっきり供田産を…と
KP:供田は近づいてきますが、皆さんどうしますか?
山本 弓子:ちょっと隠れて様子をうかがってみます
山本 弓子:《隠れる》を振ってみます
KP:なるほど。では判定をどうぞ
榊秋子:「(なんか面白そうだから隠れましょ)」
山本 弓子:CCB<=50 《隠れる》
Cthulhu : (1D100<=50) → 20 → 成功

桐山 和彦:隠れるも何もないので普通に立ってる…というか話しかけてしまうかもですが
桐山 和彦:折角だから振ってみようかな
山本 弓子:「(何か探してるみたいだしね)」
桐山 和彦:CCB<=10 [隠れる]
Cthulhu : (1D100<=10) → 32 → 失敗

榊秋子:CCB=10 隠れる
Cthulhu : (1D100) → 24

KP:なるほど
榊秋子:頭隠して尻隠さず
榊秋子:「(ちょっと、桐山さん お尻さわんないでよ)」
供田 四郎:CCB<=70 目星
Cthulhu : (1D100<=70) → 43 → 成功

桐山 和彦:「(触ってませんよ!?)」
榊秋子:「(えー、じゃあ誰だっていうのよー)」
桐山 和彦:わーわーしつつ物陰からめっちゃはみ出る感じ
KP:では供田は、隠れようとして失敗している桐山さんと榊さんを見つけたようです。
供田 四郎:「…お、おいッ。そこで何してる!?」
桐山 和彦:「勘違いというものでしょう!ほら、壁ですよ壁」
桐山 和彦:「おっとと」
榊秋子:「ありゃ、なんだアンタか」
榊秋子:「てっきりおっかない犯人かと思った」
供田 四郎:「って、な、何だお前らかよ…何でこんなところに…」
榊秋子:「アンタこそ何してんのよこんなとこで」
桐山 和彦:「供田さんじゃないですか。何やらただならぬ顔をしておられますが」
供田 四郎:「い、いや…その…」
榊秋子:「ホラ、記者さんなら知ってるでしょ? 行 方 不 明 事 件」
供田 四郎:「…………!!」
榊秋子:「それの調査のお手伝いに現場検証しに来てたの」
榊秋子:「探偵さん二人はしっぽりどっか行っちゃったけどね」
供田 四郎:「…げ、現場検証?お前らが…!?」
榊秋子:「まぁ悲しいかな、何もなかったわけだけどね~」
桐山 和彦:「探偵さんが来られない代わりに我々が、という事です」
供田 四郎:「そ、そうか…」
桐山 和彦:「そんな時に丁度息を荒げた何者かが走ってきたのでつい…と」
供田 四郎:「そ、そりゃ悪かったな…」
榊秋子:「そうそう、びっくりしたわよ 桐山さんたらおしりさわってくるし」
桐山 和彦:「事実無根です!探偵を呼びますよ!…こほん。何をそんなに急いでいたんですか?」
榊秋子:「そうそう、アンタは何用よ」
供田 四郎:「…あ?ああ、俺?俺は…」
供田 四郎:「…な、なあ。現場検証っつってたけどよ…お前ら、その…この辺で鍵を見なかったか?」
榊秋子:「鍵?」
榊秋子:「見た?」 >桐山
供田 四郎:「ああ、これくらいの…ちっさい南京錠の鍵だよ。この辺に落ちてなかったか?」
桐山 和彦:首を横に振りつつ
榊秋子:「いくら私がトーシローとはいえそんなモン落ちてたら拾うわよ」
供田 四郎:「そ、そうか……」
榊秋子:「…てかあなた、こんなとこで落とし物したの?」
供田 四郎:「糞ッ、じゃあ自分で探すしかねえか…ん?あ、ああ」
榊秋子:「ここ、実は御遺体が見つかった場所なのよねぇ…」顎に手を当てしらじらしく
供田 四郎:「……!!」
KP:その言葉を聞くと、元々良くなかった供田の顔色が更に真っ青になります。
桐山 和彦:「(芝居がキレッキレですなぁ…そういう経験があるんでしょうか)」
桐山 和彦:「あまりお顔が優れないようですが」
桐山 和彦:顔色ね
供田 四郎:「あ…ああ…」
榊秋子:「うわ真っ青」
桐山 和彦:「もしなんでしたら調査のついでにこちらでも探してみましょうか?」
供田 四郎:「…いや、それは…助かるんだが…」
榊秋子:「ところで何処らへんの鍵なの? 遺体の傍にあったならなんか関係があると思うんだけど…」
供田 四郎:「…おい、何だ。俺を疑ってるのか?」
榊秋子:「ちがうわよ」
榊秋子:「遺体の傍にあったなら、確実に警察が持ってってるでしょ?」
桐山 和彦:署で話を聞くルートに入ってしまう
榊秋子:「ほんとにあなたが落としたなら『何処の鍵か』『なんで落としたか』がわからないとダメだと思うわよ~?」
KP:ふむふむ
榊秋子:CCB<=65 【説得】
Cthulhu : (1D100<=65) → 37 → 成功

KP:では交渉系技能で判定をどうぞ
KP:おお、成功ですね。
榊秋子:「いくらアンタがロクデナシでも、人殺しができるほどクズじゃないって知ってるわよ」
供田 四郎:「………」
KP:では、供田は暫く迷った後、観念したように呟きます。
供田 四郎:「い、家の鍵だよ。俺みたいな仕事は秘密第一だからな…家に南京錠の鍵かけてんだよ…」
榊秋子:「え? アンタの家なの~?」
供田 四郎:「ああ、そうだよ…」
榊秋子:「別に隠すこと無いじゃないのよさ」
桐山 和彦:「ああ、だから最近お姿を拝見できなかったわけですか…」
供田 四郎:「別に隠してたわけじゃねえよ…ただ…」
榊秋子:「ただ?」
桐山 和彦:「ただ?」
KP:そう言いかけた後、供田は暫く考え、言い直します。
供田 四郎:「…い、いや…そうだな。どうせ話す相手もお前らくらいしかいねえし…」
供田 四郎:「…なあ、た、助けてくれねえか」
榊秋子:「ほほう?」(目キラキラ)
桐山 和彦:「一体何をやらかしたんですか…」
供田 四郎:「俺は何もやってねえよ!?」
榊秋子:「もしかしてこの前言ってた怪しげなカルトだかの話?」
供田 四郎:「あ、ああ。それにも関連する話だ」
供田 四郎:「…さっきの遺体の話、そこまで知ってるってことは大体話は聞いてんだよな?」
榊秋子:「そりゃもう(しらんけど)」
桐山 和彦:「あらましぐらいは、大体お聞きしましたよ」
供田 四郎:「…なるほど」
供田 四郎:「そりゃ話だけ聴いてりゃ、俺が疑われるのは当然か…だ、だけど聞いてくれ」
供田 四郎:「…俺はやってねえ!それどころか狙われてるんだよ!?」
供田 四郎:「取材中に、相手が突然消えたんだ。そ、それで、変な声が聞こえてきて…」
榊秋子:「アンタが怪しいのはいつものことだから安心して、ちゃんと聞くから」
榊秋子:「変な声?」
KP:話し始めると、堰を切ったように供田は言葉を紡ぎます。その顔は蒼白を通り越して真っ白になっています。
桐山 和彦:「行方不明事件と同じようなことが」
供田 四郎:「慌てて逃げ出したら…その後…」
KP:ゴクリ、と生唾を飲み込み
供田 四郎:「…これ見よがしに情報提供者の、あの、木乃伊みてえな身体が…糞ッ…お、俺は、俺は止めねえからな!」
榊秋子:「待って待って、急に情報が増えたわね」
桐山 和彦:「…これ以上話をするならば場所を変えませんか?」
KP:言っているうちに興奮してきたのか、供田は半狂乱状態で叫びます。
供田 四郎:「後少し、後少しで特ダネが手に入るんだ…こんなところで…」
榊秋子:CCB<=71 【精神分析】
Cthulhu : (1D100<=71) → 31 → 成功

桐山 和彦:「一旦落ち着ける所で話を聞きましょう。ですから供田さん落ち着いて」
榊秋子:「落ち着いて、私の目を見ながらゆっくり息をして…」
KP:ふむ、では榊さんの声に、供田は幾分、冷静さを取り戻したようです。
榊秋子:「吸って…はいて… 吸って…吐いて…」背中を擦りながら
供田 四郎:「っは…ああ、ああ、すまねえ。すーはーすーはー」
桐山 和彦:「ひっひっふーひっひっふー」
榊秋子:「とりあえずこんな襲われそうな場所で聞く話じゃないって桐山さんも言ってるわ ちょいと帰りましょ」
榊秋子:「何生むきよ」
桐山 和彦:「特ダネとか…」
供田 四郎:「あ、ああ。そう、そうだな…」
KP:供田は何とか落ち着きを取り戻し、皆さんについていく気になったようですね。
KP:さて、そうですね…では皆さん、ここで《聞き耳》をどうぞ。
榊秋子:CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 74 → 成功

桐山 和彦:CCB<=70 [聞き耳]
Cthulhu : (1D100<=70) → 76 → 失敗

山本 弓子:CCB<=80 《聞き耳》
Cthulhu : (1D100<=80) → 44 → 成功

KP:__なるほど。
KP:では、聞き耳に成功した榊さん、山本さん
KP:お二人は、何も無いはずの周囲から、ぼそぼそと、呟くような声を聞きとります。
KP:BGM:COUNT DOWN
KP:否、それは声だろうか?或いは獣の唸り声?そのどちらにも思える。
榊秋子:「!?」
山本 弓子:(!?)
KP:どちらにせよ、その音は、精神にこびりつくような不快さと、冒涜的な響きを伴っていた。
山本 弓子:(なにっ?何なの?)
榊秋子:「何か…居る!」
桐山 和彦:ああ?あんだって?
榊秋子:「居るっつってんのよジジイ!」
KP:__そして、その音は、皆さんの頭上から聞こえてきます。
榊秋子:「上よ!!!」 慌てて後ろに転げる
山本 弓子:(・・・上?)
桐山 和彦:「痛ったあ!居る!居るというのは!?」動きに追従しましょう
供田 四郎:「…ひッ!?」
榊秋子:「退避!!」
KP:その声が聞こえたのか、目を一杯に開き、元々青白い顔を更に白くして、供田は踵を返します。
KP:しかし、皆さんが頭上を振り仰いでも、そこには何も見えません。裏路地の薄暗く、狭い空が見えるだけです。
供田 四郎:「…くそッ!来た、アレが来た!畜生!何で、俺が…ッ!」
榊秋子:「ちょっと! アレって何よ!」
KP:何事かを喚き散らしながら、表の通りへ
KP:五歩、六歩
山本 弓子:(何も見えないけど・・・供田さんには見えている・・・?)
KP:__駆け出したところで、突然、ドスン!という大きな音とともに、供田は勢いよく倒れ込みます。
山本 弓子:(何があるっていうの?)
榊秋子:「…えっ?」
桐山 和彦:「一体、何が聞こえ…?…っ」
KP:___否
KP:それはただ倒れ込んだのではありません。
供田 四郎:「…あ、カッ…!?」
KP:よく見ればその腕と脚は奇妙な方向に折れ曲がり、
KP:口からは赤い物の混じった泡を吹き出しながら、
KP:恐怖と絶望に歪んだ表情で、ガクガクと痙攣しているのが分かるでしょう。
山本 弓子:(───ッ)
山本 弓子:「さすがに危ないわね!」と物陰から飛び出る
榊秋子:「な!? 供田さん!?」
桐山 和彦:咄嗟に供田を襲った何者かの姿を見出そうとしますが
山本 弓子:「供田さん!いったいどうしたの!?」と呼びかける
桐山 和彦:何も見えない?
KP:桐山さんは目を凝らしますが
榊秋子:「何も…いないのに!?」
KP:供田に襲いかかる何者かの姿を認識することはできません。
KP:ただ、
KP:供田の周囲の地面がぼこりと、ところどころ、尖った柱のようなものが刺さったように窪んでいるのが分かるでしょう。
山本 弓子:「どう・・・なって・・・?」
KP:その窪みは、ぼこり、ぼこり、と。まるで何者かが足を打ち鳴らすかのごとく、
榊秋子:「はっ、供田さんを助けないと!」
KP:ドンという音とともに連続して地面に突き立っていきます。
桐山 和彦:「何も見えないが…確かに何かいる…」
榊秋子:「と、とりあえず見えないけどデカイし当たるでしょ!!!」
榊秋子:なんか投げたいんですが
桐山 和彦:近くになる何かを投げたいね
榊秋子:CCB<=85 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=85) → 65 → 成功

桐山 和彦:CCB<=75 [幸運]
Cthulhu : (1D100<=75) → 80 → 失敗

KP:ふむ、では《幸運》で成功したらなにか投げられるものがあったことにしま…した!
桐山 和彦:やっぱ80ないとだめだな!
山本 弓子:CCB<=50 《幸運》
Cthulhu : (1D100<=50) → 14 → 成功

榊秋子:「植木鉢! これなら!」
榊秋子:CCB<=50 【投擲】
Cthulhu : (1D100<=50) → 16 → 成功

榊秋子:「ジョイヤー!!!」
山本 弓子:「これくらいの石ころなら」
山本 弓子:CCB<=25 《投擲》
Cthulhu : (1D100<=25) → 45 → 失敗

KP:相手は、その不可視の何かは回避はしません。
KP:ではダメージ算出をどうぞ。
榊秋子:「空中で砕けた! やっぱりなんか居る!」
桐山 和彦:「やはり、見えないだけで実体はあるのか!」
榊秋子:1d ダメージ
Cthulhu : (1D6) → 3

KP:植木鉢は…そうですね。1d6としましょうか
KP:なるほど。では植木鉢が空中で、何かに当たったように弾け飛びます
KP:ですが、供田にかかる圧力は減じた様子はありませんね。
榊秋子:「でもダメー!! もっと投げてなんか!!」
KP:では、皆さんがそうして不可視の何かに必死の抵抗をしているのですが、
桐山 和彦:「投げるもの…何か…有効そうな…!」
KP:ひゅるるる、と、まだ寒い冬の木枯らしが吹き
榊秋子:「火は!?」
山本 弓子:「ライターなら!」
榊秋子:「でかした!」
山本 弓子:「でも供田さんも燃えちゃうよ!」
KP:木枯らしに乗せて舞った土煙の中に、歪ななにかの影が、薄っすらと浮かび上がります。
榊秋子:「中止ー!」
桐山 和彦:「ちゅ、中止!」
KP:その影は、人間の身の丈を遥かに超える巨躯を持ち。
山本 弓子:「・・・何か見える!」
KP:地面に倒れ込みながら、必死にどこかへ逃れようとする供田の首筋に、
桐山 和彦:「大きな、あれは…?」
榊秋子:「…お、大きい… 思ってたよりはるかに!」
KP:何か太い幹のようなものを振り下ろします。


KP:___血飛沫
山本 弓子:「・・・あっ・・・ああ・・・」
供田 四郎:「ガッ、ごっ、ぼ・・・」
榊秋子:「……なんて、こと…」
桐山 和彦:「………ッ」
KP:供田の四肢が、力なく、動きを無くし、
KP:ぴちゃ、じゅぶ、ごきゅり…
KP:続いて聞こえてきたのは、湿った音と、液体が跳ねる音、そして、何かを嚥下する音
KP:その音は、間違いなく、目の前で潰れ、血を流している供田の方から聞こえてきます。
KP:皆さんは直感するでしょう。眼の前にいると思われる、不可視の何かは、哀れな犠牲者の血を吸い上げているのだと。
桐山 和彦:「…これが…これで…ああいった木乃伊が出来上がる…と…」
KP:___さて、
KP:皆さんそろそろ、勘付いておられるかと思いますが。
榊秋子:「…干からびるのはああ言う理由ね」
KP:SANチェックのお時間でございます!
山本 弓子:「・・・うっ」
KP:まず、不可視の怪物を目撃した探索者は、1/1d8のSANチェック
桐山 和彦:「…う…ぷ」
榊秋子:CCB<=85 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=85) → 75 → 成功

山本 弓子:1D100<=50 《SANチェック》
Cthulhu : (1D100<=50) → 10 → 成功

桐山 和彦:CCB<=75 [SANチェック]
Cthulhu : (1D100<=75) → 8 → スペシャル

KP:ふむ、皆さん1減少のみですね。
KP:ですが、
KP:続いて、親しい知人が貪り食われる凄惨な光景を目にした探索者は0/1d6のSANチェック
榊秋子:CCB<=84 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=84) → 53 → 成功

山本 弓子:1D100<=49 《SANチェック》
Cthulhu : (1D100<=49) → 54 → 失敗

山本 弓子:1D6 SAN減少
Cthulhu : (1D6) → 4

桐山 和彦:CCB<=74 [SANチェック]
Cthulhu : (1D100<=74) → 61 → 成功

KP:ちなみにこれらの判定は別々の判定として扱いますので、合わせて5以上でも一時的狂気にはなりません。
桐山 和彦:「天狗じゃなかった…ですな…」
KP:__さて、どうしますか?
榊秋子:「言ってる場合じゃないわね」
山本 弓子:「うっぷ・・・」口を押える
桐山 和彦:「実体のある、現実に存在する怪物・・・となれば」
KP:どうやら不可視の怪物は、未だ哀れな供田の肉体を貪るのに夢中なようです。
桐山 和彦:「撤退です、こちらに興味が剥く前に」
榊秋子:「ごめんね、供田さん… 仇は取るわ…!」
山本 弓子:「・・・えぇ、わかりました」
桐山 和彦:「供田さん…申し訳ありません…」
桐山 和彦:その場を離れましょう
榊秋子:「急ぎましょう」
山本 弓子:「・・・私達の命が最優先ということで逃げましょう」
KP:___はい
榊秋子:路地を逆方向に撤退
KP:怪物はいま、皆さんに興味を向けていません。なので、無事逃げおおせることができますよ。
KP:そして、榊さんと山本さんは、走り去る途中で、怪物のぼそぼそという声が何を言っているのか明確に聞き取ってしまいます。
KP:「イア イア ングアア ンンガイ・ガイ!
KP:イア イア ンガイ ン・ヤア ン・ヤア ショゴグ フタグン!
KP:イア イア イ・ハア イ・ニヤアイ・ニヤア ンガア ンンガイ ワフル フタグン ヨグ・ソトオス!
KP:ヨグ・ソトオス!イア!イア!ヨグ・ソトオス!オサダゴワア!」
KP:その言葉は、冒涜的な響きを持って、逃げおおせた皆さんの耳にも、ねっとりと残り続けることでしょう。
KP:__では、少し時間を進めましょう。
KP:BGM:off


KP:BGM:THE THIRD MELT
KP:では、皆さんは、何処をどう走ったのか。
KP:気がついた時には、人通りの多い駅の前まで、戻ってきています。
榊秋子:「はーっ、はーっ…!」
山本 弓子:「・・・っ」
山本 弓子:息を整えてる
桐山 和彦:「はあ……すぅ…ふぅ」
榊秋子:「逃げ切った… みたいね?」
桐山 和彦:「追ってはこないようで…」
KP:はい、周囲に、あの不快な響きのする声はありません。
山本 弓子:「そうみたい・・・ですね」
山本 弓子:「一体なんだったんでしょうあれは」
桐山 和彦:「…ふぅ…なんとも」
KP:しかし、一度あの不可視の怪物に遭遇してしまった皆さんは、もしかしたらアレがまだ何処かから覗いているのではないか?という感覚を拭い去ることはできないでしょう。
榊秋子:「とんでもないものを見ちゃったわね…」
桐山 和彦:「少なくとも自分の生きてきた中で見たことはないもの…ですな…」
山本 弓子:「・・・見えない何かに襲われたらひとたまりもありませんね」
榊秋子:「あんな大きなの、動物園の象以外に見たことないわ」
KP:__さて、皆さん。これからどうしますか?
桐山 和彦:「しばらくしたらあそこが第二の事件現場という事になるんでしょうか」
山本 弓子:先に警察へ向かい先生と合流したいかなと思いますが
榊秋子:「同じような殺人がほとんど同じところで起きたことになるでしょうね」
桐山 和彦:「…ともかく。調査の結果を工藤氏に伝えに行きましょうか」
KP:なるほど。では警察署に向かう、ということで。
榊秋子:「問題は本人が警察署にいることだけどね…」
桐山 和彦:「用事が終われば工藤氏も出てこられるでしょうし」
桐山 和彦:「そもそも何もやましい事はない訳ですし」
山本 弓子:「まずは先生に話を伝えておきたいかな」
榊秋子:「そうねえ、行きましょうか」
KP:はい


KP:BGM:オ菓子好キ好キ
KP:それでは、時間を暫く経過させて警察署です。
KP:なお、警察署の画像は用意しておりませんのでご容赦を。
KP:不定の狂気はリセットしてもらってOKです。
KP:警察自体は、この時代にもきちんと国の治安維持機関として機能しています。
KP:しかし、暴力団やその他大規模犯罪組織に対して対抗するには戦力が足りず、
KP:度々GHQの憲兵に協力を要請したりしていたようです。
KP:さて、それは置いておいて、今の状況ですが。
KP:工藤探偵に合うのであれば、彼は警察署のロビーで、知り合いと思しき刑事と何か話をしているようです。
KP:皆さんに気づくと、会話を中断して寄ってきますよ。
山本 弓子:「・・・先生」
工藤 一:「…おいおい、どうしたお前ら。ずいぶん早いじゃないか」
榊秋子:「戻ってまいりました~」
桐山 和彦:「ええ、色々と調査はできましたがその…」
山本 弓子:「えぇ・・・ちょっと問題がありまして」
工藤 一:「…問題?どうした、何かヤバイことにでもあったのか」
工藤 一:「怪我とかしてねえだろうな?」
榊秋子:「ここで話すのはちょっと…ね…」
山本 弓子:「ちょっと落ち着ける場所で話しましょう、あまり邪魔の入らないところで」
工藤 一:「…なるほど。なら、ちっと河岸を変えるか」
山本 弓子:「なら事務所へ一旦戻りませんか?」
榊秋子:「そうね、一旦落ち着きたいわ」
工藤 一:「おう、分かった。戻るころには丁度約束の集合時間だろうしな」
桐山 和彦:「ええ、自分も…そうですね。」
KP:では、皆さんは電車に乗って、工藤探偵事務所まで戻ってきました。
榊秋子:「ふう、帰ってこれた…」
榊秋子:「人通りない場所がおっかなくてしょうがないワ」
KP:ちょうど店先に出ていたあさひが、皆さんに気づいたのか声をかけてくれますね。
桐山 和彦:「やっと、腰が落ち着ける…」
山本 弓子:「えぇ・・・やっと落ち着ける」
居鳥 あさひ:「あら、おかえりなさい」
榊秋子:「あら、あさひちゃん ただいま」
榊秋子:「婦人会どうだった?」
桐山 和彦:「ただいま戻りました」
居鳥 あさひ:「あら、婦人会は明日ですよ榊さん。ふふ」
桐山 和彦:張っていた緊張の糸が切れてぐったりと壁にもたれてます
榊秋子:「明日だっけ、はぁ…もう一日経ってた気がしたわ」
山本 弓子:同じく椅子に座ってぐったりしてる
居鳥 あさひ:「あら、皆さん随分お疲れですね…今日は早めに休んだほうが良いわ。あとでお茶を入れてあげますから、少し休んでいたら?」
山本 弓子:「すいません、ありがとうございます」
桐山 和彦:「ええ、お気遣い痛み入ります」
榊秋子:「ありがとう 優しさが染みるわ…」
居鳥 あさひ:「いえいえ。こんなことしかできなくて…」
KP:と、あさひがふと気づいたように言いますね。
居鳥 あさひ:「…そういえば工藤さん。少し前に供田さんがいらしてましたよ」
榊秋子:「!」
工藤 一:「ん?供田が?」
山本 弓子:「!何か言ってましたか!?」
榊秋子:「そして性格にはどれぐらい前それ!」
桐山 和彦:「…何時間ほど前でしょうか」
榊秋子:正確
居鳥 あさひ:「え、いえ。確か…『供田はいますか?』とか『何でこんなに間が悪いんだアイツは』とか、そんなことをおっしゃっていたけれど」
KP:ごめん「工藤はいますか」です
桐山 和彦:ばっかもーん!そいつが供田だ!
居鳥 あさひ:「時間は・・・3時間くらい前かしら」
KP:せやな!!
KP:どうやら皆さんに会う前のことのようですね。
山本 弓子:「私達に会う前にここに・・・?」
榊秋子:「そうか…こんなところで足取りが…」
山本 弓子:「それ以外には何も言ってなかったですか?」
居鳥 あさひ:「え、そうね・・・たしか・・・」
居鳥 あさひ:「『工藤がいないなら仕方ない、鍵探すついでに、あの女にも…』とか、そんなことおっしゃっていたわ」
居鳥 あさひ:「随分慌てていらした様子でしたけれど、何かあったのかしら」
榊秋子:「女…」
山本 弓子:「女・・・?」
榊秋子:「第三者の登場ね」
山本 弓子:「女っ気なんてなかったと思うんだけど・・・」
桐山 和彦:「そういうお店の…ではなさそうですね」
工藤 一:「…何なんだ、アイツ。また何か厄介事にでも首突っ込んでるのか?」
山本 弓子:「その話は後でしますので」
榊秋子:「今はちょっと落ち着きましょう… そしてちょっと思考しましょう…」
桐山 和彦:「供田さんの知り合いで、お金関係では無いとすると…情報提供者とか…」
工藤 一:「ん、ああ。分かった。じゃあ上がるか」
桐山 和彦:「…考えるのは後か。集まった情報を纏めたいですな」
榊秋子:「あ、はーい」
山本 弓子:「はい、情報をまとめましょう」
榊秋子:「あさひちゃんありがと! お茶美味しかったわ!」
居鳥 あさひ:「いえいえ、お粗末さまでした」
山本 弓子:「ごちそうさまでしたー」
KP:では、皆さんは階上に上がり、事務所で話をする、ということで。
桐山 和彦:「ご馳走様でした」
工藤 一:「・・・それじゃ、話を聞かせてもらおうか」
山本 弓子:「はい・・・実は供田さんが・・・」
山本 弓子:かくかくじかじか
榊秋子:まるまるのうまうま
工藤 一:「………」
桐山 和彦:しかくいきゅーぶ
榊秋子:「ともかく、供田さんが眼の前で殺されたってことは間違いないわ」
KP:話す内容は全部洗いざらい、ということでよろしいですかね?
山本 弓子:私はそれでいいと思いますが
榊秋子:イイヨ!
桐山 和彦:不安はありますけどそれで!
どどんとふ:「KP」がログインしました。
榊秋子:おかー^^
KP:ただいまー
桐山 和彦:「思っていた以上に…その…現実離れした話ではありますが…」
山本 弓子:「何が起こったのかわかりませんでしたが・・・超能力とか超スピードとか・・・よくわからない感じの」
榊秋子:「一応見えないだけで、ものは当たるみたいだけど…」
榊秋子:「バカでかい怪物ね」
KP:では、工藤探偵は皆さんの話を黙って聞いた後、
工藤 一:「…冗談…では…なさそうだな」
KP:と念を押します。
KP:さて、では事件のあらましを隠さず伝えたということで、工藤探偵もSANチェックしておきましょうか。
山本 弓子:「一瞬だけ土煙で姿が見えたんだけど・・・あんなものみたことない」
山本 弓子:ガクガクブルブルしながら話してます
桐山 和彦:「ええ、そこは誓って」
KP:不可視の怪物、供田の死、ということで、0/1を2回ですかね
榊秋子:「植木鉢をぶん投げて当てたもの、嘘でも幻覚でもないわ」
KP:シークレットダイス
KP:シークレットダイス
KP:ふむ、では工藤探偵は落ち着いているようです。
工藤 一:「…なるほど」
工藤 一:「…正直、俄には信じられねえ話だが、お前らがそんだけ必死に言うんだ」
工藤 一:「信じるよ」
山本 弓子:「先生に嘘なんてつきませんよ」
榊秋子:「それに…遺体は多分残ってるんだからきっとまた羽佐間さんのとこに担ぎ込まれるんじゃないかしら…」
桐山 和彦:「そういえば先生の方は何か進展はありましたか?情報などは」
工藤 一:「…なるほど。後で先生にも確認をとっておかないとな」
工藤 一:「…ああ、そうだな。俺の方の収穫だが」
KP:と言って、工藤探偵は集めてきた情報をざっと説明してくれます。
KP:具体的には以下のような情報ですね。
KP:・今回の事件で行方不明になった正確な人数は不明だが、前後の状況からして10人近くの人間がいなくなっている可能性がある。
KP:・しかし、遺体が発見されたのは羽佐間医師の診療所に担ぎ込まれた1件のみ。
榊秋子:「じゅ、10…」
KP:・警察では、この事件が連続したものかどうか、確証が持てないでいるらしい。
榊秋子:「そして遺体はしっかり残さず食べられちゃうわけか… うっへえ…」
山本 弓子:「なのに発見された遺体は一人のみ・・・」
KP:・遺体の一部が見つかった、というような通報があったこともあるようだが、実際に現場に向かうと発見できなかった。
桐山 和彦:「見つかる見つからないの差は一体…」
榊秋子:「供田さんのも見つかんないかもしれないわね…」
桐山 和彦:「…そうですね」
榊秋子:「近くに人がいたことかなあ…?」
KP:・また、発見された遺体の現場から、慌てて逃げ出す眼鏡で痩せ型の男が目撃されている。
榊秋子:お前かよ!!!!!!!!!
桐山 和彦:「ああー…」
山本 弓子:「なるほどですね」
榊秋子:「そのツレは供田さんだったのか…」
工藤 一:「さっきの話からするに、その干からびて死んだやつの連れってのが供田だったんだろうな」
桐山 和彦:「供田さんの言っていた話がそれ、と…」
工藤 一:「そういうことだろうな」
榊秋子:「いろいろわかったけど、供田さんが言ってた『女』が一人も捜査線上に浮かんできてないわね…」
山本 弓子:「そうだね、その人にも話を聞いてみたいところですね」
榊秋子:「あ、私じゃないからね、噂話は好きだけどさ」
桐山 和彦:「供田さんの話が本当でしたらその…家の鍵で」
桐山 和彦:「家探しをする事は出来そうですが…」
榊秋子:「ああ…調べに行ってみる?」
工藤 一:「供田が会おうとしてた女、ねえ。俺もアイツが頼ろうとする女なんて覚えがねえな」
桐山 和彦:「死人に口なし、語ってもらえない以上残ったものから痕跡を探るしかありませんし」
山本 弓子:「でも、もうすぐ夜になっちゃうから今から行くとじっくり調べることはできないかも」
工藤 一:「…まあ、この際仕方ない。貸した金チャラにしてやる代わりだ。少しくらい家探ししてもアイツも文句は言わねえだろ」
榊秋子:「そうね、というか夜人通りが減った場所なんか絶対歩きたくないわ」
榊秋子:「基本というか絶対明るい時間に行動するべきよ」
桐山 和彦:「目撃者、という線で狙われたのであれば他人事ではないですからなぁ」
山本 弓子:「じゃあ明日調べるという事にしましょう」
工藤 一:「…ま、そうだな。お前らも大分疲れてるだろ。一晩しっかり休んでおいた方が良い」
山本 弓子:「はい・・・今日は疲れました」
KP:では、皆さんは津波のように過ぎ去っていった今日を振り返りながら、家路につくことでしょう。
榊秋子:「今日は泊まる!!!」
榊秋子:「しばらくお休みいただくわ!!」
桐山 和彦:「思考を手放して泥のように眠りたい…」
KP:…では、家路につかずに事務所で静かに眠りに落ちることでしょう。
榊秋子:「ワガハイ…今日からあなたは行方不明よ…私はそれを探してることにするから…zzz…」
桐山 和彦:ワガハイ布団の上で丸くなってますよねそれ
榊秋子:彼女は賢い子よ
工藤 一:「おいおい・・・まあ、無理もねえか。布団出してやるから少し待ってろ」
桐山 和彦:寝てる秋子さんの上で寝てて重みで悪夢見そう
榊秋子:いつもせんべい食いながら占領してるソファで寝てる
山本 弓子:「あっ私も手伝います」
桐山 和彦:「…お泊り会の様相ですな」
KP:そうして、騒がしくも、どこか不安を抱えた工藤事務所の夜は更けていきます。
KP:~月の虚~
KP:次に目を覚ますと、また目まぐるしく、
KP:狂気と猟奇に満ちた事件が、皆さんを待っていることでしょう。
KP:それでは、また次回。
KP:この戦争の名残残る東京で、またお会いしましょう。
山本 弓子:お疲れ様でしたー
桐山 和彦:お疲れ様でした!
榊秋子:お疲れ様でした!


KP:BGM:オ菓子好キ好キ
KP:前回の向日葵は、供田が殺され、探偵事務所でお泊まり会を開いた所でしたね。
KP:今回はその翌日から再開していきます。
山本 弓子:はーい、よろしくおねがいしますー
榊秋子:よろしくね~
桐山 和彦:いえーす、よろしくお願いします
KP:はい、こちらこそよろしくお願いします。
KP:では、翌朝ですが、皆さん、供田の家に家探しに行く、ということで宜しいですか?
榊秋子:はい
山本 弓子:そうですね、それでよいかと
榊秋子:手がかりそれしかねえしな今!!
桐山 和彦:行くなら早い方がいいさ!
山本 弓子:では早速向かいましょうか
KP:では、供田の家に向かった場面から進めていきましょう。
榊秋子:はぁいー
桐山 和彦:また変な唸り声が聞こえかねないですからな
榊秋子:「あーあ、眠いワ…」 あくびをしながらてくてく歩く
KP:では、皆さんは探偵事務所を出て、供田の家に向かいます。
KP:事務所を出る時、向日葵食堂の玄関口に「本日休業」の立て札があることに気がつくでしょう。
山本 弓子:「普段と違うところだと寝にくいですよね」
山本 弓子:「あれ?今日は休業するんですね」
KP:昨日聞いたとおり、今日は向日葵はお休みのようです。
榊秋子:「それに昨日のアレが夢に出てきてね… 飛び起きたのヨ」
榊秋子:「ああ、婦人会に出るって言ってたわね」
桐山 和彦:「ふむ、婦人会に行くといっておりましたね」
山本 弓子:「あぁそうでした、すっかり忘れてた」
榊秋子:「彼女が一体誰の悪口をいうのか気になるわあ」
桐山 和彦:「婦人会とはそんな井戸端会議のような…」
工藤 一:「そうか、向日葵は休みか・・・仕方ねえ。道すがらなんか適当に食ってから行くか」
榊秋子:「そこそこ年増の女しかいないのよ? 他人の悪口か噂話しかしないわ」
山本 弓子:「そうしましょうか、何かいいところがあればいいんですけどねぇ」
榊秋子:「やったー、おごりね!」
榊秋子:「工藤さんの」
桐山 和彦:「…男児には分からない世界ですなぁ。まさに大奥」呟くように
工藤 一:「…けっ、しっかりしてんなあ」
榊秋子:「女中ですもの~」
桐山 和彦:「これは今後先生も尻に敷かれそうだ」
桐山 和彦:弓子ちゃんをみやり
山本 弓子:「そうできるといいのですけどねぇ」
工藤 一:「外食券食堂か・・・それともいっそ闇市でなんか買うか・・・」
榊秋子:「むしろしっかり敷いてないとすぐフラフラどっか言っちゃうわよこの男」
工藤 一:「自由人と言ってくれ」
榊秋子:「プー太郎」
山本 弓子:「あまり自由に生きられるとついていくのが大変ですよ」
工藤 一:「仕事はあるぞ。お陰様でな」
榊秋子:「ワガハイ… ちゃんとお留守番できるかしら…」
山本 弓子:「帰ってきたら抜け出してたりして」
榊秋子:「ただでさえバケモンうろついてるのに勘弁してほしいわね」
桐山 和彦:「事務所で帰りを待っている事を祈りましょう」
KP:さて、そんな会話をしつつ、皆さんは適当に食事を済ませて供田の家がある渋谷区の方へ向かいます。
榊秋子:「とりあえず食券は向日葵用にとっときましょー 闇市生きましょ闇市」
榊秋子:「さて、供田さんは一体どんなオタク」
榊秋子:「に住んでいたやら」
山本 弓子:「さぁ私も行った事ないので知りませんね」
工藤 一:「ふん、普通の小汚え家だよ」
KP:供田の家は、渋谷駅にほど近い田中稲荷神社の直ぐ側にあります。
KP:戦争で燃え残ったと思しき木製の集合住宅ですね。
KP:あちこち黒く焦げていたり、壁が剥がれたりしているようですが、人は一応住んでいる様で、洗濯物が風になびいているのが見えますよ。
榊秋子:「ああなるほど、よく見るうなぎの寝床ネ」
桐山 和彦:「まあ、住めば都といいますし」
榊秋子:「実家がこんな感じだったわ~ もうないけど」
桐山 和彦:「さて、お宅を拝見」
KP:あちこちに物が置かれ、表札も掲げてないような家も何件かあります。
KP:ただ、玄関口に南京錠なんてものを掛けている家は一件しか無いので、彼の家はすぐに見つかりますよ。
榊秋子:「あ、南京錠かかってるわね、あの家」
山本 弓子:「じゃあそこが供田さんの家ですね」
榊秋子:「早速開けて入りましょう」
桐山 和彦:「南京錠様様ですなぁ」
山本 弓子:「あんな事があった後だから警戒していきましょう」
榊秋子:「む、確かに…」
山本 弓子:「何が飛び出てくるかわからないですし」
KP:「なるほど、確かにな」
榊秋子:「私の鍛えに鍛えた地獄耳で中の音を探ってみましょう」
KP:と工藤探偵も同意します。
山本 弓子:鍵を開ける前に一応《聞き耳》いいですか
榊秋子:同じくー
KP:なるほど。では《聞き耳》判定をどうぞ
榊秋子:CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 39 → 成功

山本 弓子:CCB<=80 《聞き耳》
Cthulhu : (1D100<=80) → 1 → 決定的成功/スペシャル

桐山 和彦:流石助手
桐山 和彦:CCB<=70 [聞き耳]
Cthulhu : (1D100<=70) → 15 → 成功

榊秋子:1クリ・・・だと・・・
KP:おお、素晴らしい。
山本 弓子:割と無駄なクリティカルな気もする
KP:では、室内から怪しい音は一切しないと分かっていいです。
KP:ただまあ、安普請のせいで隙間風みたいな音は聞こえるかもしれませんが
山本 弓子:「変な音はしないですね・・・入ってみましょうか」
榊秋子:「隙間風だけね、開けちゃってー」
山本 弓子:では鍵を開けます
KP:はい、では皆さん扉を開けて中に入る、と。
KP:ちょっと室内の画像は用意してないのでこのままで。
KP:戸を開けて部屋に入ると、物は少ないが、部屋の中は主の性格を表すように雑然としています。
榊秋子:「うわっ、汚っ」
工藤 一:「…相変わらず汚え部屋だなぁ」
山本 弓子:「うわぁ・・・これは探し物をするのも一苦労だなぁ」
桐山 和彦:「まさかここまでとは…」
KP:描写を続けますね。
榊秋子:「こんなにもお掃除したくなる部屋は工藤さんの部屋以来だワ」
KP:資料とも趣味ともつかない怪しげな本の並んだ棚、
KP:原稿のようなものが放置されている机、
KP:丸められた紙が乱雑に投げ込まれたゴミ箱などが無造作に置かれています。
KP:その辺りに、取り込んだまま放置された衣服が投げ散らかされている。
工藤 一:「そりゃどーも」
山本 弓子:「先生の部屋は私が定期的に綺麗にしているから大丈夫です!」
榊秋子:「アレでか… ともかく、調べてきましょうか」
KP:ざっと見た範囲で目に入るのはそんな悲しい一人暮らしの男の部屋ですね。
桐山 和彦:「うーむむ。取り扱っていた仕事がかかわっているとすれば机、でしょうか」
榊秋子:なるほどなあ
桐山 和彦:「…どこが机だか皆目見当が…」
山本 弓子:「ちょっと先生が散らかすスピードについていけないだけです」
榊秋子:「じゃあ私服片付けるわね ついでにポケット弄るわ」
山本 弓子:「私も一緒に机を捜します」
工藤 一:「…俺はざっと周囲に聞き込みでもしてくるかね」
榊秋子:「…一人で大丈夫?」
榊秋子:「またアレが出たらいくらアンタとはいえ」
桐山 和彦:「集合住宅ならば何か聞ける話があるかもですね」
工藤 一:「…ふん、これでもあの地獄のマニラから生き延びたんだぜ。心配すんな」
山本 弓子:「でも危なくなったらすぐに逃げてくださいね」
榊秋子:「なんか変な音聞こえたらすぐ逃げるのよ!
工藤 一:「…わかってるって」
山本 弓子:「・・・やっぱり先生だけだと心配なので私もついていきますよ!」
榊秋子:「(おっ)」
山本 弓子:「先生はアレを体験してないからどれくらい怖いかわからないでしょうし」
工藤 一:「おいおい、お前まで子供扱いか?…まあ、いいか」
山本 弓子:「それに先生一人で聞き込みするよりは効率がいいと思うので」
桐山 和彦:「一人離れるよりは二人一組で行動という訳ですなぁ」
山本 弓子:「そういうこと!」
榊秋子:「そうねー、男女でちょうど別れられるし、いい塩梅ね」
KP:では山本さんは工藤探偵と一種に聞き込みに回るということで。
KP:まずは室内の探索組から描写していきましょうか。
山本 弓子:それでお願いします
榊秋子:はーい
桐山 和彦:はいな
榊秋子:探索技能あるよね桐山さん
KP:では室内組。
桐山 和彦:目星は50だ…
榊秋子:「さて、改めて…何処から手を付けましょうかね?」
榊秋子:うーん、ハルシさんだとなあ…
山本 弓子:半分も成功するぞ
桐山 和彦:半々だよ
榊秋子:100以外信用してはならん
桐山 和彦:わかる
KP:まあまあ、そろそろ桐山さんも出目が良くなってくるはずですよ。たぶん
榊秋子:本棚魔導書かなぁ
桐山 和彦:「この積みあがってるゴミ箱も気になりますが…」
桐山 和彦:「本命の原稿に目を通してみますか」
榊秋子:「男のゴミ箱か… よろしく桐山さん!」
榊秋子:「あ、確かに そっち先のほうが良さそうね」
榊秋子:現行を調べる場合は、図書館でしょうか
榊秋子:原稿
KP:はい、原稿を調べる場合は、母国語or図書館で判定していただきます。
桐山 和彦:「ゴミ箱の方も承りました!…ふむ、とりあえずこれを」
KP:雑多な原稿を読み進めて有用な情報を探す、というところですね。
桐山 和彦:CCB<=65 [母国語]
Cthulhu : (1D100<=65) → 54 → 成功

桐山 和彦:(図書館初期値だった)
榊秋子:草
榊秋子:図書館と母国語って、分かる内容別かな?
KP:いえ、情報はどちらでも同じです。
桐山 和彦:これは本棚を任せてゴミ箱漁るしかない
榊秋子:じゃあそっち任せて、本棚あさるか
榊秋子:図書館であろう? そうであろう?
KP:では本棚の方の判定を先にやってしまいましょう。
榊秋子:はーい
榊秋子:CCB<=60 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=60) → 38 → 成功

KP:そんな、本棚だからって図書館とは限らな図書館です
榊秋子:60もヒヤヒウアしちゃうぜ
KP:成功ですね。
桐山 和彦:図書館かもしれなかった
榊秋子:やはり図書館かもだぜ
KP:では、まず原稿の方から情報を開示していきましょう。
KP:桐山さんは、雑多な原稿の中で、「光世婦人会」と書かれた記事に目が留まる。
榊秋子:あっ
KP:そこだけ、書かれた文章に鉛筆で小さく○が付けられているのです。
KP:内容としては、
KP:『光世婦人会とは、戦争で伴侶を亡くした未亡人たちを中心とした互助組織で、渋谷を中心とした東京の一部地域で活動しているらしい。
KP:元々は同じ心の傷を抱えた者同士で、悩みを相談したり、情報を共有したりする程度の場だったのだが、
KP:最近では渋谷区内の建物を一つ買い取って、そこを拠点として読書会や食事会なども行っているらしい』
KP:といった概説が書かれており、
KP:その横に後から付け足したように「光世婦人会 傷ついた淑女たちの療養所か、それとも浅ましき禁断の園か」といった扇情的な見出しらしきものが書かれています。
桐山 和彦:「婦人会…丁度今日あさひさんも参加しているそうですなぁ」
KP:判定するまでもないですが、供田の字ですね。
榊秋子:「なによー そんなに来たいなら来ればいいじゃない かわいがってもらえるわよー」
榊秋子:「桐山さん ほどほどに男前だから、奥様方の妹さんとか紹介してもらえるわよ多分」
榊秋子:本棚ごそごそしながら聞こえたことに反射的に話返す
桐山 和彦:「いっ、いえ、供田さんが書かれた原稿がそういったものでしてですね!」
榊秋子:「へぇー、あんな井戸端会議の取材なんかしてどうしようってのかしら?」
桐山 和彦:「そういった場に自分が向かうのは…!」しどろもどろ
榊秋子:ごそごそと時々本のホコリを落とし整頓しつつ本棚をいじくり回す
KP:桐山さん、あれですね。初心ですね。
KP:さて、続いて本棚の方ですが
榊秋子:「…ほんとかわいいわねー 桐山さんたら」
KP:眉唾を通り越して最早映画の宣伝かと思うような怪しげな話の書かれたカストリ雑誌や、
KP:過激過ぎて今の世の中でも発行を止められるのではと思うような猥雑な冊子の間に、
KP:「トクインの巫女」というものについてまとめた資料があります。
桐山 和彦:「お恥ずかしい限りです」
榊秋子:「『GHQと731部隊は結託していた!?』 『屯田兵と阿寒湖の怪物の死闘!』」
榊秋子:「…ひどいわね」
榊秋子:「ん? 巫女?」 調べるよ
KP:はい。ではその資料ですが、
KP:それは、様々な噂話や、実地での調査結果などをまとめた内容で、
KP:嘘か真か?未来を見通す「トクインの巫女」というようなアオリ文が書かれています。
KP:内容としては、
KP:『最近、新宿2丁目の辺りで評判になっている「トクインの巫女」という女がいるらしい。
KP:彼女は未来が見えるかの如く、訪れた者たちの悩みをズバリと言い当てることができるらしい。
KP:また、知識豊富で、悩みを言い当てるだけでなく、不思議なまじないでたちどころに悩みを解決してしまうのだとか。
KP:その先は、政府のお偉いさんもお忍びで彼女に会いに来ているとか、眉唾な話が並んでいますね。
KP:ただ、「相当な美人らしい」というのは繰り返し書かれています。何というか、興奮した筆致で。
榊秋子:「へぇ~ トクインの巫女… 未来が見えるのねえ、私の旦那様占ってほしいわね」
榊秋子:「…なるほど、美人というのは痛いほどわかったワ」
KP:さて、ではトクインの巫女、というワードを見た榊さんは、知識で判定をどうぞ。
榊秋子:CCB<=70 【知識】
Cthulhu : (1D100<=70) → 35 → 成功

KP:ほう、成功ですね。
榊秋子:やたー
KP:では、榊さんは「トクイン」というのが「特飲街」から来ているのではないかと思い当たります。
KP:「特飲街」とは、「特別飲食店街」の略で、最近カストリ雑誌なんかで使われている用語です。
榊秋子:「ん? トクイン とくいん… 『特飲』!」
桐山 和彦:「トゥクトゥクと何かときめいた事でも?」
榊秋子:「特飲街のことね!」
榊秋子:「DANDAN…」
KP:戦後、GHQは占領統治政策の一環として、風俗営業等を禁止しましたが、
榊秋子:「じゃなくて、特別飲食店街のことよ」
榊秋子:「ほら、工藤さんや供田さんが大好きなあんなことやこんな事する場所」
KP:それらの店も、勿論そのまま素直に消え去るわけもなく、飲食店としての営業許可を取得して、表向きは旅籠やカフェーとして営業を始めます。
KP:もちろん、特別なおもてなし、は残したままで。
榊秋子:欺瞞!
桐山 和彦:「ははあ…工藤探偵もお盛んなあの…」
KP:これを「特別飲食店」と呼び、それの立ち並ぶ歓楽街を「特飲街」と呼んでいる、というわけです。
桐山 和彦:「趣味と実益を兼ねた取材だったんですかね、供田さん」
榊秋子:「しっかし、そんな街と巫女って、月とスッポン並に離れてるわネ」
榊秋子:「まあ、あの人の稼ぎでそうそう遊べたかどうかはしらないけど」
榊秋子:「ちなみに桐山さんはどうなのヨ 興味ある?」
桐山 和彦:「自分はそういったものはその…」
桐山 和彦:「無いといえばうそになりますが…・」
榊秋子:「なるほどなるほど~ むっつりスケベと…」
榊秋子:「いやぁ井戸端会議のいいネタが」
桐山 和彦:「んんっそんなことより怪物と供田さんの巻き込まれた事件についてですよ!」
榊秋子:「はーい、さてお次はどうしましょうね…」
KP:ああ、最後にもう一つ。資料の最後に、その巫女が居ると思われる店の住所が書かれています。
榊秋子:お
KP:新宿二丁目「カフェー胡蝶舞」
KP:丁度、供田が死んだ裏通りのすぐ近くです。
桐山 和彦:「これは随分」
榊秋子:「あ、住所書いてあるじゃない… 新宿二丁目…ってアレ? 供田さんが亡くなったすぐそばじゃない」
榊秋子:「怪しいわね」
桐山 和彦:「怪しいですよねぇ」
榊秋子:「ここ調べ終わったら、次はそこへガサ入れしに行きましょう」
桐山 和彦:「事件現場も近いですしね、最初の死体が見つかったっていう」
榊秋子:「無関係じゃあないわね、女の勘がそう言ってるわ」
桐山 和彦:あとは時間があればゴミ箱あさるぐらいかな
榊秋子:それと服だな
榊秋子:どうなるのだろう、探偵コンビに移るかな?
KP:そうですね。時間は問題ないです、が
KP:先に外の探偵コンビの方をやってしまいましょう。
山本 弓子:はーい
KP:こっちはそれほど長くならないので。
山本 弓子:聞き込みですね
KP:では、弓子さんは工藤探偵と共に、周辺住民に聞き込みを行います。
山本 弓子:ここ最近の供田さんの様子について聞いてみましょうか
KP:ふむ、では運良く話を聞ける相手がいたかどうか。幸運判定をどうぞ
山本 弓子:CCB<=50 《幸運》
Cthulhu : (1D100<=50) → 88 → 失敗

山本 弓子:「うーんあまり人が居ないようですね」
工藤 一:CCB<=75 《幸運》
Cthulhu : (1D100<=75) → 33 → 成功

山本 弓子:さすが先生
工藤 一:「…いや。居ない、ってわけでもなさそうだぜ」
山本 弓子:「居ました?さっそく話を聞きましょう!」
KP:工藤探偵が目を向けた先、バラックの影になるような所に、地面に座っている男が居ます。
KP:地面に藁芝を広げ、その上にガラクタを載せています。どうやら露店をしているようですね。
山本 弓子:「もしもしちょっと話を伺ってもよろしいですか?」と話しかけます
住民:「…ん?なんだい、お客か?」
山本 弓子:「いや、ちょっと話を聞きたいだけなんですけど」
住民:「おいおい、冷やかしかい…」
住民:「客じゃねえなら、帰ってくんないかなあ…」
山本 弓子:「話次第ではお客になるかも知れませんよ」と《言いくるめ》をしたいです
KP:はい、では判定をどうぞ
山本 弓子:CCB<=65 《言いくるめ》
Cthulhu : (1D100<=65) → 96 → 致命的失敗

榊秋子:ファーwwwww
山本 弓子:ダメみたいですね
KP:おやおや
榊秋子:クリティカルの反動がここに
桐山 和彦:クリファンを均等に出していく
山本 弓子:これは天露尋ダイス!
KP:では、露店をやっていた住民は、弓子さんが買い物をする気がなさそうだと判断したのか、
KP:露骨に嫌そうな顔をして、舌打ちします。
住民:「けッ、こっちも暇じゃないんだ。客じゃねえならさっさと帰れ」
山本 弓子:「・・・ダメですか?」と少々上目遣いで薄っすら涙を浮かべて懇願する
山本 弓子:具体的に言うとAPPで再チャレンジできないかと
KP:ふむ
KP:では、先程ファンブルでしたので、APPの3倍で判定してください。
山本 弓子:CCB<=39 APP×3
Cthulhu : (1D100<=39) → 58 → 失敗

山本 弓子:女の魅力を武器にするには年齢が足りなかったか
KP:ふむ
KP:では、店主には弓子さんのミリキは効かなかったようで
山本 弓子:ミリキ
榊秋子:みりきじゃあしかたないなあ
桐山 和彦:こうなったら探偵さんに大人のミリキを出してもらうしか
山本 弓子:とぼとぼと先生の所に戻る
山本 弓子:「ダメでした・・・話を聞いて貰えませんでしたぁ・・・」
工藤 一:「やれやれ、お前にはまだ聞き込みは早かったか・・・」
山本 弓子:「いけるかなって思ったんですけど・・・」
KP:工藤探偵の《言いくるめ》でもチャレンジできますが、どうします?
山本 弓子:先生にもチャレンジしてもらいましょう
工藤 一:「ま、ああいう手合に話を聞かせるには、コツってものがあるのさ」
山本 弓子:「どうやるか見守って勉強します!」
KP:では、一度失敗していますので、達成値に-15して《言いくるめ》を振りましょう。
工藤 一:CCB<=(74-15) 《言いくるめ》
Cthulhu : (1D100<=59) → 75 → 失敗

山本 弓子:ダメみたいですね
KP:-15しなくてもダメみたいですね・・・
榊秋子:Oh…
工藤 一:「なあ、アンタ。ちょっと話を…」
住民:「あん、アンタさっきの小娘の保護者かい?困るんだよなあ、用もないのにウチの商売の邪魔してくれちゃってさあ」
工藤 一:「いや、それは悪かったが、まあ落ち着いて話をだな・・・」
住民:「うっせえ!帰れ帰れ!!」
KP:ということで、工藤探偵もトボトボと帰ってきます。
山本 弓子:「・・・先生もダメじゃないですか」
工藤 一:「・・・まあ、偶にはこういうこともあるさ、うん」
山本 弓子:「・・・そうですね切り替えていきましょう」
山本 弓子:「というか何か買えば素直に話を聞いてくれたんじゃ・・・」
工藤 一:「・・・あっ」
山本 弓子:「・・・」
KP:気づいた時には、店主は荷物をまとめて何処かに去ってしまっていました。
工藤 一:「…仕方ねえ。一旦、供田の家に戻るか」
山本 弓子:「そうですね、そうしましょうか」
山本 弓子:二人でトボトボと供田の家まで帰ってきます
KP:はい
KP:では、室内組に視点を戻しましょう。
桐山 和彦:探偵さん…
KP:榊さんと桐山さんが、それぞれ原稿と本棚を調べ終わった辺りで、探偵コンビが肩を落としながら帰ってきます。
山本 弓子:トボトボ・・・
榊秋子:「およ、おかえり~ どうだ… ダメそうね…」
山本 弓子:「そっちは何か見つかりましたか?」
榊秋子:「原稿と怪しげな団体の資料見つけたわ」
桐山 和彦:「お早いお帰りで…収穫は…あっはい」
工藤 一:「アトちょっとだったんだがなあ・・・」
山本 弓子:「・・・そうかなぁ」
榊秋子:「そう暗い顔しないで、いいことあるわよ」
榊秋子:「ってかここ調べましょうあとはこの散らかり倒した服とそこのゴミ箱って感じね」
山本 弓子:「そうですね、手伝います!」
桐山 和彦:「原稿は光世婦人会について書こうとしていたようです」と二人に原稿を手渡しつつ
桐山 和彦:(情報共有)
桐山 和彦:ゴミ箱を漁ります
工藤 一:「ほぅ、光世婦人会、ね…」
榊秋子:「私が見つけた資料はトクインの巫女についてのものだったわ」 二人に同じく資料を渡す
工藤 一:「なるほど、美人の巫女さん、ね・・・なるほどなるほど・・・」
榊秋子:「食いつくとこそこじゃないわよ」
山本 弓子:「先生・・・?鼻の下伸びてませんか?」
工藤 一:「・・・何を言ってるんだ。そんなことはないとも。うん」(隠しきれない鼻の下
KP:さて、探索の方ですが、服/ゴミ箱を調べるのであれば《目星》をどうぞ
榊秋子:服いきますー
榊秋子:CCB<=60 【目星】
Cthulhu : (1D100<=60) → 41 → 成功

桐山 和彦:ゴミバコだ
桐山 和彦:CCB<=50 [目星]
Cthulhu : (1D100<=50) → 53 → 失敗

榊秋子:おしい
桐山 和彦:3たりない
KP:山本さんもチャレンジしてみては?
山本 弓子:メモ作ってた
桐山 和彦:ごそごそーっとおおざっぱにゴミ箱をひっくり返してます
山本 弓子:CCB<=80 《目星》
Cthulhu : (1D100<=80) → 87 → 失敗

桐山 和彦:ほんとだ
桐山 和彦:メモありがたい…
桐山 和彦:ダイス目は不調…
山本 弓子:ざばーっとひっくり返したのを調べてるけどよくわからない
榊秋子:たたみながらポケットの中をとても素早く探っていく
KP:・・・一応、工藤探偵分も振っておきますか。
工藤 一:CCB<=70 《目星》
Cthulhu : (1D100<=70) → 48 → 成功

榊秋子:おっ面目躍如
KP:では、工藤探偵はざばーっとひっくり返されたゴミの一つを掴んで拾い上げます。
KP:何やら見つけたようですが・・・まずは服の方からいきましょうか。
KP:榊さんがテキパキと服をたたみながらポケットを探っていると
KP:ガサリ、と。一枚の取材メモらしきものが手に引っかかります。
KP:メモは思いついたことをざっと書いただけ、と言う程度のもののようです。
KP:『婦人会 集会場に配給品を持って集まっている 横流し?』などと散文的に書かれてるのが読み取れますね。
榊秋子:「お、メモ発見!」
榊秋子:「…ふむふむ、婦人会に配給品の横流し疑惑かぁ…」
KP:文章から察するに、供田は、光世婦人会を通して配給品の横流しなどの不法行為が行われていると睨んでいたのではないでしょうか。
榊秋子:「そこいらのゴロツキならわかるけど、婦人会を通しての犯罪ってのはきな臭いわね」
山本 弓子:「組織ぐるみで何かしている可能性はありますね」
榊秋子:「未亡人の奥様方は強かヨ 気をつけましょう」
榊秋子:共有メモに追加したぜ
桐山 和彦:「単なる持ち寄りでの援助などではなさそうだ、と…ふむ」
山本 弓子:さんくす
KP:ありがとうございます。
KP:さて、では続いてゴミ箱の方ですね。
山本 弓子:「怪しいけど今回の事件とは何かつながりがあるのかはまだわからないわね」
榊秋子:「まあねえ」
KP:そんな話をしている皆さんを横目に、助手コンビがひっくり返したゴミの一つを、工藤探偵が拾い上げます。
桐山 和彦:「む、工藤探偵、何か?」
山本 弓子:「何かありました?」
工藤 一:「これは・・・」
KP:丸められた紙くずのようなそれを開くと
工藤 一:「・・・ッ!」
榊秋子:「お宝ー?」 たたみ終えててくてく近づく
KP:工藤探偵は一瞬声をつまらせます。
工藤 一:「・・・見るか?」
山本 弓子:「・・・見ます」
桐山 和彦:「…ええ」
榊秋子:「脅さないでよ… 視るけど」
工藤 一:「・・・ほらよ」
KP:では、渡されたそれはどうやら写真のようです。
KP:そこには
榊秋子:「どれどれ…」
桐山 和彦:「写真…?」
KP:恐怖の表情を顔に貼り付け、カラカラに干からびた、人間の死体が写っていました。
KP:BGM:VIEWPOINT
山本 弓子:「・・・っ!」
榊秋子:「うえっ… これ例の木乃伊じゃないの!?」
KP:皆さんは、この死に様をみたことがあるでしょう。
KP:そう、つい最近、目の前で。
榊秋子:「そうか… 供田さんも撮るタイミングあったもんね…」
桐山 和彦:「……写真に、撮っていたのですか」
山本 弓子:「・・・何度見ても気味が悪いですね」
榊秋子:「記者の意地か、はたまた銭金根性か 今となってはわからないけど…」
榊秋子:「手がかりにはなるのかしらね」
工藤 一:「…供田も、こんな風にくたばったのか…?」
桐山 和彦:「……」
榊秋子:「……うん」
山本 弓子:「・・・はい」
工藤 一:「…ちっ、アイツは確かに小悪党だったが、こんな、こんな死に方をするほどのワルじゃなかったってのに・・・ッ!」
KP:さて、2度めとは言え、この悍ましい死に様の写真を見た皆さんは、0/1のSANチェックです。
榊秋子:CCB<=84 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=84) → 4 → 決定的成功/スペシャル

桐山 和彦:CCB<=74 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=74) → 71 → 成功

榊秋子:今でなくていいって!!
山本 弓子:1D100<=45 《SANチェック》
Cthulhu : (1D100<=45) → 100 → 失敗

榊秋子:えぇ…
山本 弓子:??
桐山 和彦:ふーんさんの出目が怪しい
KP:ま、まあまだSANチェックで良かったですね?
榊秋子:しかも低くてよかった
山本 弓子:ここで調整しておく
桐山 和彦:乱数調整
KP:さて、では気をとりなおしまして。
KP:皆さんは、写真の裏に走り書きで文章が書かれているのに気づきます。
榊秋子:「あ、工藤さん… 写真の裏になにか…」
KP:そこには、殴り書きのような筆致で
KP:「おれもこうなるのか?」
KP:「たすけて」
KP:「巫女に相談」
KP:と、かろうじて判別できる文字が書かれています。
榊秋子:「私達と最後に会ったときも、ひどく怯えてたわね…」
桐山 和彦:「…巫女、というと…あの、飲特の、ですよね」
山本 弓子:「だけど巫女に相談って、相談して何とかなるものなのかしら?」
桐山 和彦:「自分たちと会ったのは行く途中だったのか帰り道だったのか…」
榊秋子:「未来が本当に見えるなら、危機を避けれるかもね」
工藤 一:「・・・さあな。だが、人間ってのは恐怖に飲まれると、何でも良いから頼りたくなるもんだ」
工藤 一:「アイツはそういう状態だったのかもしれん」
山本 弓子:「そうかも知れませんね」
山本 弓子:「とりあえず、この巫女さんにも話を伺って見たいものですね」
榊秋子:「住所はわかるわよ 新宿二丁目」
榊秋子:「今から行くと…」
榊秋子:ところで今何時ごろでしょう
KP:そうですね。朝いちで事務所をでたとして、ここまで来るのに1時間、探索で2時間、といったところですから・・・
KP:ちょうどお昼前くらいとしましょう。
榊秋子:「新宿に着くのは昼過ぎごろね」
榊秋子:「…昼間っからやってるかしら?」
山本 弓子:「そのあたりは先生が詳しいのでは?」
榊秋子:「あ、確かに」
工藤 一:「店自体は昼からやってるところもあるな」
工藤 一:「この巫女とやらのいる店が昼からやってるかどうかは判らんが…場所くらいは見ておいても良いかもな」
桐山 和彦:「流石頼りになりますな…」
山本 弓子:「じゃあとりあえず向かってみましょうか!」
榊秋子:「さっきは聞き込みミスってたけどね」
榊秋子:「おー!」
桐山 和彦:「このまま道案内も頼んでしまいたいですな!」
工藤 一:「ああ、まあ。新宿のあの辺りならもう慣れたもんだ。馴染みの店だって5,6件…」
山本 弓子:「へぇ~」
山本 弓子:目が笑っていない
桐山 和彦:「明るいうちでよかったですな!さあ向かいましょう!」
工藤 一:「…お、おう。そうだな…」
榊秋子:「あらあら」
榊秋子:「工藤さん、女の嫉妬って怖いわよ~? 知ってるだろうけど」
工藤 一:「…肝に銘じとくよ」
榊秋子:「さ、行きましょ」
KP:はい。では、皆さんは揃って新宿二丁目、特飲街へと足を向けます。
KP:BGM:オ菓子好キ好キ
榊秋子:玄関で手を合わせてから出るよ
榊秋子:戸締まりもしておくよ
KP:了解です。
KP:では、1~2時間ほどで、皆さんは件の特飲街の辺りまで到着します。
榊秋子:「この辺りのはずだけど…」 見渡す
KP:特別飲食街___俗に特飲街と呼ばれるこの近隣では、
KP:飲食店の看板を掲げた「特別なおもてなし」を行う店が立ち並んでいます。
KP:街角には昼間から酒の入った飲んだくれや、
KP:明らかにカタギではない風体のごろつき、
KP:そしてある意味この街の主役とも言える女たち。
KP:夜ほどではないでしょうが、昼間のこの時間でも、この街はそこそこ賑やかなようです。
山本 弓子:「とりあえず巫女さんがどこに居るかを聞きたいですね。そこそこ有名みたいですし誰か知ってるかも」
桐山 和彦:「駅前から少し入っただけなのに…なんとも独特の空気が漂っていますね」
榊秋子:「そうねえ ただ話聞けそうなのが酔っ払いと極道くずればっかりね」
工藤 一:「ああ、まあ、待てたぶんこの辺りだ」
山本 弓子:「あら、お詳しい事で」
榊秋子:「なんて冷ややかな目」
工藤 一:「…睨むなよ」
桐山 和彦:「目が怖いです目が」
山本 弓子:「ま、睨んでてもしょうがないから行きましょ」
工藤 一:ホッ
KP:では、工藤探偵の案内で特飲街の路地を奥へ進むと
KP:ある種背徳的な賑やかさを抱えた街の一角に埋まるように、ポツリと、件のカフェー、「胡蝶舞」はあります。
榊秋子:「胡蝶舞… 確かにここね」
榊秋子:「やっぱ来たことあるの工藤さん?」
山本 弓子:「どうなんです?よく来るんです?」
桐山 和彦:「うーむ、先ほどの鼻の伸ばし方を見るに…」
工藤 一:「いや、この店自体は入ったことはねえけどさ」
桐山 和彦:「…想像の方でしたか、なるほど」
榊秋子:「絶世の美人だものねえ… 工藤さんたら可愛い子を置いて… いけずだわぁ…」
工藤 一:「おうよ。三軒隣の店は値段の割にいい娘が揃ってるが、こっちの店は高いって噂だからな。とても入れん」
山本 弓子:「へぇ~」
榊秋子:「目が冷ややかから怒りの色に変わってきてるわヨ 所長」
工藤 一:「__と言う話を供田から聞いたんだ。うん」
山本 弓子:「ま、置いといてあげましょう。今はそれどころじゃないですし」
山本 弓子:「全て終わった後にゆっくり聞きましょう」
KP:さて、件のカフェーですが
桐山 和彦:「入ってみましょうか…昼はどうなんでしょう、普通のカフェーなのですか?」
工藤 一:「………はい」
榊秋子:「ほんと?」
榊秋子:「なんか妙なタメあったけど」
工藤 一:「ん、ああ。今のは弓子に対してだ」
桐山 和彦:「深く追求すると弓子嬢の雷で聞き込みどころではなくなりそうですぞ」
山本 弓子:「ほら、こんな所で問答してないで入ってみましょ」
工藤 一:「カフェの方は…昼は空いて無いんじゃないか?戸も閉まってる」
榊秋子:「確かに」
榊秋子:「おじゃましまーす」
榊秋子:扉を押す
KP:では
KP:扉を開こうとした榊さんの眼前で、ギィ…と
KP:内側から戸が開きます。
榊秋子:「ふえっ!?」
山本 弓子:「あら?」
榊秋子:バランスを崩してコケる
桐山 和彦:「お、おや…?っと、大丈夫ですか」
桐山 和彦:一応手を差し伸べるよ
榊秋子:「あ、ありがとう… 急に扉が開いて…」手を握る
桐山 和彦:「誰かが扉を…?」と人影を探すよ
KP:では、そうして桐山さんが榊さんの手を引いていると、中から、クスクス…という笑い声が聞こえます。
榊秋子:「だ、誰よ!?」
KP:そして、
KP:「__おやおや、なかなか可愛らしい声をしているね」
KP:「いらっしゃい、入ってきていいよ」
榊秋子:「な…」 ちょっと赤面する
KP:という声が扉の奥から響きます。
山本 弓子:「・・・お邪魔します」といって扉を開く
桐山 和彦:「では…お邪魔します」それに続こう
榊秋子:「みんな今の忘れてよね!」 と言いつつ一番うしろについてく
工藤 一:「…こういう店の客引きには油断すんなよ」
山本 弓子:「・・・先生がそれを言いますかね?」
KP:言いながら、工藤探偵も先頭に立って入っていきます。
工藤 一:「経験者は語る、だ」
KP:では、皆さんが扉をくぐり、奥へと進むと
KP:BGM:Regret
KP:店の中は照明が落とされ、薄暗くなっています。
KP:その、暗がりの中に一つの人影が見えます。
KP:BGM:VIEWPOINT
榊秋子:「う、薄暗いわね…」 桐山さんの腕にひっつきながら進む
KP:「…悪いね。開店前だから照明は落としてるんだ」
山本 弓子:「貴方は・・・?」
KP:「・・・さてさて」
桐山 和彦:「わっと、アレですか、もしかして榊さんは暗い所が得意ではない…?」
KP:「__君たちはボクのことを知ってここまで来ているはずだけど?」
榊秋子:「な、何よ… カンテラがあれば平気よ!」
山本 弓子:「じゃあ貴方が『トクインの巫女』さんですか?」


トクインの巫女:「__そう。よくできました」
桐山 和彦:「語るに落ちて…げふん」
桐山 和彦:「…あなたが…」
榊秋子:「さっきのアレも未来を見たってわけ?」
トクインの巫女:「そうだね。君たちが来るのはわかってた」
トクインの巫女:「___ようこそ、怪物に見初められた、哀れな探求者たち」
KP:~月の虚~
山本 弓子:「・・・本当に未来が見えてるって言うの?」
榊秋子:「怪物のこと知ってるのね」
桐山 和彦:気が付いたらもう時間か!
トクインの巫女:はい、もうお時間ですね。
山本 弓子:はやい
榊秋子:もう・・・・ 23:55?
榊秋子:バカな・・・ 『加速』しているッ!
KP:では、エンドロールだけ流して本日はお別れですね。
山本 弓子:おつかれさまでした
榊秋子:お疲れ様でしたー
桐山 和彦:お疲れさまでした!



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