クトゥルフ神話TRPG「手を伸ばすには遠すぎて」後編

KP:BGM:花天月地
KP:皆さんお揃いですね
笹島 遥:ここにいるぞ!
有栖川 紗月:魏延か
久瀬 圭司:いいぜー
KP:では、「手を伸ばすには遠すぎて」 本日も始めていきましょう。
笹島 遥:よろしくお願いします!
有栖川 紗月:宜しくお願いします—
KP:はい、よろしくお願いします。
KP:前回は、皆さん漸く再会した茜から夢の話をされた所でしたね。
有栖川 紗月:客観的に見たら、有宮が一人で言ってるだけなんだけど・・・色々納得いく部分もあるんだよね
久瀬 圭司:もう不思議な現象に巻き込まれまくってるからな…
笹島 遥:茜っちの夢の中…で…ウチらは起きていて…
久瀬 圭司:話として辻褄も合う
有栖川 紗月:胡蝶の夢状態だったわね
笹島 遥:えーと、もしかしてウチらは寝てるのかな? …これ?
笹島 遥:ややこしい!
KP:まあ、ともあれ皆さんは、茜を連れて調査を続ける道を選ぶのですね。
有栖川 紗月:どうかしら。どっちともまだ言えないわね。でも、寝ることや夢がキーワードなのっは間違いない
KP:何ならこのまま、幸せな日常に戻っても良いのですよ?
有栖川 紗月:他に道はないわね。
有栖川 紗月:いつ有宮が居なくなって私たちが忘れてしまうかわからないんだもの。
久瀬 圭司:もう足を突っ込んじまってるからな
久瀬 圭司:最後までやり切るぜ
KP:___なるほど、了解しました。
KP:では皆さんのその道の先を見ていくとしましょう。
KP:BGM:ナミダ
::
有栖川 紗月:;;
笹島 遥:泣かないで
KP:貴女が言いますか
KP:こほん
KP:それでは調査を続ける皆さんですが、どう動きますか?
久瀬 圭司:一番泣いてるんだよなぁ
笹島 遥:えーと… 礼拝堂が目的だよね
笹島 遥:ひとまず行ってみる?
有栖川 紗月:そうねぇ。それしかない、ともいえるけど・・・こっちの世界・・・って言っていいかわからないけど、
久瀬 圭司:他に行けるところはないしなぁ
有栖川 紗月:頭突きの跡がないことを考えるとちょっと違うかもしれないわね
久瀬 圭司:学長は少し気になるが
久瀬 圭司:今のところとっかかりもないし
有栖川 紗月:時間があったら裏の森も見てみない? あの印はこっちにもあるのか、とかさ
笹島 遥:あのハスニャンの印も気になるね
笹島 遥:とりあえず礼拝堂へゴーだね!
有栖川 紗月:今は・・・朝だったわね
KP:そうですね。
KP:もうすぐ授業が始まるくらいの時間でしょうか。
有栖川 紗月:今日も授業はあるのかしら。平日だったっけ?
有栖川 紗月:ふむ
KP:平日ですね。
笹島 遥:なるほど… サボろう!
久瀬 圭司:さぼるとなると校舎内の探索は難しいか
有栖川 紗月:見つかった時が面倒ではあるけど・・・まあ、いっか
笹島 遥:礼拝堂なら懺悔とかしに来ましたって言えば行けるんじゃないかな
有栖川 紗月:じゃあ、授業が始まった頃合いから探索開始ね
笹島 遥:イエーイ!
有栖川 紗月:シスターがいるんだっけ。あんまり行ったことないから詳しくないけど
KP:そうですね。皆さんの記憶によれば、礼拝堂にはシスターがおり、たまに生徒の相談なんかも受け付けているようです。
笹島 遥:相談に行く機会がないからあんまり会わないんだよねえ
有栖川 紗月:でも言い訳はどうしようか・・・シスターがいるなら、授業中は良くないかも
久瀬 圭司:人がいる状態で探索するのは難しいかもな
有栖川 紗月:頼んだらあの床下開けてくれるかもだし、礼拝堂は休み時間とかにしない?
笹島 遥:そっかー、じゃあ先に誰も居なさそうなハスニャンの森にしようか
有栖川 紗月:ま、確認だけだからすぐ終わるし、人もいないしね
KP:なるほど、裏の森の方に行くということでよろしいですね
久瀬 圭司:礼拝堂は放課後だな
久瀬 圭司:俺も賛成だ
笹島 遥:はーい!
KP:では、皆さんは裏の森に向かいます。
有栖川 紗月:「有宮もそれでいい?」
有宮 茜:「え、裏の森って、あそこですか…何かあんまりいい感じしない場所ですけど…」
有宮 茜:「まあ、でも先輩たちが行くなら、着いていきます」
久瀬 圭司:そういえば茜はハスタのマーク見たことあるのかな?
笹島 遥:「実際なんか碌でもないもん掘ってあったからねえ」
久瀬 圭司:ちょっと聞いておくか
笹島 遥:「カルトのマークだとか」
久瀬 圭司:「ちなみに有宮はこんなマーク見たことあるか?」
有宮 茜:「マーク、ですか…?」
久瀬 圭司:と、携帯で写真を撮っておいたことにしていい?
KP:良いですよ
有栖川 紗月:ほう、携帯に残ってるんだ
久瀬 圭司:じゃあ、それを有宮に見せる
KP:まあ、携帯には何故か撮ったはずの写真はありませんが
笹島 遥:写メってたねそういえば
有栖川 紗月:ですよね
笹島 遥:アアーッ
久瀬 圭司:んんん
有栖川 紗月:ドローイングアプリで描いて見せよう。そう複雑なものでもなし
笹島 遥:描いちゃうの、大丈夫かい???
久瀬 圭司:書いて大丈夫なのかという心配は多少ある
有栖川 紗月:ふむ、なるほど
KP:どうします?描きますか?
有栖川 紗月:じゃあ、まずはカルトについて知ってるか聞いてみようか
笹島 遥:それが良いね
有宮 茜:「…カルト、ですか?」
有宮 茜:「うーん、聞き覚えがあるような、無いような…」
笹島 遥:「ハスニャンって神様を信仰してるらしいんだけど…」
有宮 茜:「にゃ、にゃん・・・?」
有栖川 紗月:「そう、ハスニャン」(記憶がおぼろげ)
有栖川 紗月:「オニャンコポンてカミサマがいるくらいだし、いるでしょきっと」
久瀬 圭司:「にゃんはいらんわ。ハスターな。」
有栖川 紗月:「そう、ハスター」
笹島 遥:「ああ、そんなにボンゴレな感じでしたっけ」
有宮 茜:「ハス、ター………?」
KP:茜はその言葉を怪訝な様子で繰り返すと
有宮 茜:「___ッ!?」
KP:そのまま、小さく呻いて頭を抑えます。
笹島 遥:「ど、どったの茜っち!」
有栖川 紗月:「大丈夫!?」
久瀬 圭司:「どうした!?」
有宮 茜:「ハ、スター?私は、聞き覚えがある?ううん、無い、無いはず、でも…」
有宮 茜:「…何で、こんなに…頭が痛い、の…」
笹島 遥:「だ、大丈夫…?」
有宮 茜:「…だ、大、丈夫…ちょっと、頭が、痛いだけ…」
KP:そう言いながら、茜はその場に座り込んでしまいます。
笹島 遥:「茜っちー! ど、どうしましょうてんてー! 保健室に搬送しますか!?」
久瀬 圭司:「どっちかというと寮の部屋の方がいいな」
有栖川 紗月:「日中なら人もいないし、病人の搬送ってことで先生も入れるよ」
笹島 遥:「た、立てる? 茜っち?」と、腕を貸そうとしようかな
有宮 茜:「う…ご、めん…ね…」
KP:腕を貸すならば、ひとまず茜は立って歩くことはできそうです。
笹島 遥:「てんてーの言う通り、一旦寮に帰ったほうが良さそうですね」
有栖川 紗月:精神的なもんだろうからフレーバーとしても応急手当よりは精神分析かなぁ
笹島 遥:なるほどー
笹島 遥:あっ
KP:なるほど、精神分析振ってみてもいいですよ。
笹島 遥:遥そういえば精神分析上げてる…!
笹島 遥:CCB<=70 【精神分析】
Cthulhu : (1D100<=70) → 22 → 成功

有栖川 紗月:落ち着かせる、という感じだね
有栖川 紗月:抱きしめるとか
笹島 遥:ふむ
笹島 遥:「…うーんと、えーっと 落ち着かせるには…」
笹島 遥:「こ、こうだ…?」
笹島 遥:と茜を優しく抱きしめる
有宮 茜:「え…は、るか、ちゃん……?」
笹島 遥:「そんなに、怖がること無いよ」
笹島 遥:「ウチが、先輩やてんてーがついてるから」
笹島 遥:「ハスタンだかハスニャンだか知らないけど、もっと頼って!」
笹島 遥:そういって、抱きしめながら優しく茜を撫でる
有宮 茜:「もう、遥ちゃん、いつも、唐突なん、だから…」
KP:茜は少し驚いた様子でしたが、抵抗する様子もなくされるがままにしています。
笹島 遥:「えへへ、ウチ、馬鹿だからさ… 思いついたことすぐやっちゃうんだ」
有宮 茜:「…うん、知ってる…」
笹島 遥:「…少しは楽になった?」
有宮 茜:「うん…もう、大分楽になったよ。ありがとう、遥ちゃん」
有栖川 紗月:「・・・少し落ち着いた・・・みたいね」
KP:茜はまだ痛みは残っているようですが、幾分落ち着いたようですね。
笹島 遥:「よかったよかった」
有栖川 紗月:でも、一旦寮には戻りましょうか
笹島 遥:セヤナー
KP:では、皆さん一旦寮へ戻るということで。
有栖川 紗月:所で先生、有宮をお姫様抱っことかしていきませんか?
KP:ほう…
笹島 遥:いよいよ紫のバラの人だな
有栖川 紗月:キャラでなければ普通に支えていきますが
久瀬 圭司:薔薇の人なのか月影先生なのか
笹島 遥:薔薇影先生
久瀬 圭司:無理じゃないなら二人に任せるわ
有栖川 紗月:なに、病人搬送のカモフラージュと、普通に物語に味が出るかなーと思ったもんで
有栖川 紗月:おっけーでーす。では支えていきましょうか。はるか、そっちよろしく
KP:先生が生徒をお姫様抱っこする事案が…発生しなかった
笹島 遥:あいあい、ロズウェルスタイル
KP:はい、では普通に茜を支えて寮に向かうことが出来ますよ。
KP:BGM:ナミダ
有栖川 紗月:病人に対して事案もなかろうもん
笹島 遥:遥じゃあるまいしてんてーのえってぃーとか言わないだろうしな茜
KP:授業の始まる時間帯ですので、寮に向かう皆さんは特に誰ともすれ違うことなく、寮に戻れます。
有栖川 紗月:じゃあ、はるかと有宮の部屋だね
KP:はい、では部屋まで戻ってこれます。
有栖川 紗月:ベッドに有宮を座らせましょう
有栖川 紗月:「辛かったら横になってていいからね」
有宮 茜:「うう、すみません先輩…それに遥ちゃんと先生も」
笹島 遥:「まだ痛いには痛いんでしょ? あんま無理しちゃ駄目だよ」
笹島 遥:「まだ午前中だし、しっかり休もう!」
久瀬 圭司:「日中は休息だな。放課後になってから動こう」
有宮 茜:「うん、心配かけてごめんなさい…ちょっと横になれば、大丈夫だと思う、から…」
KP:そう言うと、茜はベッドに横になります。
笹島 遥:「…うん、よいよい、茜っちはフートンで寝ておれ…」
笹島 遥:「…うん? あれ? 寝ちゃうとなにかまずかったような気が…」
有栖川 紗月:「ずっと、寝てないんだっけ・・・」
有宮 茜:「あはは…ちょっと休むだけだから」
笹島 遥:「…うん、せめてゆっくりね」
KP:ベッドに横になった茜はしばらく休息を取るようです…眠りはしないでしょうが。
KP:さて、皆さんはどうします?
笹島 遥:「うう…毎回ぐーすか寝てて申し訳ないよウチは…」
笹島 遥:「とりあえず…なにか確認…あ」
有栖川 紗月:「先生。有宮の反応からしてこのヘンな現象にあのカルトがなんか関わってるのは・・・多分間違いなさそうですよね」
久瀬 圭司:「ああ、そこはもう間違いないだろう」
笹島 遥:「カレンダー… 結局今日はいつなんだろう…」
有栖川 紗月:「じゃあ、有宮には、あのマークは見せないほうがいいですね」
笹島 遥:「世界まる見えとかアンビリバボーの話だけだと思ってたけど、こんなおかしなことができるなんて…」
笹島 遥:「そうですね… もっと頭痛くなっちゃうだろうし…」
KP:あ、今日の日付について、確認したいのであればアイデアを振ってみてくださいな。
久瀬 圭司:今のうちに森の方は調べておくか?
久瀬 圭司:お、先に振るか
笹島 遥:CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) → 92 → 失敗

久瀬 圭司:CCB<=75 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) → 64 → 成功

笹島 遥:アイデア駄目だなこいつ・・
有栖川 紗月:CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) → 39 → 成功

笹島 遥:かしこ組はかしこいな
KP:なるほど、では遥さん以外は、今日の日付が、皆さんが茜を探していた日と、同じ日付だと"思い出します"
久瀬 圭司:かしこ
有栖川 紗月:まりまり
KP:あなかしこ
笹島 遥:「うーん… わからない」
有栖川 紗月:「・・・やっぱり、おんなじ日かぁ」
笹島 遥:「え?」
久瀬 圭司:「ああ、よくよく思い出してみると日付変わってないな。」
久瀬 圭司:「朝のニュースとかも、どうも既視感がある」
有栖川 紗月:「練習の日程思い出してみなよ。ほら、今日は第二幕の最後をもう一回やる予定だった日だよ」
有栖川 紗月:「謎掛けに答えられちゃうアレ」
笹島 遥:「あ、あーっ! ほんとだ! 茜っちが居なくなっちゃった日だ!」
笹島 遥:「希望、血潮、トゥーランドット!」
KP:そうですね。テレビで流れる朝のニュース、今日の時間割、カレンダーの日付、食堂で小耳に挟んだ会話、その一つ一つに、既視感を覚えるでしょう。
笹島 遥:「でも、そう考えるとウチ達的には時間が一日戻ってるってことになりますよね」
有栖川 紗月:「ループ? 並行世界? やっぱり夢? でも基本的に私たち以外は同じ動きをしてる・・・?」
笹島 遥:「うーん、よくわかんな… あれ、もしかしてりじちょーも私達と同じで昨日…いや機能じゃないけど昨日のこと覚えてるのかな」
有栖川 紗月:「・・・確認しておきたいけど」
笹島 遥:「りじちょー、怪しいんだよね…」
有栖川 紗月:「あの人はイレギュラーよね。私たちにとって」
久瀬 圭司:「境界を越えた俺達と、理事長、関係は何だろうな」
笹島 遥:「接点がまったくもって思いつかないのが困るんだよね~ それとも逆になにか忘れてるのかな~」
久瀬 圭司:「俺達は茜と特に親しかったという共通点があるが」
有栖川 紗月:「有宮も理事長も、お互いにそう知らない間柄でしたものね」
久瀬 圭司:「しかし直接聞いても教えてくそうにはないな」
笹島 遥:「困りましたねぇ… どう探るべきか…」
有栖川 紗月:「もし、理事長がただ巻き込まれただけで昨日の記憶を持っているとしたら、今は混乱してるでしょうね」
有栖川 紗月:「昨日、オカルトめいた話をしていた私たちに、なにか探りを入れてくるはず」
笹島 遥:「もしかしたら、今朝の先輩みたいに忘れちゃってるかもしれないけど… ふむ」
有栖川 紗月:「普通に記憶がないふりをして会ってみるのはいいかもね」
笹島 遥:「おー」
笹島 遥:「イイですね~ コロンボ風捜査!」
KP:なるほど、面白い考えですね。
有栖川 紗月:「もし、理事長にとってループが当然のことだったとしたら」
有栖川 紗月:「私たちに記憶があることを気取られずに、あの人も記憶を持ち越していることが確認できたとしたら最上ね」
有栖川 紗月:「難しいでしょうけれど」
笹島 遥:「うちのカミさんがね… トゥーランドットなんだけどね…と掴みはバッチリですよ」
有栖川 紗月:「どちらにせよ、一度会ってみましょう。反応をみるだけれも成果はあるかもだわ」
久瀬 圭司:「とっかかりは「裏の森」、「理事長」、「礼拝堂」ってところか」
有栖川 紗月:「ですね!」
KP:遥、お前がカラフだったのか
笹島 遥:「はい!」
笹島 遥:コロフ
KP:さて、ではどこから手を付けますか?
有栖川 紗月:「さて・・・裏の森には茜は連れていけませんけど」
久瀬 圭司:できれば茜は一人にしたくないんだよなぁ
笹島 遥:それな
有栖川 紗月:それ
久瀬 圭司:今のうちに茜がいると行けない裏の森を見ておく?
久瀬 圭司:どのみち、理事長も礼拝堂も授業の時間中は難しいだろうし
笹島 遥:そうだねえ
有栖川 紗月:PC感情を優先するなら・・・遥をのこして裏の森調査が妥当かなぁと思うんですが
笹島 遥:一人部屋に残していこうか
久瀬 圭司:賛成、一人残してかな
笹島 遥:私はOKですよ
有栖川 紗月:PL感情的にはみんなで動きたい・・・お、そうか
笹島 遥:いや
久瀬 圭司:まー、さすがに森でいきなり襲われる、はないと思うけど
笹島 遥:オカルト無いもん遥
有栖川 紗月:じゃあ、ここは遥に任せて先生と裏の森調査でよろしいかな
笹島 遥:ヨロシク!
KP:わかりました。では有栖川さんと久瀬さんで裏の森の探索ですね。
有栖川 紗月:「よっし、じゃあ有宮は任せたよ、はるか」
久瀬 圭司:それで行こう
久瀬 圭司:「有宮のこと、任せるぞ」
有栖川 紗月:「居なくならないように見張っててね!」
久瀬 圭司:「あ、あと各自欠席の連絡は入れておくこと」
笹島 遥:「はい!もちろんです!」
久瀬 圭司:探しに来られても困るからな
笹島 遥:「流石てんてーも先生、しっかりしてるなあ」
有栖川 紗月:「あ、私はさっき体調不良の電話しておきました。演技なら任せてください!」
久瀬 圭司:「まあ、正確には俺は教師じゃないんだけどな」
久瀬 圭司:よーし、指導が生きたな
KP:なるほど、ではお二人は欠席の連絡を入れたので、特に怪しまれることはないでしょう。
笹島 遥:「えー、ウチなんて書こう 風邪とか人生で一回もひいたこと無いし…」
有栖川 紗月:「喉の調子が悪いけど、動き回れる程度のレベルの演技をしておきましたので」
笹島 遥:「持病の癪と書いておこう」
KP:骨折とか?
久瀬 圭司:「普通に有宮の看病でもいい気がするが」
有栖川 紗月:「癪とか書けたのはるか」
笹島 遥:「それだ!」
笹島 遥:「時代劇とかチャンバラ小説を見てると難読漢字だけは書けるようになるんですよ!」
有栖川 紗月:「じゃあ、行きましょう先生」
有栖川 紗月:「あとは若いものに任せて」
KP:はい、では遥を残し、二人は裏の森へ向かう、ということで
笹島 遥:「お見合いじゃないんだから…」
有栖川 紗月:うす!
笹島 遥:…ウス
KP:では裏の森のシーンです。
KP:お二人は特にココまで、見咎められたりすることなくたどり着けます。
有栖川 紗月:さて・・・目的は木の印の確認ですね
久瀬 圭司:だな
KP:森は前に見たときと変わらず、薄暗く、陰気な気配を放っています。
久瀬 圭司:昨日?(今日?)印を見たあたりに行ってみよう
有栖川 紗月:問題は、見たら最低正気度が下がる可能性があることですか
KP:今回は場所も"覚えている"ので、木の印については目星なしに見つけることが出来ます。
有栖川 紗月:「ええと、確かあの木の裏・・・でしたっけ」
KP:皆さんの記憶通りの場所に、件の印は残っています。
有栖川 紗月:「・・・これはありますね」
KP:ただ、そうですね。詳しく見たければ【目星】をしてもいいですよ。
久瀬 圭司:「だな、これはどっちの世界にもあるってことか?」
久瀬 圭司:振りましょう
有栖川 紗月:「私たちがつけた痕跡じゃないからどちらとも考えられるとは思っていましたけど」
有栖川 紗月:「カルトはどっちにしろこの世界にはある、か・・・」
有栖川 紗月:CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) → 70 → 成功

久瀬 圭司:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 24 → 成功

KP:成功ですね。
有栖川 紗月:ソウデスネ
KP:では
KP:お二人が印をよく見てみると、
KP:この印は以前見たものと同じ場所に、同じ様に付けられているように見えますが、
KP:記憶にあるものと、微妙に形、位置がずれているように感じます。
有栖川 紗月:「先生、これって・・・」
KP:そう。まるで、同じ場所に同じ様に印をつけようと、誰かが印をつけ直した様だな、と。
久瀬 圭司:ほう
久瀬 圭司:印は新しいものかわかる?
KP:前に見たものと同じですね。木の皮が印に合わせてゆがんでいるように見えます。
KP:まるで、何度も印をつけ直したような形になっていますね。
久瀬 圭司:ふむ
久瀬 圭司:俺達以外にも、茜がいない方の世界から来ている奴がいて、そいつが元の世界のに似せて印をつけた…?
有栖川 紗月:古さはあっちと同じなんですよね
有栖川 紗月:あっちの印を見てこっちに同じものをこしらえた、というより
有栖川 紗月:全く同じではないということは、同一人物がどちらの世界でも同じことをしているということでは・・・?
KP:さて、同じ様に見えますが…そうですね。
KP:もう一度【目星】をどうぞ。
有栖川 紗月:CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) → 72 → 成功

久瀬 圭司:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 53 → 失敗

久瀬 圭司:頑張れ紗月!
KP:では有栖川さんは印を見ていて気付きますが
有栖川 紗月:目星は担当ですので!
KP:この印、そして木ですが
KP:なんとなく、"その形のまま誂えた"ように感じます。
有栖川 紗月:・・・KPが言葉を選んでいる
有栖川 紗月:印だけじゃなくて木も・・・?
KP:そうですね。木も含めてです。
有栖川 紗月:誂えたってことはあっちの木を模倣したもののように感じた、って捉え方でいいんですかね
KP:そうですね。その認識であっています。
有栖川 紗月:あくまで感じた、ですが。
有栖川 紗月:「先生、ただの印象なんですけど」
有栖川 紗月:「この木・・・意味が解らないと思いますが、なんとなく、あっちの世界の木を模して造られたものみたいな感じが・・・」
有栖川 紗月:この木だけ、ですよね。
KP:ほう、そういう風に聞かれるのであれば
久瀬 圭司:「印だけじゃなく、この木ごと…?」
有栖川 紗月:うん
KP:そういう目で見てみれば、周りの木も
KP:今まで通ってきた路路も
KP:先程まで居た学び舎も
有栖川 紗月:「いえ、いいえ・・・なんだか、私・・・」
KP:なんとなく、同じような印象を受けるかもしれませんね?
有栖川 紗月:「まるで。まるで、誰かの作った箱庭にいるみたい・・・!」
有栖川 紗月:「先生、わたしもおかしくなっちゃったのかな? どっちが正しいのか分からないけれど、まるでまるで」
有栖川 紗月:「どっちかがどっちかを真似して造られたものみたいに感じるんです・・・!」
KP:___表か裏か、似て非なる世界の感覚を認識した有栖川さんは0/1のSANチェックです。
久瀬 圭司:「模造品か。。。」
有栖川 紗月:いえーい!
有栖川 紗月:CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) → 2 → 決定的成功/スペシャル

有栖川 紗月:セーフ!
KP:なるほどなざ
有栖川 紗月:先生の腕にしがみついて震えながら自我を保とう
KP:ではSAN減少はありません。
久瀬 圭司:「落ち着け、大丈夫だ有栖川。」
有栖川 紗月:「でも、だって、先生」
有栖川 紗月:「私、思っちゃったんです」
有栖川 紗月:「ここはまるで誰かが誂えた世界みたいだって」
有栖川 紗月:「誂えたってことは、意図的に似せた世界ってことで」
有栖川 紗月:「偽物の世界だってことで」
有栖川 紗月:「じゃあ、じゃあ」
有栖川 紗月:「有宮が偽物の世界にしかいないってことじゃないんですか?」
有栖川 紗月:「そんなこと、ないのに。ここが、本物の世界のはずなのに・・・」
有栖川 紗月:思ったことを吐露するだけ吐露して正気を保ちます
久瀬 圭司:「いいか、演劇と同じだ」
久瀬 圭司:「いくら世界が偽物でも、俺たちが感じ、考えたことは確かにそこにある事実だ」
久瀬 圭司:「それを簡単に”偽物”なんて呼ぶな」
久瀬 圭司:「それに、境界を越えて俺たちがこの世界に来られたってことは、」
有栖川 紗月:「・・・・・・」
久瀬 圭司:「有宮も境界を越えられるはずだ」
有栖川 紗月:「・・・!」
有栖川 紗月:「そう、ですよね」
久瀬 圭司:「笹島の夢の話じゃ、境界を超えるカギはすぐ近くにあるらしいじゃないか」
久瀬 圭司:「今はこの世界の謎を解いて、その”鍵”ってやつを探そうぜ」
有栖川 紗月:「ありがとうございます、先生。・・・勉強になりました」
有栖川 紗月:「あーあ、まだまだだなぁ、わたしも。先生には敵いません」
有栖川 紗月:「さっすが、私が唯一尊敬する人です」
有栖川 紗月:「鍵、みつけてやりましょう!」
久瀬 圭司:「だな、まずはこの世界の謎を解明してやろうぜ」
KP:良いロールをいただきました。
KP:さて、印について分かるのはそれぐらいでしょうか。
有栖川 紗月:震えてしがみついて膝を地につけていたので、膝の土を払って立ち上がりましょう
有栖川 紗月:はるかたちを残しておくのもアレですから帰りましょうか
KP:はい
KP:では、お二人は校舎側に戻ろうと踵を返します。
有栖川 紗月:お
久瀬 圭司:はい
KP:くるりと身体を返す際、周囲の、森を抜けた先の景色がちらりと見える。
KP:視界に入るのはいつもと変わらぬ、田舎の山景色…の、はずでした。
KP:しかし___
KP:___いま、"そこ"にある景色
KP:森の先、木々の合間に見えるその景色は、
KP:皆さんの記憶にあるものとは、似ても似つかないものでした。



KP:黒く歪み、尖塔のようにいびつな形をした岩々、
KP:血のように赤い砂の吹き荒ぶ荒涼とした荒野。
KP:そして、ソラに降りる一面の星と、闇
KP:荒野のその先に見えるのは、
KP:黒い、黒い黒い湖。
KP:___そして、そこから漏れる黄金の光。
KP:その光は、意志を持つかのようにズルリと動き、君たちの方へ向かって___
:
:
有栖川 紗月:「あ、あ・・・ああ」
KP:___気づくと、お二人は先程と変わらぬ森のなかで立ち尽くしています。
久瀬 圭司:「はぁはぁ…」
KP:森の先に見えるのは、田舎の山景色
有栖川 紗月:「せん、せい・・・? いま・・・?」
久瀬 圭司:じゃあ、周囲を見回して、
久瀬 圭司:「あ、ああ。。。有栖川も見えたか・・・?」
有栖川 紗月:「た、たぶん・・・」
有栖川 紗月:「有宮が言っていた荒野って・・ひょっとして?」
久瀬 圭司:「なあ、、、有宮、荒野を歩いてたらって言ってたよな…?」
有栖川 紗月:「うん、やっぱり」
久瀬 圭司:「荒野って言ってもせいぜいだだっ広い平地を想像してたんだが、」
久瀬 圭司:「あれ、少なくとも日本にあるような風景じゃねぇよな…?」
有栖川 紗月:「異界って表現がしっくりきますね」
有栖川 紗月:「後は地獄、かな・・・」
久瀬 圭司:「冗談みてぇだが、「地獄」って言葉がしっくりくるぜ…」
久瀬 圭司:「あと、最後の”アレ”は何だったんだ?」
有栖川 紗月:「はは、今度から私、真面目に讃美歌歌います・・・」力なく笑う
有栖川 紗月:「黒い湖から出てきた金の光、ですよね」
有栖川 紗月:見たものを確認するかのように
久瀬 圭司:「俺も「神は死んだ!」とでも叫ぶかね…」
久瀬 圭司:「「ああ、とにかく普通じゃなかった。言葉じゃ言い表せないくらいにな」
久瀬 圭司:「あれが何にせよ、あの世界に有宮を帰すってのは勘弁だな。。。」
有栖川 紗月:「そうですね・・・それだけは」
久瀬 圭司:「戻ろう。まだまだやらなきゃならないことがたくさんある。」
有栖川 紗月:「ええ、寮に戻りましょう。ここ、よくない感じしますし」
KP:さて、今見た光景を確認し、帰路へとつこうとするお二人ですが
KP:先程の情景は、鮮烈な記憶として、お二人の脳裏に焼き付いているでしょう。
KP:ということで
KP:この世のものとは思えない、悍ましい景色を垣間見た探索者は1/1d5のSANチェックです。
久瀬 圭司:知ってた
有栖川 紗月:ですよね
有栖川 紗月:CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) → 100 → 致命的失敗

久瀬 圭司:CCB<=69 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=69) → 40 → 成功

有栖川 紗月:しんだ
笹島 遥:えぇ…
久瀬 圭司:紗月ー!
KP:100ファン!ですがSANチェックはファンブルは無いので命拾いしましたね
笹島 遥:これがSANチェでよかった…
有栖川 紗月:正気度チェックで荒ぶるダイス
有栖川 紗月:いや全く
久瀬 圭司:とりあえずこっちは-1で
有栖川 紗月:1d5 正気度減少
Cthulhu : (1D5) → 2

久瀬 圭司:割と本体見ちゃったっぽいけど、これくらいですんで良しとするか…
有栖川 紗月:セーフの内よ
KP:はい、有栖川さんはドキドキの50台に突入ですね。
有栖川 紗月:エリエリレマサバクタニ!
有栖川 紗月:まあ、もともと低いので!(年頃)
笹島 遥:主よ 主よ どうして私を見捨てたのですか…
KP:では、お二人は先程の光景に肝を冷やしつつ、学舎の方へ戻る。ということで、こちらのシーンは終了になります。
有栖川 紗月:有宮連れてきたらどうなってたか
久瀬 圭司:想像したくもないわ
KP:BGM:ナミダ
有栖川 紗月:意外と色々解説してくれたかもだけど、彼女の正気度はなくなるな
笹島 遥:おいてきたの正解過ぎたな…
KP:さて、待っていた遥の方ですが、こちらは特に何事もなく過ごすことが出来ます。
KP:何かやっておきたいことなどあれば演出しますが、どうします?
笹島 遥:「茜っちー、手ぬぐい温めたよー」
笹島 遥:とちょっとした看病をした程度でいいですよ そっとしておく
有宮 茜:「あ、ありがと。遥ちゃん…もう大分良くなったよー…」
KP:と言う感じで、茜は随分と顔色が戻ってきたようです。
笹島 遥:「二人が帰ってくるまではしっかり休まなきゃ駄目!」 起き上がろうとする茜を寝かせる
笹島 遥:よかった
笹島 遥:「無理はしちゃだめだよ、ホントに!」
有宮 茜:「うぅ、いや、もう大丈夫だってば…」
KP:と、そんなやり取りをしていたら、調査を終えた二人が帰ってくる感じですかね
笹島 遥:うむうむ
有栖川 紗月:「ただいまー・・・」
有宮 茜:「あ、おかえりなさい」
笹島 遥:「おかえりー!」
有栖川 紗月:「有宮、調子はどう? 顔色はいいけど」
笹島 遥:「なにかわかりましたか!」
久瀬 圭司:「まあ、少しはな」
有宮 茜:「えっへっへ、もう大丈夫です!ご心配おかけしました!」
有栖川 紗月:「そっか、よかった」
有栖川 紗月:「えーと」
有栖川 紗月:「(先生、どうします? ありのままに伝えます? 有宮はあの荒野のこと知ってるっぽかったですけど)」
笹島 遥:「茜っちったら、すぐ大丈夫大丈夫いって起きようとするんだから… 休む時は休むべきって言ってあげてくださいてんてー!!」
有宮 茜:「もう、遥ちゃんだっていっつも無茶するくせに…」
有栖川 紗月:確かに・・・!
笹島 遥:例:コンクリヘッドバッド
久瀬 圭司:物理的に無茶すぎる
有栖川 紗月:じゃあ、探りを入れていきますか
KP:ほうほう
有栖川 紗月:「私たちが見てきたことを伝える前にさ、有宮」
有栖川 紗月:「荒野を彷徨ってこの学校についたって言ってたよね。それってどんな?」
有宮 茜:「え、は、はい。何でしょう」
有宮 茜:「荒野、ですか」
有宮 茜:「もう、あんまり思い出せないんですけど…」
有栖川 紗月:「そこからしか覚えてないんだっけ」
有宮 茜:「赤い砂と、黒い尖った岩がどこまでも続く、そんな感じの」
有栖川 紗月:「なるほど。そして、有宮にとって、ここは夢の世界、って認識でいいんだよね」
有宮 茜:「そう、思ってる、んですけど…」
有栖川 紗月:「オッケー、ありがと。つまり、有宮の認識では、この学校の外は赤い砂と尖った岩がどこまでも続く荒野ってことだ」
久瀬 圭司:「その世界で有宮は何をしていたんだ?」
有宮 茜:「何を、というか…気づいたらその場に居たというか…」
有宮 茜:「なので、どこかに人とか建物とか、無いかなと思って、歩いてました」
有宮 茜:「歩いて、歩いて、歩き疲れて、もうだめだー、と思ったら、この学園に」
久瀬 圭司:「それ以前のことで覚えてることは何もないのか?」
有宮 茜:「……」
笹島 遥:「突然学園が現れたんだ…」
有宮 茜:「…はい。思い出せないです」
有栖川 紗月:「私たちはさーこの学校の外ってさ。長閑な山々とか森とかさ。辺鄙だけど自然豊かなとこだと思ってたんだよね」
有栖川 紗月:「だからさ、有宮が荒野の世界から、この学園に急に迷い込んできたみたいな想像をしてたんだ」
有宮 茜:「…はい」
有栖川 紗月:「でも、私と先生は『それ』を見た」
有栖川 紗月:「この学園の外に広がる荒野を見た」
有栖川 紗月:「長閑な風景だと思っていた山稜が書割みたいに消えた」
有栖川 紗月:「ここは、そういう場所だった」
有栖川 紗月:「さっき分かったのは、そういうことだったよ・・・」
有宮 茜:「………そう、ですか…」
有栖川 紗月:「ごめんね。有宮には再確認だ。でも、私たちにはちょっと衝撃的でさ」
久瀬 圭司:「一瞬だが、あの時見た風景は明らかに日本どころか人間が住める世界じゃなかったように思う」
有宮 茜:「あっ、いえいえ!私もこの学園で過ごしてる間に、あの荒野のことも忘れかけてたくらいでしたし!」
笹島 遥:「………」
笹島 遥:「いやいや!? えらいこっちゃだよ!?」
笹島 遥:「この学園以外その荒野ってどういうことでなんですかー!!?」
笹島 遥:「茜っちタフだねえ… よくたどり着いたもんだ…」
久瀬 圭司:「正直なところよくわからん。一瞬、白昼夢のようにその光景が見えたんだよ。」
有栖川 紗月:「有宮に聞いてなかったら、幻だと思うよね」
久瀬 圭司:「自分一人なら、 有宮の話に当てられた妄想かとも思ったが、二人で同じ光景を見たからな…」
笹島 遥:「うーん、謎が謎を呼びますね…」
KP:さて、そんな謎が謎を呼ぶ情景
有栖川 紗月:「(黒い湖と金の光は・・・そもそもよく分かってないから話さなくてもいいか)」
KP:学園の外の荒野ですが、実際に見たわけではないので、話を聞いただけの遥さんはSANチェックはありません。
有栖川 紗月:せふせふ
笹島 遥:よかったよかった
有栖川 紗月:さて・・・どうしたもんか
笹島 遥:理事長と、礼拝堂
笹島 遥:どう調べるべきか…
有栖川 紗月:ここが作り物の世界で、最終目標は有宮の現実世界への脱出という話をいい感じに伝えたいところだが
有栖川 紗月:先生のかっこよかったシーンに全員が居なかったのはそういう意味では凄い惜しかったなぁ
KP:そうですねえ
久瀬 圭司:恥ずかしいから止めて!
笹島 遥:w
KP:では、その辺をどう伝えるべきかを含め、今後の方針は次回までに考える、ということにしましょうか。
KP:~瑠璃の鳥~
有栖川 紗月:ですね、長くなる
久瀬 圭司:次の一手が重要だなー
有栖川 紗月:では次回は茜と一緒に礼拝堂に行くということで。
有栖川 紗月:茜が礼拝堂苦手って話もあったと思うので、そのあたりもインタビューしていこうか
笹島 遥:はい! ガンバルゾー!



KP
KP:はい
笹島 遥:っしゃーい! テニスだ!
KP:ではCoC「手を伸ばすには遠すぎて」、再開していきましょう。
KP:ちょっと間が空いてしまいましたが、前回までの記憶は皆さん残っていますかね
有栖川 紗月:いやあ、この卓はロールと考察が楽しくて楽しみでしたよ
有栖川 紗月:なんかもりでみた
笹島 遥:久瀬てんてーかっこよかったー!!
有栖川 紗月:先生がイケメンだった
笹島 遥:そしてなぜか味方側なのに絶望を盛り上げていく先輩よ…
久瀬 圭司:おだてても何も出ねぇからな!
笹島 遥:隠れてサブKPの密約とか交わしてない?
有栖川 紗月:GMの演出を他PLに分かりやすく解説しているんだ私は悪くねぇ!
KP:いやあ、協力的なPLでKP助かっちゃいますねえ
笹島 遥:とりあえず残る謎の…というかまだいろいろ解消できてない感あるけど、礼拝堂が一番わかりやすそうだしいってみよう!
笹島 遥:と言う感じですね
有栖川 紗月:そうね。何かがあるのは間違いないわ
KP:なるほど、では皆さん記憶はしっかりと残っているようですし、本編を始めていきましょうか。
笹島 遥:はーい、よろしくおねがいします!
有栖川 紗月:おねがいします!
久瀬 圭司:よろしくー
KP:はい、よろしくおねがいしますね。
KP
KP:時刻は昼過ぎ。茜を交えていろいろと話しをしていた皆さんの耳に、午後の授業の開始を告げるチャイムの音が聞こえてきます。
笹島 遥:「お、午後のチャイムだ」
久瀬 圭司:「授業も始まるし、動くなら今の内だな」
笹島 遥:「いやー、ついに無遅刻無欠席が破られてしまった まあいいや」
有栖川 紗月:「もうこんな時間か。じゃあ、礼拝堂行ってみますか・・・」
笹島 遥:「そうだねえ… 茜っちは体調大丈夫?」
有宮 茜:「結局午後の授業もサボっちゃったね・・・」
笹島 遥:「午後は銀じいちゃんの古文だから後から出席簿に名前書くという手段があるよ!」
有宮 茜:「あ、うん。もう大丈夫。心配かけてゴメンね」
笹島 遥:「無理しちゃ駄目だからねー!」
笹島 遥:「っと、そういえば礼拝堂か」
有宮 茜:「うん、わかってる」
笹島 遥:「茜っち、前から嫌がってたけど 礼拝堂でなにか嫌なことでもあったの?」
有宮 茜:「え?ううん、別に特別嫌な思い出があるわけじゃないはずなんだけど・・・」
有宮 茜:「でも、なんとなく近づいちゃいけないような感じがして」
久瀬 圭司:うむーなんかの伏線なのか
笹島 遥:「ふむ…」
笹島 遥:これは警告と捉えるべきか、連れてくとイベントが起きるよのサインと捉えるべきか
有栖川 紗月:「女の勘ね・・・」
笹島 遥:後者だな!!!
笹島 遥:「確かにあの教会、近づくと眠くなるとかおかしなこと起きるしね」
久瀬 圭司:近づけさせるのも不穏なんだが、一人にしておくのももっと不穏だ
有栖川 紗月:「・・・それだ」
笹島 遥:「え?
有宮 茜:「?」
有栖川 紗月:「有宮って寝ないようにしてるんだよね。じゃあ、有宮が寝ちゃったらどうなるのかな?」
笹島 遥:「!!」
有栖川 紗月:「・・・少なくとも、今もあそこが眠くなる場所なのかどうか、それを確認しないと近付けさせられないよ」
有宮 茜:「それは・・・」
笹島 遥:「それか皆でビンタしながら近づくという手も?」
有栖川 紗月:「見た目面白くなるからやめて」
有宮 茜:「ほっぺた真っ赤になるよ遥ちゃん」
久瀬 圭司:されてる方は面白くねぇんだよなぁ
笹島 遥:「んじゃあ、ちょろっと確認しに行く?」
久瀬 圭司:まあ、まずは偵察がてらちょっと行ってみるか
笹島 遥:うむ
有栖川 紗月:「うん、そうしよう」
有栖川 紗月:「有宮も、取り敢えず近くまでは一緒に行こうか」
久瀬 圭司:「とりあえずは偵察、眠気以外にも何かあったらいったん下がろう」
有宮 茜:「・・・そう、ですね」
笹島 遥:「気張っていきましょう」
有宮 茜:「今更、置いていかれる方が心配ですし」
笹島 遥:「「眠くなったら即ビンタ! 覚えておきましょうね」」
久瀬 圭司:いやな覚え方だなぁ
久瀬 圭司:まあ、まずは出たとこ勝負だ
笹島 遥:「むしろ、茜っちがまたウチら置いてっちゃわないように見てないとね」
笹島 遥:「ホントに」
笹島 遥:うむ
有宮 茜:遥ちゃん、目が座ってる・・・
有栖川 紗月:「んじゃ、行きますか。いざ礼拝堂!」
KP:では、皆さんは礼拝堂の近くまでやってきました。
有栖川 紗月:「よし、はるか! 近くまで行って偵察よ」
久瀬 圭司:犬かなにか?
笹島 遥:「ラジャー!!! って私だけ? まいっか!」
笹島 遥:「おっしゃー!!!」
笹島 遥:ダッシュで近づく
笹島 遥:速い
有栖川 紗月:坑道のカナリヤ
笹島 遥:例え!!!
笹島 遥:ガスで死ぬやつ!!!
KP:はい、ではダッシュで礼拝堂まで近づいた遥さん
笹島 遥:はい
久瀬 圭司:ポケモンみたいに見えてきた
KP:特に何事もなく礼拝堂まで近づくことが出来ますよ。
KP:カナリヤは元気に鳴いております
笹島 遥:「………」
笹島 遥:「大丈夫みたいですー!!」 ブンブンと先輩たちに手を振る
有栖川 紗月:「・・・となると、こっちはないのか。それとも、噂通りに夜だけなのか・・・」
有栖川 紗月:「まあ、少なくとも、近づいただけでどうにかなることは無さそうですね」
久瀬 圭司:「まあ、日中はシスターとかもいるはずだしな」
久瀬 圭司:「誰でも彼でもやられてたら、もっと大きな話になってるだろう」
有栖川 紗月:「どうする有宮。行きたくないなら、私もここに残るけど」
有宮 茜:「・・・いえ、大丈夫です」
有栖川 紗月:「おっけ」
久瀬 圭司:「じゃあ、行ってみるか」
笹島 遥:なおも手を振っている 
有栖川 紗月:「じゃあ、先生。有宮に何かあったらお願いしますね」
有栖川 紗月:行こう行こう
久瀬 圭司:「了解。ま、お互いにな」
有栖川 紗月:「いえっさ!」
有宮 茜:「心配かけてすみません・・・」
笹島 遥:なんかポーズを取り始める
有栖川 紗月:では遥のところまで行こうか
有栖川 紗月:「・・・それは何のライダー?」
笹島 遥:「これはライダーではなくカイオウジャーのレッドです!」
有栖川 紗月:「はいはい、パルパンサーね」
有栖川 紗月:「じゃあ、行きましょうか」
笹島 遥:「ふ、古い…」
笹島 遥:「はーい」
有宮 茜:「遥ちゃん、分かってると思うけど、礼拝堂で暴れちゃダメだよ?」
久瀬 圭司:「なぜそこはしってるのか」
笹島 遥:「暴れないよー! グロンギでも来ない限り!」
笹島 遥:←先日の潜入時に何か割ってる女
久瀬 圭司:「ある意味バーサーカーだからなぁ」
有栖川 紗月:では扉を開けましょう
有栖川 紗月:ギイィィィ
笹島 遥:「失礼な… とりあえず入りましょ!」
笹島 遥:(バイオのあれ)
久瀬 圭司:(この後無駄に凝った解錠方法とか出てくるのか・・・)
KP:はい、では皆さんが扉を開けると、一人のシスターと目が会いました。
KP:彼女は手に箒を持っており、どうやら掃除中だったようです。
笹島 遥:ほう…
シスター:「・・・あら?」
笹島 遥:「こんちはー!」
有栖川 紗月:「失礼します、シスター」
久瀬 圭司:「こんにちは」
シスター:「え、ええ、こんにちは。みなさん大勢で。どうされました?」
有宮 茜:「こ、こんにちはー・・・」
シスター:「今は午後の授業中では・・・?」
笹島 遥:「久瀬てんてーの許可の元課外授業中です!」
久瀬 圭司:「ええ、総合系の授業で、学年取っ払ってグループでこの学校について調べるってやつでして」
久瀬 圭司:「それで、この礼拝堂について調べるって話になりましてね」
笹島 遥:「入学して暫く経つけど、あんまり来る機会なかった礼拝堂をじっくり見たいんです!」
有栖川 紗月:「神の家の扉はいつでも開かれている、と伺いましたので」
久瀬 圭司:「まあ、俺は、一応お目付けの役目です」
KP:なるほど、ではその言い訳でシスターが納得するか、《言いくるめ》または《信用》で振ってみましょうか。
有栖川 紗月:CCB<=80 【信用】
Cthulhu : (1D100<=80) → 64 → 成功

笹島 遥:成功してくれたので振らないでおく…
KP:ほほう、さすがですね。
久瀬 圭司:同じく、15くらいしかない
KP:では、いいトコのお嬢さんで、普段の素行も良い有栖川さんのことをシスターもよく覚えていたらしく、課外授業という話に納得してくれます。
シスター:「ああ、なるほど。そういうことでしたか。事前に仰ってくれれば準備しましたのに」
有栖川 紗月:「申し訳ありません。はたと思い当たりまして」
有栖川 紗月:「日曜礼拝に出席しているものの、私はまだここのことを何も知らないと」
有栖川 紗月:「いい機会だと思い、伺ったのですシスター」
シスター:「なるほど。普段当たり前と感じているものでも、改めて見直してみるというのは大事なことです」
有栖川 紗月:「ありがとうございます。不躾なこと、お許しください」
有栖川 紗月:「しかし、お掃除中でしたか」
笹島 遥:「(ミサ、行くには行くけどシスターのきれいな声とキリストお経が気持ちよくて寝ちゃうんだよねー)」
有栖川 紗月:「せっかくの機会です。宜しければ、手伝わせていただけませんか?」
シスター:「あら、宜しいの?授業中なのでしょう?」
久瀬 圭司:「まあ、中をよく見るのにはちょうどいいでしょう」
久瀬 圭司:「普段見ない細かいところまで見るのもいいと思いますよ」
笹島 遥:「これから見せてもらうし、綺麗にするのも授業の一環ってことで!」
シスター:「・・・そうですか。なら、申し訳ないけれど、お願いしましょうか」
笹島 遥:「はい! おまかせを!」
KP:そう言うと、シスターは奥から箒やちりとり、ハタキなんかを持ってきます。
有栖川 紗月:「じゃあ、はるかは雑巾がけお願い。床をぴっかぴかにしてね」
笹島 遥:「はーい!! 茜っち! ここから向こうまでレースだ!」
有宮 茜:「む、良いけど、足滑らせて頭ぶつけたりしないでね?」
久瀬 圭司:「張り切りすぎて転ぶなよ」
笹島 遥:「運動神経だけは最高にいいんですよウチ!」
有栖川 紗月:ではこちらはシスターを引き付けておこう
笹島 遥:「では…よーい…どん!」
有栖川 紗月:課外授業らしく、ステンドグラスのシーンの由来とかを聞いていよう
笹島 遥:と圧倒的なスピードで地下の扉の前まで雑巾がけをする
KP:ではシスターは有栖川さんの質問に丁寧に答えてくれます。
笹島 遥:ではその後ろでこっそり地下への扉を開けてみようね
笹島 遥:「(今がちゃーんす!)」
KP:よっぽどのことがない限りは、シスターの目を盗んで行動することも可能でしょう。
有栖川 紗月:「これが使徒トマスがイエス様の脇腹に指を突っ込むと言ったシーンなんですねなるほど」
有栖川 紗月:「これがボアネルゲですか。すると、このステンドグラスは十二使徒を描いたものと?」
有栖川 紗月:気を引きながら目配せしようバチコーン
笹島 遥:サムズ・アップしてから 地下への扉を開けよう
笹島 遥:グイッっと持ち上げてみます
KP:はい、では遥さんはこっそりと地下への扉に手をかけ、
久瀬 圭司:遥が地下室へ沈んでいくシーンはry
KP:ガチャリ、と扉を開きます。
笹島 遥:「(何が出るかな…?)」
KP:扉の中には梯が続いており、その先は真っ暗です。
笹島 遥:「(暗っ!!)」
有栖川 紗月:ほう、普通に地下室か
笹島 遥:先輩に行ってみますか? と手でジェスチャーする
久瀬 圭司:お客様に暗視をry
笹島 遥:これソドワじゃねーから!!
有栖川 紗月:うーん、無断で入るか、シスターに話をしてみるか悩むところだなぁ
KP:全員人間族なんだよなあ
有栖川 紗月:はるかはどうしたい?
笹島 遥:行きたい(好奇心は猫を虐殺した)
久瀬 圭司:行くとしたら遥が先行する形になるなぁ
久瀬 圭司:さすがに一度に何人もいなくなると怪しまれそう
有栖川 紗月:では頷いて親指を下にのジェスチャーだ
笹島 遥:「(…殺れ…?)」
久瀬 圭司:誰を
笹島 遥:先輩に敬礼して下るよ
笹島 遥:シスターかな?
有栖川 紗月:それは首のところでやったときね
笹島 遥:「(あれれ~ ほこりっぽいな~ これは掃除しなきゃな~)」 とても小声
笹島 遥:梯に足をかけ、下っていきます
笹島 遥:茜っちにしばらく待ってね というジェスチャーもちゃんとしておこうね
久瀬 圭司:「気をつけろよ(小声)」
KP:ふむ。では茜はちょっと不満そうに遥を見送ります。
笹島 遥:「b」
笹島 遥:「…(一緒に来る?)」
有宮 茜:「(・・・遥ちゃん、その下、なんだかすごく嫌な感じがする)」
笹島 遥:「(…まぁじでぇ?)」
有宮 茜:「(一人で行っちゃうのは・・・ちょっと心配だよ)」
笹島 遥:「(…うん、私が無理してるんじゃあ 茜っちに言う資格ないもんね)」
笹島 遥:「(今回はやめとく! シスターにちゃんと聞いてみよう)」
有栖川 紗月:では首を振った有宮を見て、はるかと先生にアイコンタクトしよう
久瀬 圭司:「b」
笹島 遥:潔く閉じてシスターと先輩の方に向き直ろう
久瀬 圭司:これは「あれれ~こんなところにry」コースだ
笹島 遥:やろうとしてることを潰されてしまった!!!
笹島 遥:「おやおや? シスター! この扉はなんですかー!?」
シスター:「ええ、あちらのステンドグラスは・・・え、扉ですか?」
有栖川 紗月:「もう、はるか。大声出さないの」
久瀬 圭司:「んー、これは地下があるのか?」
笹島 遥:「ええ、この床についている扉ですー!」
有栖川 紗月:内心ドキドキ
笹島 遥:「教会に秘密の地下空間が!?」
KP:シスターはどれどれ、と遥のいる方を見て
シスター:「・・・あら、そんなところに。多分、物置か何かじゃないかしら?」
笹島 遥:「あれ? シスターも知らないんですか?」
シスター:「ええ。私も最近この場所の管理を任されたばかりですし・・・」
有栖川 紗月:「・・・開けてみても?」
シスター:「それにしても床板に上手く溶け込んで、よくできてますねえ」
笹島 遥:「雑巾がけしてなきゃ気づきませんでしたね」
久瀬 圭司:ふむ
笹島 遥:「へー… じゃあついでですし、一緒に整頓しちゃいませんか?」
久瀬 圭司:このシスターがいつ頃からいるかって思い出せる?>KP
シスター:「うーん、学校の備品とか入っていても困りますし、変に明けて怪我をしても・・・」
KP:そうですね。思い出せていいですよ。2-3年前くらいからでしょうか。
KP:シスターはちょっと迷っているようです。
久瀬 圭司:ふむ、となるとその時系列は整合性取れてるか
笹島 遥:どうする? 行ってみる?
笹島 遥:「まぁまぁ、シスターも中気になるでしょ?」
シスター:「・・・はぁ。開けて見るだけですよ?」
笹島 遥:「やったー!」
笹島 遥:と言ってさもはじめて開けるように開けよう
笹島 遥:「よいしょっと」 ガチャリ
シスター:「あと、開ける時は十分に気をつけてくださいね。落ちたり扉をぶつけたりしないように」
笹島 遥:「さすがのウチもそこは気をつけますよ!」
笹島 遥:ギギギっと中が見える程度に扉を開ける
KP:では扉を開けると、先ほどと同じ様に、真っ暗な穴に続く梯がかかっているのが見えます。
有栖川 紗月:「・・・流石に地下だけあって暗いですね。シスター、明かりとかありませんか?」
シスター:「これは・・・地下室みたいですね」
久瀬 圭司:「ほー、こんなところがあったんですね」(しらじら)
笹島 遥:「何も見えませんね…このままだと…」
シスター:「明かりですか?蝋燭が幾つかと・・・懐中電灯もどこかにあったかしら」
笹島 遥:「それかスマホのライトはどうかなー?」
KP:ふむ、スマホのライトで照らすのはOKですよ
笹島 遥:よし
シスター:「ああ、むやみに覗き込まない落ちたら大変ですから」
笹島 遥:「一台じゃ香料足りないかもしれないね」
笹島 遥:「茜っち、先輩、てんてー みんなのスマホライトの力をオラに貸してくれ!!!」
KP:覗き込んでから言おうと思ったらシスターの台詞が先に出てしまった。
有栖川 紗月:「落とすんじゃないわよ」
久瀬 圭司:「はいはい」
有宮 茜:「良いけど、遥ちゃん落ちないでね・・・」
笹島 遥:「んもーみんなして …え? フリじゃないよね?」
有栖川 紗月:「・・・・」
笹島 遥:「先輩????」
有栖川 紗月:「・・・」
有栖川 紗月:「気を付けてね」
笹島 遥:「なんですか、今の目線と間はー!?」
笹島 遥:「ぜ、絶対に押しちゃ駄目ですよ!? これ本気ですからね!!」
笹島 遥:皆のスマホライトで照らされた穴を覗き込むよ
笹島 遥:目星いいでしょうか
KP:はい、では《目星》どうぞ
笹島 遥:CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) → 87 → 失敗

有栖川 紗月:おっふ
笹島 遥:ダメじゃねーか!!
KP:あらら、光量が足らなかったようですね・・・
笹島 遥:「…んーもうちょっと光がほしいかな…?」
笹島 遥:「先輩とてんてーも見ます?」
有栖川 紗月:「ちょっとはるか。それ普通の方のライトアプリじゃない」
笹島 遥:「え? あ… 爆光アプリ起動すんの忘れてた」
有栖川 紗月:「貸しなさい。こっちに光量凄いのあるんだから」
有栖川 紗月:といって試みましょう
笹島 遥:「はーい、先輩よろしくです」
KP:はい、では目星どうぞ
有栖川 紗月:CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) → 45 → 成功

笹島 遥:ベネ
有栖川 紗月:じゃあの!
KP:では、有栖川さんが覗き込んでみた所
久瀬 圭司:サーて何が出るか
笹島 遥:鬼が出るか蛇が出るか
KP:梯はかなり深くまで伸びていますが、どうやら下のほうで小部屋になっているようです。
有栖川 紗月:「うーん・・・長い梯子の終着点は小部屋、かな・・・?」
笹島 遥:「なにか置いてあったりします?」
KP:部屋には、幾つかの棚が設置されているように見えます。しかし、それ以上は角度的に上手く見えませんね。
有栖川 紗月:「棚、があるだけかな・・・」
笹島 遥:「棚かー…」
有栖川 紗月:「あとはちょっと見えないや」
笹島 遥:「教会だし、ワインでも隠してあるのかな」
シスター:「・・・ほら、気が済んだでしょ?落ちたら危ないですから、離れて」
KP:シスターはちょっとハラハラした様子で言います。
笹島 遥:「(茜っち、どう? なにか心当たりない? はしごと小部屋と棚で)」
有宮 茜:「(え?心当たり?うーん・・・)」
KP:茜は少し考えている様子でしたが、特に思い当たるものはなさそうです。
笹島 遥:だろうなあ…
有栖川 紗月:じゃあ皆でシスターに心理学(5%)しよっか♪
笹島 遥:うむ、このヒトのハラハラは、秘密を見破られそうになっていることへの焦りか、それとも心配してくれているのか
久瀬 圭司:皆で振るかー
笹島 遥:よろしくあんこさん!
笹島 遥:クリれ!!!
KP:なるほど。では全員分心理学振りましょうか
有栖川 紗月:あんこさんだもん。やってくれるよね?
笹島 遥:ああ、もちろんだ(100)
KP:シークレットダイス
有栖川 紗月:他人のダイス振る時も目が悪かったら目も当てられないじゃない
KP:シークレットダイス
KP:シークレットダイス
KP:ふむ
KP:では有栖川さんと久瀬さんは、ちょっとシスター慌て過ぎじゃないかな、と思いました。
有栖川 紗月:・・・?
久瀬 圭司:んー、難しいところだな・・・
有栖川 紗月:はるかは?
KP:遥さんは、シスターが「下に落ちて怪我でもされたら困る」と心配していると強く感じました。
笹島 遥:…
有栖川 紗月:・・・どっちにしてもあんこさん凄いな
久瀬 圭司:さーて、どっちだ
笹島 遥:そう来たかァ~~
有栖川 紗月:ファンブルかクリティカルを二人分出したって感じだ
笹島 遥:またあんこさんがおもしろ出目を出してしまったのか
有栖川 紗月:これの一番面白いところは
有栖川 紗月:あんこさんが公開できないところ
笹島 遥:www
KP:はて
笹島 遥:怪しんだのが二人だ、行こうぜ!
有栖川 紗月:差異があっただけでも儲けもんだ。遥が正解でも問題はないでしょう
久瀬 圭司:焦ってる、ってことは見られたくないものがありそうな感じはあるな…
久瀬 圭司:よし、ちょっと行ってみるか
久瀬 圭司:最悪逃げようQ
久瀬 圭司:じゃあ、
有栖川 紗月:ではみんなに携帯を返そう
久瀬 圭司:「あー、ちょっと俺が見てきますよ。」
久瀬 圭司:「危ないものがないか、念のためね」
シスター:「え?」
笹島 遥:「うえっ、落っこちないよう気をつけてくださいよ!」
シスター:「いえあの。私もこの場所を預かってる以上、あまり危ないことをされるのは困ります」
久瀬 圭司:シスターは3人とここに残っててください。そのかっこじゃ降りれないでしょう。
笹島 遥:「シスターもこんなに心配してくれてるんですから、気をつけて降りなきゃダメですよ!」
久瀬 圭司:「いえいえ、大丈夫ですよ。ちょっと見てくるだけですから」
シスター:「いや、別に今降りる必要ないのでは・・・?」
有栖川 紗月:「こういう時、男の人は頼りになりますね!」
久瀬 圭司:蚊帳の外で話を進めていこう
シスター:「いえ、あの・・・怪我とかされると、その、私にも管理監督責任というものがですね・・・!」
笹島 遥:「オンナを残して一人旅立つオトコ…」
久瀬 圭司:携帯を受け取るときに小声で、「気を付けてな、シスター、判断がつかん(小声)」とささやいておく
笹島 遥:「ええ全くです、降りる途中で引っ掛けないでくださいよ! シスターもそういいたいんですよね!」
KP:まあ、無理やり降りるならDEX
KP:DEX
KP:*5
久瀬 圭司:CCB<=(11*5) 【DEX】 梯子を下りる
Cthulhu : (1D100<=55) → 55 → 成功

有栖川 紗月:「(ええ、ちょっと慌て過ぎに感じますものね)」
KP:説得して降りるなら《言いくるめ》ですかね
笹島 遥:草
久瀬 圭司:あら、振っちゃった
KP:おお、サクッと行きましたね。
有栖川 紗月:おちるところだったか
久瀬 圭司:まあ、成功なんで無理やりおります。言いくるめも15くらいしかないしね
笹島 遥:危ねえ… 落ちたら落下ダメージヤバイぞこれ多分…w
久瀬 圭司:「すたこらー」
有栖川 紗月:サクっと→同値
KP:ではシスターが止める暇もあればこそ。久瀬先生はそのまま梯を降りていきます。
シスター:「あ、ちょっと」
笹島 遥:「いってらっしゃーい」
笹島 遥:「まぁまぁ、我々は様子を見ましょう」
笹島 遥:「危なければ救助に向かわなきゃいけませんからね」
有栖川 紗月:シスターの背後に回っていよう
シスター:「・・・うーん、もう。足踏み外さないようにしてくださいね」
KP:シスターは不承不承、といった様子で、久瀬先生に言います。
KP:さて、地下に降りた久瀬先生ですが。
久瀬 圭司:何が出てくる
笹島 遥:「てんてー、ヤバかったら大声出してくださいねー!!」
有栖川 紗月:有宮の顔を見ておくんだったな
久瀬 圭司:「おーう」
KP:長く続く梯を降りていくと、やがてコンクリートで舗装された床に足がつきます。
KP:明かりは持って降りていますね?
久瀬 圭司:ああ、携帯のライトをつける
KP:はい、では周囲を見渡すと、地下室は六畳ほどの小部屋になっており、左右には物置に使われていると思しき棚が設置されています。
久瀬 圭司:他に通路はある?
KP:正面に鉄製の扉が一つ着いているようです。
有栖川 紗月:やっぱりあるか
久瀬 圭司:んー、さすがにメタ的にも扉の先は危なそうだな
久瀬 圭司:さすがにこの部屋を軽く見てみるくらいで済ませるか
笹島 遥:鉄製…
久瀬 圭司:扉に鍵はついてる?
KP:鍵はついてなさそうですね。
久瀬 圭司:ふむ
久瀬 圭司:じゃあ後は調べられそうな棚を見てみよう
久瀬 圭司:何かある?
KP:棚には礼拝堂で使うための蝋燭や燭台の予備、あとは建設中に出た資材の残りみたいなものが置かれています。
KP:特に目ぼしいものはなさそうですね。
久瀬 圭司:んーどうしようか
久瀬 圭司:一応目星で振ってもいい?
KP:はい、良いですよ。
久瀬 圭司:ちょっと低いが
久瀬 圭司:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 83 → 失敗

久瀬 圭司:だめかー、元々高くないしな
KP:ふむ、では特に役には立つものはなさそうだな、と思いましたね。
久瀬 圭司:あとは、そうだな。最近人が来たような形跡はある?
久瀬 圭司:足元の埃のたまり具合とかでわからない?
KP:なるほど
KP:そこに注目するのであれば、床には埃が積もっていないことがわかります。
KP:誰かが頻繁に使っているのかもしれませんね。
久瀬 圭司:ほうほうほう、これは結構重要
久瀬 圭司:今まさに扉の先に誰かいる可能性もあるか
笹島 遥:聞き耳どうよ
久瀬 圭司:やってみようか
久瀬 圭司:扉に近づいて聞き耳を立てます
KP:はい、では《聞き耳》どうぞ
久瀬 圭司:おっと雑談で振っちゃった
久瀬 圭司:しかも失敗
久瀬 圭司:久瀬圭司:CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) → 77 → 失敗

久瀬 圭司:コピペしておくね
KP:ふむ、では特に何も聞こえません。
久瀬 圭司:んー。ちょっと判定がイマイチだけど、思い付くのはこれくらいかな
有栖川 紗月:では、戻られますか?
久瀬 圭司:ちなみにだけど、ここって携帯の電波届いてる?
KP:んー、周囲はコンクリートの打ちっぱなしですし、扉の周囲はともかく、奥だと届かないんじゃないでしょうか。
KP:扉=入って来た側ね
久瀬 圭司:ふむふむ
久瀬 圭司:じゃあ、入ってきた付近で紗月に電話をかける
有栖川 紗月:鳴るなら取ろう
久瀬 圭司:「もしもし、俺だ」
久瀬 圭司:と、まずは見つけた情報を話しておく
有栖川 紗月:「お疲れ様です。なるほどなるほど」
久瀬 圭司:で、携帯を通話中のまま近くに隠しておく。
久瀬 圭司:充電が持つ限りだが、誰かが通ればわかるはず
KP:ほむ、なるほど
有栖川 紗月:ではこちらも録音アプリを起動しておこう
久瀬 圭司:音量はミュートにして、光も漏れないようにしておくね
有栖川 紗月:波形が出るやつ。これなら四六時中聞いてなくても大丈夫だ
笹島 遥:低電力モードにしておくのだ
KP:ふむふむ
有栖川 紗月:デメリットとしては、久瀬先生と携帯での連絡が不可能になる、か
KP:おもしろいですね。ではそう言った仕込みは出来たということでいいでしょう。
久瀬 圭司:まー、さすがにここから別行動ってのはないだろうし。
KP:まあ、電波はギリアンテナ1本といった感じですので、音は悪いかもしれませんが。
久瀬 圭司:最悪、2人で動けばどうにかなるのでというあて推量
久瀬 圭司:と、言う感じで上に戻る
有栖川 紗月:シスター、床にwifiを!
KP:床下wifi・・・使用する人が限定されすぎている・・・!
笹島 遥:案外多かったりすると嫌だな…
有栖川 紗月:「おかえりなさい。やっぱり物置でしたね」
笹島 遥:「ありゃりゃ、あんまり面白くなかった感じです?」
KP:はい、では無事上まで上がってこられます。
久瀬 圭司:「ああ、なんか別の扉があったが、あれも物置だろ。」
久瀬 圭司:「シスターもすんませんね。なんか無理やり見たいになっちゃって。」 
シスター:「はあ、確かに気になるのは分かりますが、生徒の前では自重してください。加害学習中なのでしょう?」
KP:課外
笹島 遥:酷い誤字だ
久瀬 圭司:虐待なんてしてないよー
有栖川 紗月:「地下聖堂かと思っちゃいました! 勉強になります」
笹島 遥:「てんてーったらわんぱくなんだからー」
久瀬 圭司:「じゃ、そろそろ戻るか?」
久瀬 圭司:「笹島には言われたくねぇよ」
笹島 遥:「そうですね、床はピッカピカにしたことだし」
笹島 遥:「そんな褒めないでくださいよ!」
久瀬 圭司:「褒めてねぇから」
有栖川 紗月:「ええ、大変勉強になりました」
有宮 茜:「あはは、確かに遥ちゃんよりわんぱくだとちょっと大変ですよね・・・」
有栖川 紗月:「シスター、またお話を聞きに来ても?」
久瀬 圭司:「じゃあシスター、ありがとうございました。」
シスター:「ええ、構いませんよ」
笹島 遥:「ありがとうございましたー!」
有栖川 紗月:「あっりがとうございました」
有栖川 紗月:スタッカートはいった
シスター:「いえいえ、こちらこそお掃除を手伝ってくれてありがとうございました。課外学習は良いけれど、張り切りすぎて怪我しないようにね」
笹島 遥:「大丈夫です! なれてますから!」
有宮 茜:「いや遥ちゃん、怪我には慣れないでほしいんだけど・・・」
笹島 遥:「大怪我はしないようにしてるから安心して!」
有栖川 紗月:そういうとこだぞ
笹島 遥:「さて、とりあえず戻りましょっか」
有栖川 紗月:一旦寮かな
久瀬 圭司:だな
笹島 遥:うむ
KP:では、そんな会話をしつつ、皆さんは礼拝堂を後にする、ということで。
有栖川 紗月:うす
笹島 遥:うん
久瀬 圭司:ちょうど区切りですかね
KP:皆さんは一度、寮に引き上げます。
KP:時刻的には、そろそろ午後の授業が終わろうかという所
笹島 遥:放課後が近い
KP:しばらくすると、学園祭の準備をする生徒たちが学園にあふれる時間となるでしょう。
KP:___と、いうところで、本日はお時間ですかね。
KP:~瑠璃の鳥~
久瀬 圭司:お疲れ様でしたー
笹島 遥:お疲れ様でした
有栖川 紗月:おつかれさまでした!
KP:はい、おつかれさまでした。
有栖川 紗月:では次回は理事長にカマをかけつつ、鍵を借りましょう
有栖川 紗月:そして夜の礼拝堂の地下に突入してみましょうか
笹島 遥:うまく行ったら再び礼拝堂地下室へゴーだ!



KP
KP:さて、では「手を伸ばすには遠すぎて」 再開です。
有栖川 紗月:うっしゃおら
笹島 遥:っしゃーい!
笹島 遥:ッッシャァオオ!!
KP:前回皆さんは、礼拝堂の地下にある小部屋に久瀬先生のスマホを仕掛けて寮に戻ってきたんでしたね。
笹島 遥:久瀬てんてーのスマホの画面は果たして無事で帰ってくるのだろうか!
笹島 遥:作戦会議だね
久瀬 圭司:せめて情報だけは何か掴んでから帰って来てくれ
有栖川 紗月:ええ。録音してるし、波形で分かるアプリ入れてるわ。
KP:時刻はそろそろ放課後、授業終わりの生徒たちが学園祭の準備に精を出す時間に移りつつあります。
KP:ということで、再開して参りましょう。
KP:皆さんは寮に戻ってきました。寮は今は静まり返っていますが、もう少しすると戻ってくる生徒で少し騒がしくなることでしょう。
笹島 遥:「静かだねー この時間に帰ってきたのはじめてかも?」
有栖川 紗月:「やっぱり地下室だったわね」
有栖川 紗月:「普段は部活があるからね」
笹島 遥:「最初見つけたときから怪しいと思ってました!」
久瀬 圭司:「人の出入りもあるようだったし、今のところあそこが一番胡散臭いな」
有栖川 紗月:「有宮は・・・あそこは嫌な感じがしたんだっけ」
有宮 茜:「はい・・・上手く説明できないんですけど、何というか、感覚的に」
有栖川 紗月:「礼拝堂に近寄りたくない理由ってあそこだったのかねぇ」
笹島 遥:「謎の地下室に謎の鉄扉だもんね…」
笹島 遥:「怪しいにもほどがあるよ」
久瀬 圭司:「しかも、シスターは知らないが人が出入りした形跡はありと」
有栖川 紗月:「いまんところ、先生のスマホに反応はないみたいね。何かあるとすると・・・夜かな」
笹島 遥:「やっぱりカルティストの仕業なのかなー」
笹島 遥:「夜かあ… 鍵、どうしましょうね」
有栖川 紗月:「前は理事長に借りましたよね」
久瀬 圭司:「最悪、携帯忘れたっっつて貸してもらうかね」
有宮 茜:「えっと、多分、鍵なら職員室にもあるんじゃないでしょうか」
有栖川 紗月:「理事長も、有宮のことを覚えていた一人ですし・・・話を聞いてみてもいいかもですね」
笹島 遥:「え? そうなの久瀬てんてー」
有栖川 紗月:「ほう」
有宮 茜:「一応、学校の備品ですし・・・あ、でも今はシスターが使ってるのかな」
笹島 遥:「りじちょー、茜っちのこと覚えてるかなー… 気になりますねえ」
久瀬 圭司:「まあ、さすがに職員質にないことはないだろう」
笹島 遥:「じゃあ教師権限で持ってき放題じゃないですか!」
KP:久瀬先生は、学校の各施設の鍵は、職員室にも備え付けられているのを知っていていいです。流石に講堂の鍵とかいちいち理事長に借りに行かないでしょうし
久瀬 圭司:了解
有栖川 紗月:「鍵の問題自体は解決ね。無かったりしたら最悪理事長に借りましょうか」
有栖川 紗月:「でも、理事長には会っておいた方がいいかも?」
久瀬 圭司:「まあ、夜は地下に行ってみるとして、理事長をどうするかだな」
有栖川 紗月:「覚えてるなら有宮に反応するだろうし」
笹島 遥:「りじちょーが作ってたスクラップのことも聞いてみようかなあ」
笹島 遥:「カルトに関しての情報も欲しいですからね」
有栖川 紗月:「うーん、じゃあ、先生。こういうのはどうでしょう」
有栖川 紗月:「まず、職員室で礼拝堂の鍵を借ります」
有栖川 紗月:「そして、理事長先生に『鍵は誰かが返していない。携帯を落としたから鍵を貸してほしい』という名目で礼拝堂の鍵を借りに行きましょう」
笹島 遥:「出た! 先輩の怪しげな作戦だー!」
有栖川 紗月:「理事長が覚えていれば有宮に反応するはずですし、地下室に関係しているのなら貸し渋るんじゃないでしょうか」
有栖川 紗月:「どちらにせよ、様子はうかがえると思います」
久瀬 圭司:「さらに、鍵を2本とも占有してしまえば、最悪理事長の介入も防げると」
有栖川 紗月:「そういうことですね」
笹島 遥:「十重二十重の罠だあ…」
有栖川 紗月:「マスターキーがあったり、鍵の貸し出し簿があったりしたら多少厄介ですけどね」
笹島 遥:「しゃべるとボロが出そうだからおとなしくしてないと…」
有栖川 紗月:「目的自体は果たせるかと」
久瀬 圭司:「探りを入れつつの牽制としていいかもしれんな」
有栖川 紗月:「はるかにはタイミングと状況によっては切り込んでもらうことになるかもね」
笹島 遥:「はっ! 肉体労働はおまかせを!」
KP:ちなみに、皆さん知っていていいですが、礼拝堂が閉まるのはだいたい夕方6時頃です。
笹島 遥:ほう…
KP:放課後しばらくしてから、と言う感じですね。
有栖川 紗月:鍵を借りるなら閉まった直後のタイミングでしょうね
笹島 遥:シスターに借りられるねー
久瀬 圭司:ちなみに、シスターが持ってる鍵が職員室においてある鍵?それとも別?
KP:シスターが持っているのが職員室の鍵ですね。
有栖川 紗月:シスターが職員室に返した直後に借りるのが望ましいわね
久瀬 圭司:だな
笹島 遥:てんてーに職員室で待機してもらう?
久瀬 圭司:構わんよ
有栖川 紗月:それが自然かしらね。他の先生の目もあるし。
久瀬 圭司:「シスターがカギを帰したら、しれっと持ち出すか」
有栖川 紗月:「演技派の見せ所ですね」
笹島 遥:「演劇部顧問の実力、見せてやってください!」
KP:なるほど、では自然に持ち出せるかどうかは《芸術:演劇》で判定することにしましょうか。
久瀬 圭司:鍵を回収→合流して理事長のところへ、の流れでOKかな?
有栖川 紗月:余計なことを言ったが、先生なら問題ないでしょう
KP:失敗すると大根役者の烙印を押されます。
有栖川 紗月:おっけーでーす
笹島 遥:草
久瀬 圭司:85もあれば大丈夫、大丈夫?
笹島 遥:100以外信用してはならん
有栖川 紗月:じゃあ、時間になったら職員室付近で待機して見守っていよう
有宮 茜:「・・・うう、わかってたけど、部活も休むんですよね。やっぱり」
KP:茜はちょっと残念そうです。
有栖川 紗月:「学園祭直前だもんね・・・」
笹島 遥:「やりたいのはやまやまなんだけどねー…」
久瀬 圭司:「ま、とりあえず今の件をしっかり解決して、集中して練習しな」
久瀬 圭司:「大丈夫だ、本気モードでしごいてやるから(ニコニコ)」
笹島 遥:「…そうだ、久瀬てんてー待機してるスキに、セリフだけでも練習しよっか?」
笹島 遥:「ひっ」
有宮 茜:「ひぇ」
笹島 遥:「毎日ぶっ倒れるまでやっていたアレが…本気でないだと…?」
有栖川 紗月:「うん、まだ時間あるからね。ちょっと演ろっか」
有栖川 紗月:「先生はあと2回変身を残している」
笹島 遥:「く、クゼーゼさま・・・・」
有宮 茜:「まだ二段階・・・私達のやってた練習が実はいーじーもーどだったとは・・・」
久瀬 圭司:「大丈夫だ、蘇生方法も熟知してる」
久瀬 圭司:「好きなだけ倒れていいぞ」
有栖川 紗月:「冬の合宿楽しみにしてな一年坊」
笹島 遥:「ホントに死合じゃないですかー!?」
笹島 遥:「お、お手柔らかに…」
有宮 茜:「め、目が本気だ・・・うう、でもやっぱり練習はしておきたい」
笹島 遥:「…うん、やっぱりセリフだけでも練習しよう!」
久瀬 圭司:「セリフ練習するのもいいが、あまり声を張るなよ、さすがに病欠してる人間の部屋から元気な声が聞こえるのは怪しいからな」
笹島 遥:「一応リューとぴんぱんぽーんのセリフも多少は覚えてるから… 大道具の私も役に立てるはず…」
笹島 遥:「その点は「ウチがここにいる」ということで違和感が消えますよてんてー!」
笹島 遥:「ウチの平熱は37度です!!!」
久瀬 圭司:それでいいのか
有栖川 紗月:「じゃあ、有宮はカラフやってみっか。わたしがトゥーランドットやるから」
有宮 茜:「先生、先輩、遥ちゃん・・・ありがとうございます」
笹島 遥:「お、役替え練習ですか」
有栖川 紗月:「一回離れて別の役の視点で見ると、ちょっと違うものが見えるからね」
有宮 茜:「はい!よろしくお願いします」
笹島 遥:「よろしくお願いします!!」
有栖川 紗月:「宜しくお願いしまーす」
有栖川 紗月:~18時頃~
久瀬 圭司:~早送り~
笹島 遥:◆過酷な練習◆
有栖川 紗月:~職員室近くで先生の判定を待つ女子高生三人~
KP:はい、では皆さんは18時頃まで、練習で時間を潰しました。
笹島 遥:「普段出してないところの声出した気がする… 演じ分けって大変だなあ…」
笹島 遥:喉をさすさすしながら話す
有宮 茜:「うん、普段と違う役で演技を見ると、結構反省点が出てくるね・・・」
有栖川 紗月:「腹から声が出てないからノドやられるんだよ・・・って言っても部屋じゃ流石に無理か」
笹島 遥:「ちょっといつもよりは抑えめにしたのが裏目に出たかあ」
笹島 遥:「さて、次はてんてーの演技が見れますな!」
久瀬 圭司:はいはい、頑張りますかね
有栖川 紗月:「まあ、あの人に限って心配はいらないよ」
笹島 遥:「てんてーの模範演技も凄いですもんね」
KP:はい、では18時を少し過ぎた辺りで、職員室にシスターがやってきます。
有栖川 紗月:「最初に見た先生のカムパネルラ鳥肌立ったもんなぁ」
笹島 遥:「(甲へ、天使は舞い降りた ドーゾ)」無線ごっこをする女子高生
有宮 茜:「あれは、そうですね。本当に何か、いたたまれない感じになりました・・・」
久瀬 圭司:じゃあ、机で事務仕事でもしてるようにしていよう
KP:では、シスターは備え付けの鍵棚に鍵を返すと
シスター:「お疲れ様です。礼拝堂もう締めましたので、私は失礼しますね」
KP:と言って帰っていきます。
久瀬 圭司:「オツカレサマデース」
KP:何でその段階でぎこちないんですか
笹島 遥:「事務仕事似合わないなーてんてー」
笹島 遥:「字が凄い下手くそそう」
久瀬 圭司:いやいや、演劇だけしていたい、事務仕事やる気ない系教師の振りだよ
有栖川 紗月:奥が深い
笹島 遥:そこも演技とは
久瀬 圭司:というわけで、しれーっと鍵を取って出ていこう
久瀬 圭司:演劇で判定でよい?
KP:なるほど、では久瀬先生。自然に鍵を持っていく演技ができるかどうか、《芸術:演技》で判定どうぞ。
KP:演劇科
久瀬 圭司:CCB<=85 【芸術(演劇)】
Cthulhu : (1D100<=85) → 21 → 成功

久瀬 圭司:よしよし、いい感じで成功
久瀬 圭司:正直ほっとした
笹島 遥:余裕だー!
有栖川 紗月:掏摸の銀次の演技ね・・・!
KP:ふむ、では他の教師たちも特に意識すること無いくらいに自然に鍵を持ってこられますね。
笹島 遥:1兆円盗みそう
笹島 遥:「うっわ… 普段あの人職員室にあんまり居ないのになんて自然な…」
笹島 遥:「しかも鍵とったときの手の速さ… スリだよアレ それもプロの」
久瀬 圭司:笹島、あとで覚えておけよ
有栖川 紗月:「演劇のためにマジシャンの技法なんかも覚えてる人だからね。視線誘導とか意識攪乱とか」
笹島 遥:聞こえてるー!!
笹島 遥:「読唇術も覚えてるんだったー!!」
有宮 茜:「先生、多芸だ・・・」
笹島 遥:「ウチの発言見られてるじゃん! 今の嘘ですよ~ センセイハスバラシイヒトデス~っと」
有栖川 紗月:「まだまだあの人から学ぶものはいくらでもあるってことだね。いいことだ」
久瀬 圭司:じゃあ、そのまま外に出てみんなと合流しよう
久瀬 圭司:「はい、お待たせ。」
久瀬 圭司:「お前ら好きかって言いやがって…・」
有栖川 紗月:「オツカレサマデース」
笹島 遥:「いやー流石ですね」
有宮 茜:「おつかれさまです」
久瀬 圭司:「お前の「流石」は全然うれしくねぇんだよな」
笹島 遥:「ひっどーい!!」
久瀬 圭司:「なんというか、詐欺の手口を褒めてるような口調だ」
笹島 遥:「HAHAHAソンナコトナイデスヨー」
有栖川 紗月:「無事、第一段階終了ですね」
有栖川 紗月:「じゃあ、そちらの鍵は先生が持っててください。次は・・・理事長室ですね。帰っちゃう前に行きましょっか」
笹島 遥:「ええ、りじちょーは茜っちを見てどんな反応するかなあ」
有栖川 紗月:はるかの心理学に頼るか
久瀬 圭司:「まあ行くか、ほんとに出たとこ勝負だな」
有宮 茜:「退学!とか言われないといいなあ」
有栖川 紗月:「・・・そういえば有宮は在学してることになってるの、かな?」
笹島 遥:「流石にないでしょー…と思ったけど、りじちょーも茜っちがちゃんと生徒だと思ってたんだよね」
笹島 遥:「なんでだろ?」
有栖川 紗月:「そこら辺の事情が曖昧模糊としてるんだよね」
笹島 遥:「まあ生徒一人ぐらい増えても全寮制だしわからないのかも?」
笹島 遥:「そもそも我らが顧問がわかってないぐらいだし」
久瀬 圭司:「とはいえ、普通クラスの名簿にない人間がいれば疑問くらい持ちそうだが」
有宮 茜:「そうだね。それにその、私入学式の時からずっと紛れ込んでるから・・・」
久瀬 圭司:「うるせー、俺は演劇指導がメインで授業は選択科目ぐらいしか受けもってないんだよ」
有栖川 紗月:「ふむ、データ上はいなくてもおかしくはないのか・・・」
有栖川 紗月:「まあ、いっか。そこも含めてぶっつけでいきましょー」
KP:はい、では皆さんは再び理事長室の前までやってきました。
笹島 遥:「はーい ねぽりんはぽりんがんばりましょ」
笹島 遥:ノックを3回しようねえ
KP:では、中から「どうぞ。鍵は開いてますよ」という声が聞こえます。
笹島 遥:「失礼します!」 と元気よく入っていこう
KP:では、中にはいると理事長が机に座って皆さんの方を見ています。
有栖川 紗月:「・・・失礼します」
理事長:「・・・あら、あなた達は・・・」
有栖川 紗月:「先日はどうも失礼しました」
理事長:「あら。失礼?・・・何かあったかしら。ごめんなさいね。この歳になると物忘れがひどくて」
理事長:「それで、こんなに大勢で何のご用かしら?」
有栖川 紗月:「いえ、折角練習を見に来ていただいたのに碌にお話も出来ず」
有栖川 紗月:「先生が理事長先生に用事があるとのことでしたので、ご挨拶も兼ねてと思いまして」
有栖川 紗月:「ああ、こっちが次の主演の有宮茜です」
理事長:「あら、そんなこと。別に気にしませんよ。練習のお邪魔をしているのはこちらの方だもの」
笹島 遥:「(忘れちゃってる…!)」
久瀬 圭司:これは本当に忘れてるのか、忘れてるふりか、どっちだ
理事長:「ふふ、ええ。昨日の練習もすごく良かったわ。本番でも頑張ってくださいね」
有栖川 紗月:「去年、私が演じた時よりも完成度の高い劇になっているはずですので、是非見に来てくださいね」
笹島 遥:わからんな…
理事長:「ええ、そうね。でも季節の変わり目だから、体調を崩さないようにね」
有栖川 紗月:少なくとも、理事長の状況やスタンスは見えたから良しでしょう
久瀬 圭司:一応心理学振ってみるか?
有栖川 紗月:そうですね。3人でやりましょうか
笹島 遥:5%に賭けるの3回目だぞ!
KP:わかりました
有栖川 紗月:がんばれはるか
KP:ではKPの方で振りますね。
笹島 遥:ドキドキだあ…
久瀬 圭司:KPがんばえー
KP:シークレットダイス
KP:シークレットダイス
KP:シークレットダイス
KP:ふむ
KP:では遥さんは、理事長が何か少し悩んでいるように見えました。
有栖川 紗月:は、はるかー!!
KP:久瀬先生は、理事長は特に何も覚えていないと感じます。
KP:紗月さんは、理事長が慎重に言葉を選んでいるように感じました。
KP:まるで、何かを探るように
有栖川 紗月:まあ、覚えていたとしても
有栖川 紗月:巻き戻ってるわけだから、自分がおかしくなったとか、夢を見ていたと解釈して人には話さないようにするもんなぁ
有栖川 紗月:正直に切り込むのもありだな
笹島 遥:聞いちゃおっか
有栖川 紗月:話は進むしね。行っちゃおうか。
久瀬 圭司:んー、こっちが覚えてることが知られるってリスクもあるが。
笹島 遥:「…理事長先生、ほんとに何も覚えてないんですか?」
久瀬 圭司:でもまー行っちゃうしかないか
有栖川 紗月:悪い方向に進んでも面白いさ
理事長:「・・・ん?」
理事長:「どういう意味かしら」
笹島 遥:「昨日の事、私達が茜っちを探して駆けずり回ってたんですけど」
笹島 遥:「その時割ととんでもないお話したのになーと」
理事長:「あらあら、昨日?」
笹島 遥:「これもまた話せばややこしいんですが感覚上は昨日です!」
理事長:「おかしいわねえ。そんなこと、あったかしら?」
理事長:「ああ、でももしそうなら良かったですね。お友達は見つかったのでしょう?」
笹島 遥:「!」
笹島 遥:「…はい」
有栖川 紗月:「ちょっと、遥。なにいってんの?」
有栖川 紗月:「すみません、この子、夢かなんかと混ざっちゃってるみたいで」
笹島 遥:「あはは…ちょっちね」
理事長:「あら、そうなの?」
有栖川 紗月:「そうだ、先生。用事のほうを・・・(あたふたの演技」
久瀬 圭司:「ああ、そうだった」
久瀬 圭司:「えっとですね、ちょっと礼拝堂のカギを借りられないかと」
理事長:「ああ、そうだったわね。それで、何の用事だったかしら」
理事長:「礼拝堂の鍵、ですか?」
笹島 遥:シュンと寂しそうにしている
久瀬 圭司:「演劇部の用事で礼拝堂に行ったんですが、その時携帯を忘れてしまって」
久瀬 圭司:「職員室のキーボックスも見たんですが、帰ってきていなくてですね」
理事長:「あら、それならまだシスターは礼拝堂に居るのではないですか?」
久瀬 圭司:「いえ、もう鍵は締められているようで。」
久瀬 圭司:「職員室のキーボックスも見たんですが、帰ってきていなくてですね」
理事長:「・・・困ったことですね。鍵の管理はきちんとしていただかないと・・・と、あなた達に言っても仕方がないですね」
久瀬 圭司:「大方、学祭前でごたごたしているから、誰かが帰すの忘れて持って行ってしまったんでしょう」
久瀬 圭司:「お手数をおかけしますが、借りられますかね?」
理事長:「なるほど、分かりました。丁度こちらも仕事も片付きましたし、一緒に行きましょうか」
久瀬 圭司:おー、このパターンで来たか
久瀬 圭司:ちょっと予想はしてたが
有栖川 紗月:ほうほう
有栖川 紗月:それもよかろうもん
笹島 遥:ほう…
笹島 遥:ガチ寝箚せに来たら恐いな…
笹島 遥:そういえば仕掛けたスマホは特に反応なしかなまだ
KP:そうですね。特に反応はありません。
久瀬 圭司:あ、そうだ。
久瀬 圭司:寮に戻った時、懐中電灯持って来たってことにしていい?
久瀬 圭司:地下室調べるのには必要そうだし
KP:なるほど。それくらいは構いませんよ。
久瀬 圭司:では、持っているってことで
久瀬 圭司:CoCに暗視はない(教訓)
笹島 遥:KP、以前見たスクラップ、まだ机の上にあったりする?
KP:無いですね
笹島 遥:「…理事長、そういえば前来た時、ここにスクラップブックがありましたけど まだお持ちですか?」
久瀬 圭司:これは「あれれ~」するやつ?
笹島 遥:はぐらかされたら正直出来ない気がするなあ…
理事長:「スクラップブック?幾つかあるけれど、どれのことかしら」
笹島 遥:「あ、じゃあ見てもいいですかね?」
笹島 遥:「記事は流し見だったんでちょっと自身がないんです」
笹島 遥:自信
理事長:「ええ、構わないけれど、先生の携帯は良いの?」
有栖川 紗月:笹島遥、自分探しの旅へ
久瀬 圭司:んー、どうしよ
笹島 遥:しまったバラっと見るのにも時間かかるかな?
KP:理事長が渡してくれたものをちら見するくらいなら時間は掛からないとしましょうか。
笹島 遥:「それもそうですね、ささっとチラ見だけさせてもらいます!」
笹島 遥:というわけでチラチラしていく
理事長:「わかりました。はい、これ」
笹島 遥:「ありがとうございます」
KP:そう言って理事長は本棚の一角から数冊のスクラップブックを抜き出して渡してくれます。
笹島 遥:受け取ってカルトの探してささっと読もう
KP:スクラップブックには、この学校に関する記事や、周辺地域の行事の記事、この学校の卒業生が乗った記事などがスクラップされていますが
KP:カルトに関する記事は見当たりません。
笹島 遥:「……無いなあ、ありがとうございました」
笹島 遥:そう言って返そう
理事長:「もう良いの?それじゃあ、行きましょうか」
笹島 遥:「…うんにゃ、あのカルトのやつなんだけどなぁ…」
笹島 遥:「ハス、ハス…なんとかっていう…」
KP:では、理事長はスクラップブックを本棚に戻しますが
KP:そうですね。ちょっと《目星》を振ってみましょうか。
笹島 遥:CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) → 98 → 致命的失敗

笹島 遥:あの
有栖川 紗月:・・・。
KP:ええ・・・
笹島 遥:これは…はるかだけでしょうか…?
久瀬 圭司:こっちも振っていい?
KP:まあ、他のお二人も振っていいですよ。
有栖川 紗月:みんな振っていいんでしょうか(小声)
有栖川 紗月:CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) → 31 → 成功

久瀬 圭司:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 15 → 成功

笹島 遥:久瀬Pまで成功しとる!!
久瀬 圭司:突っ込んだ奴だと失敗するやーつ
KP:では、紗月さんと久瀬先生は、遥が「はす・・・」と言いかけたとき、理事長が一瞬、探るような鋭い目で遥の方を見ていたのに気が付きました。
KP:ですが、遥さんはそれどころではありませんでした。
笹島 遥:遥は頭をつかって理事長と喋ってるせいでなんか上の空である
KP:その名を口にしようとした瞬間
理事長
KP:脳内に、黄色い衣を纏った存在の影がちらついてしまいます。
KP:鼓動が早鐘を打ち、とても様子を探るどころではありません。
笹島 遥:「………!?」
KP:あのとき見た青白い仮面の存在を思い出してしまった遥さんは0/1のSANチェックです。
笹島 遥:CCB<=69 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=69) → 45 → 成功

笹島 遥:「(今の…仮面… 気絶したときに見た…?)」
理事長:「あら、どうしたの?気分でも悪い?」
有栖川 紗月:「本当だ。具合が悪そうだね」
笹島 遥:「あ、アハハ」
笹島 遥:「ちょっと・・・ね・・・」
笹島 遥:「だいじょぶ、すぐ治るから」
理事長:「体調が悪いのなら、今日はもう帰りなさい。本番も近いのでしょう?」
笹島 遥:「…いえ、もう大丈夫です!」
笹島 遥:「どうかご心配なくッ!」
有宮 茜:「あはは、まあ。遥ちゃんは元気なのが取り柄なので」
有栖川 紗月:「ううん、はるか。あんたは先に寮に帰って休んでな。有宮、遥かのことお願い」
笹島 遥:「……う… そんな、大丈夫ですって…」 足が震えている
有宮 茜:「え、でも・・・」
有栖川 紗月:「大丈夫(アイコンタクトばちこーん」
笹島 遥:後ろを向いて茜に目配せする
KP:では茜も察したのか
有宮 茜:「・・・ううん、そうですね。遥ちゃんが風邪引くなんてことになったら、大雪が降っちゃいますし。今日は休んだほうが良いですね」
有宮 茜:「ほら、遥ちゃん、帰ろ?」
久瀬 圭司:「笹島の体調が悪いのも珍しい」
笹島 遥:「(うん… ごめんね、みんな…)」
久瀬 圭司:「すいません、理事長、今日はこいつ送ってそのまま帰りますわ。」
久瀬 圭司:「携帯の方は明日にでも取りに行きますよ」
理事長:「あら、そうですか?まあ、先生がそれでいいなら良いですけれど・・・」
久瀬 圭司:「まあ、不便ですが、一日くらいですからね」
久瀬 圭司:「明日も鍵がなければまたお伺いします」
理事長:「・・・そうですか。こちらでもシスターに鍵の件は聞いておきましょう」
KP:理事長は訝しげにしますが、皆さんがそういうのであれば引き下がってくれます。
有栖川 紗月:「ほら、はるか、行くよ? ・・・失礼しました」一礼して部屋を出よう
笹島 遥:「失礼しました……」ふらつきながら先輩についていく
有栖川 紗月:では一旦寮で落ち着きますか
KP:では皆さんは理事長に見送られつつ寮に戻ります。
久瀬 圭司:だなー
笹島 遥:寮につくまでしっかり演技する
有栖川 紗月:「なーんか変な感じだったね、理事長先生」
KP:シークレットダイス
有栖川 紗月:「覚えてるんだか覚えてないんだか」
久瀬 圭司:なんだなんだ
笹島 遥:「いえ、でも…ウチが茜っちを探していたのは確実に昨日のことです」
久瀬 圭司:「まあ、それはそうだな。俺も覚えている。」
笹島 遥:「ウチは…ごまかしてるんじゃないかなって思います」
有栖川 紗月:「私は一旦忘れて思い出したクチだからなぁ」
有栖川 紗月:「で、先生。何時頃に吶喊します?」
有栖川 紗月:「相変わらず、スマホには反応はないっぽいですけど」
久瀬 圭司:「まー、7時か8時くらいかね。」
有栖川 紗月:はるかの充電器を勝手につなぐ
久瀬 圭司:「そもそも遅くなりすぎると寮から出られなくなる」
笹島 遥:「そのバッテリー空っすよ先輩」
笹島 遥:「コンセントから給電したほうがいいですよ!」
有栖川 紗月:「うげ、どこだよ。通話しっぱなしですっからかんなんだよ」
有栖川 紗月:「理事長は・・・また来ますかね」
笹島 遥:「あの… 荷物の山の中かな?」
笹島 遥:部屋の隅の遥の荷物の山脈を指差す
笹島 遥:「そういえば門限ありましたっけねー… って茜っちよく抜け出して練習できたねえ」
有栖川 紗月:「・・・有宮、充電貸して」
有宮 茜:「あ、はい・・・」茜は自分の充電器を貸してくれます
有栖川 紗月:さてさて、作戦会議ってこんなもんかね
有宮 茜:「えっと、私の場合は、みんな寝静まった後に抜け出してたから」
久瀬 圭司:正直、扉の先に何があるかわからないから出たとこ勝負なんだよな
有栖川 紗月:「うん、有宮はいい子だえらいえらい。さつき先輩ポイントを5点やろう♪」
久瀬 圭司:懐中電灯以外に持って行った方がいいものあるかな?
有栖川 紗月:そうですね。あとは眠気との戦い
笹島 遥:あんまり遅くなるとバッドな眠気競うね
笹島 遥:来そう
久瀬 圭司:眠眠打破でも持って行くか?
笹島 遥:でもまあ寝静まった頃にこっそり行ったほうがいいかなあ?
笹島 遥:チョコラBBハイパーが火を噴くときか…
KP:夜遅くまで起きていることが出来れば、ですけどね
有栖川 紗月:まあ、20時くらいがよいですかね
笹島 遥:うんむ
笹島 遥:日付超える前に先輩に来た眠れビーム発射されても嫌だしね
有栖川 紗月:準備アイテムは・・・思いつかないね
KP:はい、では特になければ礼拝堂に向かう場面まで移りますが、でよろしいですか?
笹島 遥:閉じ込められた時用にバールのようなものを用意しておきたいところだが(テコの原理でこじ開ける)
笹島 遥:ちと時間が足りないな
笹島 遥:行くしか無いな!!
有栖川 紗月:うん、いいんじゃないかな
KP:はい、では日も沈み、月明かりの射す20時頃、皆さんは再び礼拝堂に向かいます。
笹島 遥:「茜っちは例によってちょっと待っててね…」
KP:以前も来ましたが、夜になり明かりの消えた礼拝堂は、昼間と打って変わって、薄気味悪さを感じる情景でしょう。
笹島 遥:と茜を少し待たせてカナリヤはちょっと先に近づいてみます
有宮 茜:「え、でも」
有栖川 紗月:一緒に行こう。二人ではたきあい宇宙だ
笹島 遥:「寝そうになったら飛び蹴りしに来て!」
KP:と、茜は反論しようとしますが、その前に遥達が先行するということで。
有栖川 紗月:「おま会え一人にだけかっこいい真似させられっかよ」
笹島 遥:「お、先輩も来ますか つねり合いますか」
有栖川 紗月:(いい声で)
久瀬 圭司:じゃあ、後ろで見ておく
KP:では
有栖川 紗月:「ん。先生は有宮たのんます」
笹島 遥:「ちょっと待っててね!」
有栖川 紗月:礼拝堂にこっそり近づきましょう
久瀬 圭司:「おいさ、気をつけろよ」
KP:一歩、また一歩と礼拝堂に近づいていくお二人ですが、
KP:歩を進めるごとに、お二人は頭に靄がかかったような感覚が積み重なっていきます。
久瀬 圭司:まあ、打つ手はつねりあいしかないんだが
KP:礼拝堂の近くまで来るころには、
笹島 遥:先輩の頬をやはり強くつねる
KP:その感覚は強烈な眠気に代わっています。
笹島 遥:「ごめんなさい… やはりこうするしか…」
有栖川 紗月:がくんがくん
KP:ではお二人とも、POWの5bai
笹島 遥:CCB<=(14*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=70) → 51 → 成功

有栖川 紗月:CCB<=(12*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=60) → 43 → 成功

KP:失礼、POWの5倍で判定してください。
笹島 遥:つねりが功を奏した!
有栖川 紗月:「ってなんで女優の顔つねってんのよ腕とかにしろコラ」
KP:ほう、ではお二人はつねり合いの成果か、急激に強くなっていく眠気を振り払うことが出来ました。
有栖川 紗月:はるかをぎりぎりとつね上げる
KP:ふたりともちょっと頬が赤いですね。
笹島 遥:「ひたたたたたたたた そんな場合じゃないですよー」
有栖川 紗月:「・・・やっぱり来るね、眠気」
笹島 遥:では茜と久瀬Pに合図を出そう
久瀬 圭司:(ほほえましい・・・ほほえましい?)
笹島 遥:「はい、結構しんどいですね」
久瀬 圭司:「あいよ、じゃ、行くぞ有宮」
有栖川 紗月:「有宮が寝たら・・・どうなるんだろうね」
笹島 遥:「夜遅くだったら寝ちゃったかも…」
有宮 茜:「大丈夫そうですね・・・先生、行きましょう」
笹島 遥:「寝ないように、いや寝かさぬように…」
笹島 遥:「すまない…茜っち、てんてー」
KP:では合図を受けて茜と久瀬先生も礼拝堂に歩みを進めます。
笹島 遥:「ウチだってこんな事したくないんだ… ファイティングポーズで待ち受ける」
有栖川 紗月:先生に唇で「ねむくなります」と伝えよう
有宮 茜:「遥ちゃんまたポーズ取ってる・・・」
KP:いつものことなので茜は気にしないでしょう。
KP:では久瀬先生もPOW*5で判定をどうぞ。
笹島 遥:先生に「ビンタかつねりか」
久瀬 圭司:CCB<=(14*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=70) → 28 → 成功

笹島 遥:「どっちがいい?」と唇で伝えよう
久瀬 圭司:よしよし、問題なし
久瀬 圭司:「やらせんぞぉ!」
久瀬 圭司:「やらせんぞぉ!」
笹島 遥:茜っちは…!・
KP:はい、では久瀬先生も成功したので、眠気を振り払い、礼拝堂まで歩いてくることが出来ます。
KP:では、歩いてきた久瀬先生は、茜が付いてきていないことに気がつくでしょう。
有栖川 紗月:お
KP:正面から見ていた遥さんと紗月さんも勿論気付きます。
笹島 遥:何っ!?
笹島 遥:「茜っち…!?」
KP:茜は礼拝堂までやってくる途中で、立ち止まっているようです。
久瀬 圭司:「有宮?」
笹島 遥:駆け出そう
笹島 遥:茜の方に
KP:はい、では茜の側までやって来れます。
笹島 遥:えっまじで?
笹島 遥:「茜っち! しっかり!」
笹島 遥:「寝ちゃダメだよ!」
笹島 遥:肩を掴んでゆすりましょう
KP:茜は目を見開き、じっと視線をさまよわせていましたが、遥が近くに来るとはっとしたように遥の方を見ます。
有宮 茜:「・・・わ、遥ちゃん、揺らさないで!」
笹島 遥:「大丈夫?」
有宮 茜:「ちゃんと、起きてるから・・・」
笹島 遥:「…無理しちゃだめって、約束したよね?」
笹島 遥:「本当に、大丈夫?」
有宮 茜:「・・・うん、大丈夫。ちょっと・・・ボーッとしただけ、だから」
笹島 遥:「…わかった、手を繋いでこう!」
笹島 遥:「そしてどっちか寝そうになったら… パッシーンと景気のいいのを遠慮なくぶちかます!」
笹島 遥:「どう?」
笹島 遥:そう言って、いつもの笑顔で茜に手を差し出す
有宮 茜:「・・・うん。わかった」
KP:茜は遥の差し出した手に、自分の手を重ねます。
久瀬 圭司:「よし、行くか」
笹島 遥:「はい!」 その手をギュッと握り返します
KP:はい、ではそのまま礼拝堂に入るということで良いですかね。
笹島 遥:聞き耳は
有栖川 紗月:行こう
笹島 遥:しようね!!!!!!!!!!
有栖川 紗月:ほうほう
KP:はい、では入る前に《聞き耳》をどうぞ。
久瀬 圭司:やっておくかー
笹島 遥:CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) → 67 → 失敗

笹島 遥:惜しし
有栖川 紗月:kkmmは担当外なんだけど!?
久瀬 圭司:CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) → 22 → 成功

有栖川 紗月:CCB<=40 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=40) → 33 → 成功

笹島 遥:君たち強いね今日
KP:はい、では特に気になる音は聞こえません。礼拝堂の中は静かなものです。
久瀬 圭司:ちなみに、携帯にも反応ないよね?
KP:無いですね
有栖川 紗月:「先生、鍵を」
久瀬 圭司:「了解」といってガシャりとやる
KP:では、皆さんは礼拝堂の扉をあけて中に入ります。
笹島 遥:まだ茜の手は握っておく
KP:礼拝堂の中は前回同様、静まり返っていますね。
有宮 茜:「・・・」
笹島 遥:「…今回は電気つけずに、あの地下への扉を調べましょう」
有栖川 紗月:「いよいよ、か」
笹島 遥:礼拝堂自体の扉もきっちり鍵をかけようね…
笹島 遥:「…絶対、何かあるって感じしますね」
KP:はい、では扉には鍵をかけたということで。
久瀬 圭司:ちなみに、閂とかない?
笹島 遥:閂しときたいね
KP:ありませんね。
笹島 遥:椅子をバリケードにしてしまおうか
久瀬 圭司:さすがにないか
有栖川 紗月:燭台でも突っ込んどけばいいんじゃないかな
笹島 遥:あ、その手が
笹島 遥:やってもいいですか?
有栖川 紗月:まあ、代わりになりそうなものはない、ということで
久瀬 圭司:そうしておくか、最悪時間稼ぎくらいにはなるだろう
KP:では適当な物を扉に突っ込んでおいた、ということで。
有栖川 紗月:では問題の扉にご対面
笹島 遥:「てんてーも悪ですなあ、これで相当頑張って体当りしないとこの礼拝堂には入れませんね」
笹島 遥:うむ
KP:さて、地下への扉は事前に確認しているため、扉を開けるところまで特に問題なくいけます。
久瀬 圭司:「いくか」
久瀬 圭司:あと、携帯は回収しておく
有栖川 紗月:「ここまで来たら」
KP:地下への梯は、この時間だとそれこそ奈落まで続いているように見えるかもしれませんね。
久瀬 圭司:さすがにこの先は電波が届かないだろうからな
笹島 遥:まだ地下室までは降りてないぜ
笹島 遥:「暗い…」
笹島 遥:と思ったが扉前まですんなり来れたか
笹島 遥:よかった
笹島 遥:「うわぁ…物々しい…」
笹島 遥:「茜っち、眠気はどう?」
KP:ええ、梯子を降りた小部屋まで、特に問題なく降りてこられます。
有宮 茜:「・・・」
有栖川 紗月:「怖気を揮うって感じだね」
笹島 遥:「茜っち?」
有宮 茜:「・・・え?」
久瀬 圭司:「オルフェウスも地獄まで降りるのはこんな感じだったのかね」
有宮 茜:「あ、ごめん。ちょっと考え事してた」
笹島 遥:「…なにか心当たりがあるの?」
有宮 茜:「ううん、そうじゃない!そうじゃないんだけど・・・」
有栖川 紗月:「役の幅が増えますね(あえて強気な発言)」
笹島 遥:「例の…不安?」
有宮 茜:「うん、それもあるんだけど・・・ごめん、ちょっとまだ自分の中で纏めきれてないや」
KP:茜はうまく言葉に出来ないのか、ちょっともどかしそうです。
笹島 遥:「そっか… じゃあ」
笹島 遥:「この扉、開けるべきか、開けざるべきか…ってのはどう?」
有宮 茜:「それは・・・不安だけど。開けないと」
笹島 遥:「うん、わかった」
有宮 茜:「このまま帰っちゃ、何もわからないから・・・」
笹島 遥:ギュッと改めて茜の手を握ろう
笹島 遥:「…絶対に茜っちはウチが守るよ! 行ってみようか!」
有宮 茜:「・・・もう、遥ちゃん。私、守られるお姫様の役じゃないよ」
KP:遥はそう言いつつ、少し表情が明るくなったようです。
笹島 遥:遥は常時明るいぞ
KP:茜ですね。間違えました
笹島 遥:まれによくある
KP:さて、では
KP:改めて、皆さんは鉄扉に向き直ります。
笹島 遥:開けましょうかね…
久瀬 圭司:鬼が出るか、蛇が出るか
KP:重く、鈍い色をした鉄扉は、まるで戯曲にある地獄への門のようです。
KP:その重い鉄扉に手をかけ、扉を押し開く。
KP:地下特有の籠もった空気が漏れ、
KP:開いた扉の先には、一揃いの書架と、机、そして、もう一つの扉がありました。
KP:というところで、本日はお時間ですかね。
KP:~瑠璃の鳥~
笹島 遥:はい、お疲れ様でした!
久瀬 圭司:お疲れ様でした
KP:はい、お疲れ様でした。



有栖川 紗月:さあ、こっからよ
KP
笹島 遥:正念場だ!
KP:はい、では「手を伸ばすには遠すぎて」再開していきます。
久瀬 圭司:やるぞー
笹島 遥:全員笑顔で帰ろうね!!!!!!!!!
KP:前回、皆さんは夜の礼拝堂の地下に降り、地下室の扉を開けたところでしたね。
有栖川 紗月:タイトル回収まだだからね・・・怖いね
有栖川 紗月:さあ、部屋の探索していこう!
笹島 遥:頑張るぞー!!!
久瀬 圭司:あるのは書架と机だっけ?
KP:はい、では探索再開ですね。
KP:ええ、書架と机、あともう一つ、奥へ続く扉がありますね。
笹島 遥:扉は後にしようね…
有栖川 紗月:取り敢えず・・・机を調べるわ
笹島 遥:図書館ないし、机かなあ
久瀬 圭司:目星よりも図書館のが高いし、書架かな
笹島 遥:「何でこんなところに書斎が…?」
久瀬 圭司:ちなみに、足元の埃の具合はどう?
久瀬 圭司:やっぱり、最近誰か通った後ある?
有栖川 紗月:「こんな地下深くに・・・怪しすぎるわね」
KP:はい、床には埃は積もっていません。
久瀬 圭司:「やっぱり最近誰か通った跡があるな・・・」
有栖川 紗月:「日常的にかは分からないけれど、忘れられた場所って訳じゃないんだ」
有栖川 紗月:机を指でつつー
KP:机の方も埃は積もっていませんね。
久瀬 圭司:「普通に使うような場所じゃないし、何のために使ってたのか…」
有栖川 紗月:というわけで机を調べますよ
久瀬 圭司:「とりあえず、あるものから調べていくか」
久瀬 圭司:机組先にどうぞ
有栖川 紗月:「こっちの扉がどこに通じてるか、ですよねぇ」
笹島 遥:「引き出し開けてみましょうかね」
KP:はい。ではまず見て分かる情報として、机の上にはPCが1台あり、引き出しの中には筆記具などがきれいに整頓されて置かれています。
笹島 遥:「机なんかあの梯から下ろすの無理でしょうし、向こう側、どこか広いとろこにつながってそうですね」
笹島 遥:ぱ、パソコンだー!!
有栖川 紗月:まさかパソコンとは
笹島 遥:PCは遥から見て昔のものかなあ
KP:いえ。学校の備品のPCと大差ないものです。
久瀬 圭司:この部屋普通に電源あるのか…
笹島 遥:ふむ、持ち込まれたのはそう前じゃないのか
笹島 遥:起動できそうですか?
久瀬 圭司:ちなみにこの部屋の灯ってどうなってるの?電灯ある?
KP:ええ、あなたがあたりを見回すと、入口のドアの直ぐ側にスイッチがありますね。
久瀬 圭司:じゃあスイッチぽちりますか
KP:スイッチを付ければ、豆電球が何度か瞬いたあと、周囲を照らし始めるでしょう。
有栖川 紗月:パソコンもつけよっか。えいっ
KP:はい、では頼りない明かりではありますが、書物を読むのに支障がない程度には明るくなりました。
笹島 遥:「薄暗いけど電気来てますね」
久瀬 圭司:電源まで完備されてるってことはそれなりに最近整備されたってことか。
何のための部屋なんだろうな。

笹島 遥:「そういえば寮のトイレの電球の替えもらってこないとなあ」
KP:パソコンもスイッチを入れるとジジジ…という音を立てて立ち上がってきます。
笹島 遥:古ない????
久瀬 圭司:生活感
有栖川 紗月:雰囲気雰囲気
KP:フィーーーーン、て音のほうが良いです?
有栖川 紗月:中身はスパコンかもよ?
笹島 遥:どちらでもいいがまあついたなら良し!!
笹島 遥:その音で窒素液冷だったら笑う
笹島 遥:「PCもつきましたね!」
KP:とまれ、PCは起動し、ログイン画面が表示されます。
久瀬 圭司:パスワードとかいる?
笹島 遥:ぱ、passwordだと…?
有栖川 紗月:「うへえ、キーボードにマウスかぁ。普段タブレットだから馴染みないんだよねぇ」
久瀬 圭司:現代っ子・・・
KP:パスワードは必要ですね。ただ、心配は無用のようです。
笹島 遥:「ウチもほぼわかんないです…」
KP:モニタの下の方に、付箋が貼ってあるので。
有栖川 紗月:ま、まさか・・・
笹島 遥:さてはpasswordというパス…?
有栖川 紗月:やっぱりー!!
笹島 遥:出たな!!!!!!!!!!!
笹島 遥:クソセキュリティ!!!
有栖川 紗月:年配だな!
笹島 遥:理事長ォ…
久瀬 圭司:セキュリティ監査でガチで怒られるやーつー
有栖川 紗月:よし、打ち込みましょ
久瀬 圭司:ちなみに、付箋の筆跡とか見おぼえない?
有栖川 紗月:rijityou-pc・・・っと
笹島 遥:「…パスワードの意味を為していないような」
KP:理事長の文字を見る機会がそんなにあるとも思えませんし、筆跡の比較は難しいですね。
有栖川 紗月:意味のない文字列を打ち込みましょう
久瀬 圭司:さすがに無理か、PCの中身に期待しよう
笹島 遥:「どうです? 中身は一体どんなデータが?」
笹島 遥:先輩の横から覗き込む
KP:はい、ではPCを起動しましたが、ここから有用な情報を抜き出すには《目星》-15%か、《コンピュータ》で判定をお願いします。
有栖川 紗月:CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) → 77 → 失敗

有栖川 紗月:ぐわー!!
笹島 遥:CCB<=(75-15) 【目星】
Cthulhu : (1D100<=60) → 55 → 成功

久瀬 圭司:んー、目星10さすがにつらいか
笹島 遥:ッシャイ!!!
久瀬 圭司:お、任せよう
有栖川 紗月:「やっぱマウス苦手だわはるか頼んだ!」
笹島 遥:「ええっ!? わかりました!」
有栖川 紗月:「画面を指でタップ出来ないんだもんな—」
笹島 遥:「と、とりあえず セキュリティのガバガバっぷりからして割と適当にデスクトップに置いて有りそうだから…?」
笹島 遥:「これなんかどうだろう…?」
KP:ふむ、遥さんは、複数の意味のない画像や散文的なファイルの中で、diaryというフォルダを発見します。
笹島 遥:「ディア・ライ… ふむディア・ライフの略かな? これにしよっと」
KP:開いてみると、日誌、というよりも、報告書のような内容が書かれているようです。
久瀬 圭司:「おまえ英語の成績大丈夫か・・・??」
久瀬 圭司:日報?
有栖川 紗月:「よくそれでライって読もうと思ったわね」
笹島 遥:「英語はハキハキした発音が褒められて3もらえてます!!」
笹島 遥:「内容は…日報みたいですね?」
久瀬 圭司:「何点中・・・?」
KP:そうですね。まずファイルを開いた遥さんと、覗き込んでいたであろう紗月さんは、そのファイルの先頭に書かれたタイトルが目に入ってくるでしょう。
笹島 遥:「成績の話ですよ!? テストの点じゃないです!」
笹島 遥:ほう
有栖川 紗月:ほう
どどんとふ:「KP」がログインしました。
KP:失礼。戻りました。
久瀬 圭司:おかえり
KP:はい、タイトルの読み上げを何者かに邪魔されましたが、気を取り直して再開していきましょう。
笹島 遥:理事長…
笹島 遥:まさかあんこさんを始末することで完全なる証拠隠滅を…
KP:さて、覗き込んだファイルのトップには、こう書かれていました。
KP:『ドリームランドを介した門の創造について』
有栖川 紗月:「・・・創作物かな?」
笹島 遥:「ドリーム…ランド…?」
笹島 遥:「日報にわざわざ書かないと思いたいですが…」
有栖川 紗月:「とにかく読んでみましょう」
KP:日記の形式を取ってはいますが、その内容はどちらかというと研究報告書のような纏め方になっています。
有栖川 紗月:「なんかの名前か符牒かも」
KP:そこそこの量がありますが、全部読みますか?それとも大事な部分だけ斜め読みしますか?
笹島 遥:「はい…えーと続きはと…」
笹島 遥:な、なんだと…?
KP:斜め読みする場合は《図書館》ですね。
久瀬 圭司:んー、時間的なあれがな
有栖川 紗月:斜め読みかねぇ。理解できるとも思えないし。
笹島 遥:てんてーしだいか
有栖川 紗月:「せんせー、日本語がむずかしい」
KP:はい、では図書館をどうぞ。ちなみに失敗しても、時間がかかるだけで読むことは出来ます。
笹島 遥:行け久瀬P
久瀬 圭司:あんまり高くはないが、やってみるか
笹島 遥:「アイムジャパニーズワカリマセーン」
久瀬 圭司:CCB<=40 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=40) → 84 → 失敗

久瀬 圭司:うーん、ダメ
KP:久瀬センセは書架の方の探索を諦めて読むということですかね
笹島 遥:1d100<=25 図書館
Cthulhu : (1D100<=25) → 54 → 失敗

有栖川 紗月:CCB<=25 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=25) → 83 → 失敗

笹島 遥:…
笹島 遥:はっそうじゃん
笹島 遥:久瀬さんこっちにおらんやん!!!
有栖川 紗月:ばらだったか
笹島 遥:向こう読んでてください!!
笹島 遥:我々時間かけて読みますから!!
KP:折角ですし、茜の方も振ってみましょうか。
有宮 茜:CCB<=25 《図書館》
Cthulhu : (1D100<=25) → 52 → 失敗

久瀬 圭司:じゃあ並行してこっちは本棚調べてるってことで
有栖川 紗月:茜の正気度ってどれくらいだろうね
久瀬 圭司:任せた、若者!
KP:だめみたいですね。
笹島 遥:知ってた
KP:正気度はわかりませんねぇ。
有栖川 紗月:じっくり読むしかないか・・・?
笹島 遥:じっくり読もう…
KP:では、時間を掛けて読むということで。
笹島 遥:ここで情報逃したら絶対ダメっしょ
有栖川 紗月:気乗りはしないけどしょうがないね
KP:一旦場面を久瀬先生の方に移してもいいですが・・・まあ、そのまま行きましょう。
KP:では、皆さんはこの文書をじっくり読み進めていきます。
笹島 遥:「むつかしい…じっくり読むしか無さそう…」
KP:・・・そこに綴られていたのは、誰かの一人称の視点で語られる、冒涜的で理解不能な理論に関する研究日誌でした。
KP:日誌の最初は、著者による何者かに対する悪罵のようなものでした。
KP:曰く、「あの連中は何もわかっていない。私のほうがかの神のご意思に近いというのに」「あの連中は結局瓦解したようだ、いい気味」
有栖川 紗月:ははあ、なるほど?
KP:しかし、数ページすると、とある記述を境に、その内容はきっちりとした研究報告のような形式に代わっていきます。
笹島 遥:「なんだか口汚く罵ってるなあ… む、ここからきれいな文章に…?」
KP:「エイボンの書、と呼ばれる書物を手に入れた。これがかの神に我が忠誠を示す一助とならんことを」
笹島 遥:「エイボンの書…?」
有栖川 紗月:「なんか重要そうね。そこの書架にあったりして」
KP:そして、その後はそのエイボンの書を紐解いて、筆者が組み立てていったと思われる理論のようなものが克明に記述されています。
KP:曰く
KP:『人々の見る夢の世界ドリームランドに入るすべを見出した』
KP:『ドリームランドは現実と異なる物理法則・論理を持つ世界であるが、同時にこちらの世界と深く結びついている』
KP:『それぞれの星には固有のドリームランドが存在し、それらは独立しながらも、繋がっているのだ』
有栖川 紗月:「何かしら・・・集合的無意識とか阿頼耶識の話・・・?」
KP:『この世界を介せば、かの神のおわす星へ手を届かせることが出来るかもしれない』
有栖川 紗月:「いえ、神とかいってるから、本当にそういう世界があるって話か・・・」
笹島 遥:「………?」 プシュー
笹島 遥:処理限界を超えたようだ
KP:そして、そう言ったドリームランドについての記述がしばらく続いたあと
有栖川 紗月:オカルト好きなので割とすんなり入っていく
KP:内容は『二つの学園』、という内容の記述にシフトしていきます。
有栖川 紗月:ガタッ
久瀬 圭司:おお、核心に迫りそうなのが
有栖川 紗月:「はるか、そこ!学園って!」
有宮 茜:「二つの、学園・・・」
笹島 遥:「…これは!?」
KP:日記によると
笹島 遥:「…関係アリ、だろうね」
笹島 遥:ショートした頭を再起動して真剣に読もうとする
KP:『学園そのものを巨大な陣として、学内の人間全員の夢をかの星のドリームランドと繋げることに成功した』
KP:『まだ、翌朝には消えてしまう程度の弱いリンクではあるが、眠りを繰り返せば繋がりはより強くなり、
KP:最終的には夢の学園と現実の学園の境界を超えることになる』
KP:『そのレベルまで行けば、かの神の星をこの地球上に顕現させるために十分なつながりを持つ門となるだろう』
KP:『教団の連中が進めていた「招来の儀式」では、かの御方を長くこの星に留めておくことは出来まい』
KP:『しかし、この方法であれば、かの御方の加護の及ぶ星をそのまま、この星に呼び込むことができるだろう』
KP:『そのために、かの夢の世界に、こちらと全く同じ《学園》を作り上げたのだ』
KP:『見ているが良い。やはり私こそが正しくかの神に仕える者なのだ』
笹島 遥:「学園をもう一つ、夢の世界に作り上げた…」
笹島 遥:「かの星…まさか…」
有栖川 紗月:「うん、この学園は・・・作り物めいてるって、私思ってた」
有栖川 紗月:「設えた様に、誂えた様に」
有栖川 紗月:「そっくりだけど、違うものだった」
有栖川 紗月:「ここに書いてあることは、本当・・・なんだ」
笹島 遥:「…ってことは今、ウチ達はドリームランドに居るってことなのね」
笹島 遥:「てんてーと先輩が言ってた箱庭状態の謎が解けた… のはいいけど…」
有宮 茜:「・・・まだ、続きがあるね・・・」
久瀬 圭司:向こうの世界のドリームランドに、こっちの世界とのつながりを強めるために学園を模倣して造ったのか…
笹島 遥:「恐いけど読まなきゃね…」
笹島 遥:続きに目を通そう
KP:茜が指す先には、「リンクについて」という記載があります。
有栖川 紗月:・・・。
KP:『リンクのための要石は、こちらとあちらに一つずつ用意する。リンクさえ確立できれば、仮に何らかの理由で片方が失われても、この門を維持することが出来るだろう』
KP:『要石には、認識阻害の魔術を仕込んでおく』
KP:『リンクが強まれば、もう一つの学園の記憶を保持する人間も出てくるかもしれない』
KP:『しかし、二つの学園は細部まで同じものだ。違和感に気づくことはないだろうし、例え矛盾に気づいたとしても、よほど強く意識しない限り、やがて記憶から消えていく。問題はないだろう』
KP:そして、最後に。
KP:『___見ていてください。親愛なる我らが神、ハスター。すぐに、御身のおわすかのアルデバランに手が届きます』
KP:と言う記述で、文章は終わっています。
久瀬 圭司:俺と有栖川が見た光景は、向こうの星とこっちの世界が繋がりかけてるのを表してるってことか・・・
有栖川 紗月:「これってさ・・・ヤバいやつだよね、絶対」
有栖川 紗月:「やらせちゃいけない系の」
笹島 遥:「…はい、地球がどうにかなっちゃうようなスケールの話に感じます」
有宮 茜:「・・・アルデバラン・・・」
KP:さて、夢の世界ドリームランドの実在、そしてそれを利用した大規模な計画
KP:自身がその一部であるということを認識してしまった遥さんと紗月さんは1/1d6のSANチェックです。
笹島 遥:「茜っち、アルデバランの大地を歩いてたのかあ…」
笹島 遥:「って、アルデバランって恒星じゃないっけ…?」
有栖川 紗月:CCB<=58 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=58) → 5 → 決定的成功/スペシャル

笹島 遥:CCB<=69 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=69) → 79 → 失敗

笹島 遥:1d6
Cthulhu : (1D6) → 3

笹島 遥:ふぅ…
有栖川 紗月:「これを書いた奴はあのカルト教団と同根で、そこから分離してこの学園で陣を敷いた」
KP:ふむ、では動揺はしたものの、発狂には至らなかったようですね。
有栖川 紗月:「学園を丸ごと利用して陣を敷けるような人って・・・こんな部屋を学園の地下に作って使える人って、限られてるよね」
笹島 遥:「理事長…ですよね」
有栖川 紗月:「考えたくはないけど・・・他に思い当たらない」
有宮 茜:「この学園と、遥ちゃん達のいた学園を利用して、門を作ろうとしてる、ってことです、よね」
笹島 遥:「ちょっとスケールが大きすぎてあんま良くわかってないけど」
笹島 遥:「なんとかしてつなげたいってのはわかるからそうだと思う」
笹島 遥:「例の神様を、どうしても地球に呼びたいから…ね」
有栖川 紗月:「そして、それはきっと、させちゃダメなことなんだ」
笹島 遥:「止める方法を見つけなきゃですね」
有栖川 紗月:「それは・・・多分、この『要石』って奴が鍵なんじゃないかな」
笹島 遥:「偽装してある…かあ…」
笹島 遥:「なんだろう?」
有栖川 紗月:「こちらとあちら、片方が失われても維持できる・・・ってことは両方壊せばいいってことだよね」
有宮 茜:「・・・そう、ですね」
有栖川 紗月:「認識阻害の魔術・・・か」
有宮 茜:「・・・両方壊さないと、いけない」
笹島 遥:「うーん、その魔術を解除する魔術みたいなのないのかなあ」
笹島 遥:「? 茜っち? 大丈夫?」
久瀬 圭司:認識阻害の魔術なぁ、どう解除するか。
有栖川 紗月:「見つけないと。要石ってのをね」
久瀬 圭司:メタ的にみると本棚に魔術書的なのが・・?
KP:さて、パソコンから得られる情報はこんなところですね。
久瀬 圭司:「こちらとあちら」ってどことどこだ?一つはドリームランド(夢の世界)、もう一つは圭司たちにとっての現実のことでいいな?
有栖川 紗月:「それでこの変な世界が解放されれば、有宮だってきっと現実の世界に一緒に帰れるよ」
KP:そういえば、久瀬センセは結局本棚作業を中断してこっちに来ていたんでしたっけ?
久瀬 圭司:いや、並行してる体です。
久瀬 圭司:並行して調査ね
久瀬 圭司:一応、そっちの話には耳を傾けておきますが
久瀬 圭司:あ、SANチェックいる?
笹島 遥:「うん、帰って学園祭の劇、成功させよう!」
KP:そうですね。内容を聞いているのであればSANチェックが要ります。ですが本棚の判定の方を先にしましょう
有栖川 紗月:「そうだよ。有宮のトゥーランドット、私、本当に楽しみにしてるんだからね」
久瀬 圭司:了解
有宮 茜:「・・・うん。そう、だね。」
有栖川 紗月:「演らないなんて許さない」
笹島 遥:「うん、アレだけ頑張ってた練習の成果を無駄になんかさせないんだから!」
久瀬 圭司:提案なんだけど、横から魔術書うんぬんも聞こえてきたし、図書館じゃなくてオカルトで振れないかな?
有宮 茜:「・・・はは、先輩、手厳しいです」
KP:ふむ
有栖川 紗月:「私は、好きなことには強欲なんだ」
有栖川 紗月:「絶対成功させるかんな」
KP:では《オカルト》-10%でも振れるということにしましょうか。
久瀬 圭司:-10してもオカルトの方が高いな。じゃあオカルトー10で振ります。
久瀬 圭司:CCB<=(65-10) 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=55) → 93 → 失敗

笹島 遥:「ウチも大道具兼兵士役兼にぎやかしとして精一杯がんばります!」
久瀬 圭司:くっそーダメか
笹島 遥:アッブ!!
有栖川 紗月:ぐお
KP:あらら
有栖川 紗月:手伝いたい、が・・・PCみたからなぁ
KP:では久瀬先生はオカルト知識を動員して探しましたが、なかなかコレ、という情報は見つかりません。
笹島 遥:時間かけすぎてもヤバイかなあ…
久瀬 圭司:んー、どうすっか。
久瀬 圭司:ただ、この本棚は非常に怪しいんだよなぁ。
笹島 遥:PC勢の調査終わったらこっち合流して調べるか?
久瀬 圭司:魔術書ってワードも出てきたし
KP:ただ、PC組がグダっているので、PC組が読み終わるまでにもう1回チャレンジできたということで再チャレンジしてもいいですよ。
久瀬 圭司:お、じゃあ、もう1回振ります。
久瀬 圭司:CCB<=(65-10) 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=55) → 38 → 成功

笹島 遥:やるじゃあああん!!
久瀬 圭司:よっし、よしよし
有栖川 紗月:せーふ!
KP:ほう、成功しましたか。
KP:では、久瀬先生は書架から一冊のファイルを見つけます。
KP:それには、『エイボンの書 抜粋』というタイトルがつけられており
KP:フィアルを開くと、古めかしい文書をコピーしたスクラップが挟まっています。
KP:ファイル
久瀬 圭司:タイトルがあぶねぇ!
有栖川 紗月:あー・・・
笹島 遥:たいせつなところだけよめるいいまとめなんだろうなあ
有栖川 紗月:せんせーがんば★
久瀬 圭司:「わかる!エイボンの書」
久瀬 圭司:わかってはいけない
笹島 遥:てんてーSAN高いからだいじょぶだいじょぶー★
久瀬 圭司:しゃーない、読むよ読むよー
有栖川 紗月:わかっちゃだめだよ!?
笹島 遥:そんなプログラミング入門みたいなタイトルなの!?
KP:では、読み進めていくと、冒涜的な、この世のものとは思えぬ魔術に関する記載が並んでいます。
笹島 遥:わぁ…
久瀬 圭司:発狂して暴れだしたらドロップキックで止めてくれ
有栖川 紗月:エイボン「まず、人型種の幼体を3体用意します」
有栖川 紗月:ドロップキックははるかだね
KP:それれはいずれも常人が知るべき世界の理ではなく、読み進めるたびに精神を消耗していくことでしょう。
笹島 遥:戦闘技能ないからあばずれビンタしかない
KP:久瀬先生は1/1d4でSANチェックです。
久瀬 圭司:CCB<=69 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=69) → 8 → スペシャル

久瀬 圭司:よっしよしよし
KP:お、成功ですね。
久瀬 圭司:SANは68ですがどのみち成功
KP:そして禁断の知識の欠片に触れた久瀬先生はクトゥルフ神話技能を+5%取得します。
有栖川 紗月:最大値が減ったぞー!
笹島 遥:ffp!
久瀬 圭司:はーい・・・
KP:抜粋に記載された魔術はほとんどが大規模な儀式や、特殊な技術を要するもので、使い物にならないものばかりでしたが、
KP:一つだけ、目にとまるものがありました。
KP:『認識阻害の解除』
KP:どうやら、これを唱えることで、認識阻害の魔術を解除することが出来るようです。
久瀬 圭司:ピンポイントー
KP:コストはMP4点と正気度1d4です。
久瀬 圭司:結構使うねぇ・・・
KP:判定は不要なので、そこは安心ですよ。
笹島 遥:MP4がヘヴィ
久瀬 圭司:特殊な手順・準備は必要なしでOK?
KP:はい、その認識阻害が発生している場所の近くで唱えるだけでOKです。
KP:さて
KP:そんなこんなでじっくり魔術の道に足を踏み入れた久瀬先生ですが、
KP:そんな先生の耳に、『ドリームランド』と『二つの学園』に関する話が流れ込んできます。
KP:というわけで、遅らせていた分のSANチェックを振っていただきましょう。1/1d6です。
久瀬 圭司:CCB<=67 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=67) → 85 → 失敗

久瀬 圭司:うげげ
久瀬 圭司:減少分振ります
久瀬 圭司:ヤバいな一時的狂気ありうるな
KP:ああ、これらのSAN減少は時間を掛けてじっくり減っていくものですので、発狂の対象にはなりません。
久瀬 圭司:1d6 SAN値減少
Cthulhu : (1D6) → 4

KP:つまり皆さんは1~2時間位PCや本を読んでいた、ということですね。
笹島 遥:そこそこもってかれたね
久瀬 圭司:んー、ちょっと高い。発狂については了解
笹島 遥:まあ、それぐらいは仕方ないね
有栖川 紗月:深夜までの残り時間が少ない
KP:そうですねえ。
笹島 遥:見つけられそうなもの、見つけたかな こっちで
久瀬 圭司:さて、調べられるところは調べたが。。。
久瀬 圭司:他にもうないよね?
KP:そして、本とPCを調べ終わった皆さん、ここで《聞き耳》をお願いします。
笹島 遥:CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) → 22 → 成功

有栖川 紗月:CCB<=40 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=40) → 5 → 決定的成功/スペシャル

久瀬 圭司:CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) → 97 → 致命的失敗

笹島 遥:えぇ…?
久瀬 圭司:うーん、極端w
有栖川 紗月:物音が両耳を貫通して死ぬ
笹島 遥:むごし
久瀬 圭司:ナニモキエマセーン
KP:じゃあ、久瀬先生は調べている途中で上から降ってきたファイルが頭に当たります。
有栖川 紗月:むごし
笹島 遥:草
KP:1点ダメージ食らっておいてください。
有栖川 紗月:フレーバーじゃなかった
久瀬 圭司:広辞苑でも降ってきたのかな・・・?
久瀬 圭司:イトゥウイ
笹島 遥:「うわっ何の音!?」
笹島 遥:「…てんてー? 頭抑えてどうしました?」
KP:さて、成功したお二人ですが
有栖川 紗月:「しっ・・・」
KP:__トントントン
笹島 遥:「!」
久瀬 圭司:「?どうした?」
有栖川 紗月:パソコンを切ろう
KP:__トントントン
笹島 遥:落ちた本とてんてーが持ってる本を
KP:__トントントン
笹島 遥:てんてーの服に隠す
笹島 遥:落ちた本はしまいます
久瀬 圭司:なんとなく察して手伝う
KP:と、上の方から、何かを叩くような音が数回聞こえてきます。
笹島 遥:上?
有栖川 紗月:「上から・・・音が?」
笹島 遥:慌てて電気も消すよ
KP:決定的成功だった紗月さんはその音が何であるか、気付きます。
笹島 遥:「…長居しすぎましたかね?」
KP:それは、礼拝堂の戸を開けようとする音
KP:皆さんが封鎖した扉を、開けようとしている音だと
久瀬 圭司:んー、一応バリケードが効いてるか
笹島 遥:はっ、我々が燭台を斜めに差し込んで洋画チックに妨害しているあの扉!
KP:__トントントン
有栖川 紗月:「これ、礼拝堂のドアだ。・・・誰か、来るかも」
KP:__トントントン
KP:__トントントン
笹島 遥:「…誰か?」
KP:何度か、音が響いたあと、
笹島 遥:「一人しか思い当たりませんが、あの扉を理事長だけで開けるのはむりでしょうから…」
笹島 遥:「下手したら複数人が…?」
KP:ふ、と。戸を叩く音は止みます。
久瀬 圭司:魔術的なのがなー
有栖川 紗月:「中にいることはばれた、ね」
笹島 遥:「…はい」
KP:そして、しばらく後
KP:___ガシャン!
笹島 遥:「…次の扉の先に早く行ったほうがいいかな」
有栖川 紗月:「窓、か」
笹島 遥:「!! 硝子割って入りましたね」
笹島 遥:「てんてー! 手伝って!!」
笹島 遥:机を入ってきた扉の前に持ってきたいです
KP:という音とともに、何かが地面に降りる、ズシン、という音が聞こえてきました。
有栖川 紗月:「焦ってるみたいね。・・・先生、どうしましょう・・・?」
久瀬 圭司:割と重量感あるな…
笹島 遥:机バリケードOKですかね?
有栖川 紗月:ズ、ズシンとな
KP:ええ、別に構いませんよ
笹島 遥:理事長じゃねえなこれ!
KP:そして、ズシン、ズシン、と言う音は
久瀬 圭司:了解手伝うわ
KP:どうやら、こちらの方に向かってくるようです。
笹島 遥:では久瀬てんてーに片方もたせて机を扉前までもっていき
笹島 遥:「よし! 私達も急いで次の扉の先へ行きましょう…!」
久瀬 圭司:ちなみに、自分たちが入ってきた方向から聞こえてくるでいいよね?
笹島 遥:「この足音、なんかヤバイですよ!」
KP:はい、そうです。
有宮 茜:「___夜の礼拝堂には、幽霊が出る」
有宮 茜:「__そんな噂があったんだよね」
笹島 遥:「…幽霊にしては重量感あるね! って言ってる場合じゃなーい!」
笹島 遥:「茜っち幽霊は幽霊でもジェイソンみたいな幽霊だよこれきっと! 早く逃げるよ!」
KP:では、バリケードを設置した皆さんは、次の扉を押し開ける。ということで
笹島 遥:はい
久瀬 圭司:「なんだか知らんがヤバそうだ!とにかく奥に進むしかないな」
笹島 遥:そうしないと死ぬ!!
有栖川 紗月:「うかつに礼拝堂に近づいた娘を、幽霊の住処に連れ去っちゃう、か・・・」
笹島 遥:「とほほ、こっちの怪バナもホントだったとは」
久瀬 圭司:最悪24時くらいまで耐えたら夢と現実スイッチしないか
笹島 遥:扉を開けながら愚痴る
笹島 遥:耐える前に間違いなくここまで来るよきっとあいつ!!
久瀬 圭司:「今日だけでどんだけアレな現実を見せつけられるんだ!」
KP:では皆さんが戸を押し開けると、
笹島 遥:「カンフーより陰陽術身につければよかったかもーって気分!」
KP:そこは、10メートル四方程度の広さの、何もない部屋でした。
久瀬 圭司:鍵を奪っても最悪来るでしょって言う推測は正しかった
有栖川 紗月:「ちょっと、袋のネズミ!?」
笹島 遥:「嘘、行き止まり…?」
笹島 遥:「とりあえず扉閉めましょう」
笹島 遥:と思ったが扉閉める前に目星しようか…
笹島 遥:ダクトぐらいないかな…
有栖川 紗月:「ああもう、閂もないじゃない!!」
KP:《目星》振ってみますか?
笹島 遥:「ぜ、絶体絶命だあ…」
笹島 遥:振ります
笹島 遥:CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) → 96 → 致命的失敗

笹島 遥:こんなときにー!!!
久瀬 圭司:とりあえずほかに手がない、振る!
久瀬 圭司:CCB<=25 【目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 47 → 失敗

有栖川 紗月:CCB<=90 【目星】
Cthulhu : (1D100<=90) → 34 → 成功

久瀬 圭司:だめ!
KP:ふむ、では部屋には本当に何もありません。
笹島 遥:先輩、貴方は女神あ
笹島 遥:何もNEEEEEEEEEEEEEEEE
久瀬 圭司:なんもなしかーい
KP:打ちっぱなしのコンクリートの壁に囲まれた、密室
有栖川 紗月:密室だコレ!
KP:そんな部屋に入った瞬間、遥さんは強烈な気持ち悪さを覚えます。
笹島 遥:密室だー!
久瀬 圭司:これはバリケードとかなしで隠密ルートの方が正しかったか
笹島 遥:くっそファンブルの罰がきたぁ!!
KP:まるで自分の魂がどこかへ連れ去られるような感覚が、ふっと湧いてきて、意識が飛び掛けます。
笹島 遥:「う…! この感覚は…」
KP:0/1のSANチェックです。
笹島 遥:「気持ち悪い…!」
笹島 遥:CCB<=66 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=66) → 51 → 成功

KP:そして、紗月さんですが、
有栖川 紗月:「はるか、しっかり!」
KP:この部屋にはなにもない。なにもないはずなのに、なぜか少し違和感を覚えます。
笹島 遥:「すみません、とりあえずなんとか…」
久瀬 圭司:「おい、どうした笹島?」
有栖川 紗月:「・・・?」
有宮 茜:「遥ちゃん・・・!大丈夫!?」
有栖川 紗月:「なんか・・・ここ、なんかヘン!」
KP:では、皆さんがそうしている間に、表の方から、
笹島 遥:「この部屋に入った瞬間、連れさらわれるような…! 先輩?」
久瀬 圭司:「変!」
久瀬 圭司:?
笹島 遥:「・・・・もしかして、認識阻害じゃないですかそれ?」
有栖川 紗月:「なにもないけど、なんかある気がする!」
KP:ガァン!と言う音とともに、何かが吹き飛ばされるような衝撃が伝わってきました。
久瀬 圭司:「何にもないが、何かある…そうか!」
久瀬 圭司:「えーもう、時間がない出たとこ勝負だ」
笹島 遥:「茜っち! 扉抑えるよ!」
笹島 遥:「…てんてーがなにかしてくれるみたい!」
久瀬 圭司:さっき覚えた認識疎外の解除呪文を使います
有宮 茜:「え、う、うん!」
笹島 遥:「それまで耐えよう!」
KP:はい、では解除呪文を先生が唱え始めます。
久瀬 圭司:おら!MPと正気度もってけ!
有栖川 紗月:「あの辺、かな?」
KP:先生は、自身の口から漏れる冒涜的な言葉に、意識と正気が持っていかれるのを感じるでしょう。
KP:さて、扉を押さえている遥さんですが
久瀬 圭司:「ブツブツ」(何かそれっぽい呪文を入れる)
笹島 遥:はい
KP:ズシン、ズシンと言う音は真っ直ぐに皆さんのいる部屋の前までやってきます。
笹島 遥:「(来た…!)」
KP:そして、"ソレ"は即座に扉を蹴破ろうとしてきます。
笹島 遥:「(どうにかてんてーの呪文が終わるまでは…!)」
KP:シークレットダイス
笹島 遥:多いな!?
KP:筋力24との対抗判定ですね。
笹島 遥:無理じゃ!!!
KP:茜も抑えているので、茜の分の10を加えて対抗してくださいな
笹島 遥:これ蹴破られること前提だ!
久瀬 圭司:くっそー、ホントならこっちが扉を抑えに行った方が適任なんじゃが(SIZE16)
有栖川 紗月:いっとらんで一緒に抑えていれば・・・
笹島 遥:はいKP!
笹島 遥:扉鉄扉ですよね!
有栖川 紗月:茜も抑えていたけど
笹島 遥:鉄扉ってことは耐久高いと思いますけど!
KP:そうですね。
笹島 遥:修正もらえませんか!!
KP:扉を押し開けるだけですからねえ。
有栖川 紗月:茜分はプラスされませんか!
KP:ちょっとこれは純粋な力比べになりますね。
笹島 遥:茜分プラスされるって
KP:茜分はさっき書いた通り10プラスでお願いします。
有栖川 紗月:おっと見逃し
笹島 遥:res(21-24)
Cthulhu : (1d100<=35) → 98 → 失敗

笹島 遥:ファー!!!!
KP:これは修正関係なかったですね・・・
久瀬 圭司:ダメかー
笹島 遥:ゴミ!!!!
久瀬 圭司:紗月は何か出てきたときにすぐに壊せるように準備頼む
KP:では、二人の努力虚しく、ドアが開け放たれ、抑えていた二人は弾き飛ばされます。
笹島 遥:「ぐあっ!?」
有栖川 紗月:身構えよう
有宮 茜:「・・・っ!」
有栖川 紗月:「はるか! 有宮っ!?」
笹島 遥:「くっそ…! 茜っち、大丈夫!?」
有宮 茜:「・・・つ、大丈夫・・・」
久瀬 圭司:「っ!?」(呪文に集中継続)
KP:そして、開け放たれた戸の向こうには。

KP:___それは、異形でした。
有栖川 紗月:「・・・・・・!!」
久瀬 圭司:「!?!?」
笹島 遥:「何…あれ!?」
KP:黒い姿に一対の翼を持っていますが、カラスではなく
KP:悍ましき牙を持っていますが、狼でもなく
KP:腐乱死体のような臭いを漂わせていますが、ハイエナでもない。
KP:それは、この星にあらざる怪物、恐ろしき宙の駿馬の姿でした。
笹島 遥:「…ッッ! てんてー! 呪文まだですか!・」
KP:さて、遥星の彼方より来るハスターの奉仕種族、ビヤーキーを目撃した皆さんは1/1d6のSANチェックです。
笹島 遥:CCB<=66 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=66) → 98 → 致命的失敗

有栖川 紗月:CCB<=57 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=57) → 95 → 失敗

笹島 遥:さっき8から大丈夫!?
久瀬 圭司:CCB<=64 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=64) → 52 → 成功

笹島 遥:今日ファンブル何回してんだお前!!
久瀬 圭司:よっし、なんとか
笹島 遥:1d6
Cthulhu : (1D6) → 6

有宮 茜:「・・・ビヤー、キー」
笹島 遥:あっ
KP:おやおや
有栖川 紗月:1d6
Cthulhu : (1D6) → 1

笹島 遥:CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) → 29 → 成功

KP:おっと、アイデアも成功ですね?
笹島 遥:ひいいいい
笹島 遥:1d10
Cthulhu : (1D10) → 1

笹島 遥:1…?
有栖川 紗月:「ビヤー、キー・・・? 有宮、あんた・・・あれが何だか知ってるの?」
有宮 茜:「・・・」
久瀬 圭司:金切り声?
久瀬 圭司:「・・・!?」(まだ呪文に集中)
KP:そうですね。短期の一時的狂気なら、金切り声の発作、或いは気絶ですね。
笹島 遥:気絶あるいは金切り声
笹島 遥:気絶は勘弁! 金切り声で
KP:今回は特別に、長期の方を選んでも良いですよ。
久瀬 圭司:いろいろ喋りたいが呪文への集中を今は解けねぇ!
笹島 遥:あんこさん?
笹島 遥:長期の方健忘症ですね?????
KP:ええ、大切な人のことを最初に忘れるそうですよ?
久瀬 圭司:健忘症(親しいもののことを最初に忘れる)
有栖川 紗月:ほう、親しいもののことを。最初に。
笹島 遥:・・・すぞ
KP:ま、冗談はおいておいて。
笹島 遥:「き、キャァアアアアアアアアア!!」
KP:では、余りに現実からかけ離れた怪物との遭遇
笹島 遥:「何よ、何よアレ!」 金切り声を上げつつも立ち上がろう
KP:その衝撃に、普段気丈な遥さんも、喉の奥から絞り出すように叫びを上げてしまいます。
KP:そして、その叫びの響く中、
KP:降り立った異形の後ろから、
有栖川 紗月:・・・こいつ小さくとも2メートルはあったよな・・・
笹島 遥:でっかい…
KP:声が聞こえます。
KP:「___まったく」
KP:その声に、皆さんは聞き覚えがあるでしょう。
KP:声の主は、カツ、カツ、と足音を響かせながら、
KP:皆さんの前に姿を現します。
理事長:「___だから、早く帰りなさい、と言ったのに」
笹島 遥:「…理事長!!」
有栖川 紗月:「やっぱり、貴女でしたか・・・理事長先生」
久瀬 圭司:できる限り時間を稼いでくれ(小声で呪文を唱えながら)
笹島 遥:久瀬さんがじゅもんを唱え終わるまで後どれぐらいあるの?
KP:そうですね。もうあと少しといったところでしょうか。
理事長:「・・・ええ、あなた達。やっぱり思い出していたのね」
久瀬 圭司:頼むぞクソ長自分語り
笹島 遥:喋らせよう…! 呪文を遥の金切り声で聞こえないようにしながら…!
笹島 遥:「…だったら何だって言うんですか!?」
理事長:「まったく、夢でも見たと思っていればよかったのに」
理事長:「・・・これだけリンクの強まった人間を排除するのは本意ではないのだけれど、これ以上チョロチョロされるのも困るわ」
有栖川 紗月:「夢・・・夢ですか」
有栖川 紗月:「ここは夢なんですよね?」
理事長:「ふふ、そうよ。あなた達は夢を見ているだけ」
理事長:「だから、そうね。こんなことはやめて、おとなしくベッドに戻ったらどうかしら」
笹島 遥:「一体何で、こんなことを!? その怪物は一体何ですか!?」 発作のまま大声で話す
理事長:「どうせ夢だもの。すぐにまた、思い出せなくなって消えていくわ」
理事長:「夜の訪れとともに現れて、朝日とともに死んでいく、儚い夢、よ」
有栖川 紗月:「そうですね。毎夜生まれては明け方に消えるもの」
有栖川 紗月:「トゥーランドットの第一の問いですね」
有栖川 紗月:「理事長はあの話に思い入れがあるとおっしゃっていたと思いますけど」
有栖川 紗月:「ひょっとしてそれが理由ですか?」
理事長:「ええ。そうね」
理事長:「ただ、私の言ったことをちゃんと覚えていたかしら」
理事長:「私はね」
理事長:「朝とともに消えるのは"希望"だと言ったのよ」
笹島 遥:「…!」
有栖川 紗月:「勿論、覚えていますよ」
有栖川 紗月:「毎夜生まれるのが”希望”なんですよね」
有栖川 紗月:「それは誰にとっての希望なんでしょうね?」
理事長:「・・・ふふ」
理事長:「あの本か、日記を見たのかしら」
理事長:「そうね。毎夜生まれるのは、希望」
有栖川 紗月:「ーーええ、失礼ながら拝見しました」
理事長:「新たな世界へと繋がる、希望の門よ」
有栖川 紗月:「歳は取りたくないものですね。玄関に鍵をぶら下げておくのは不用心ですよ?」
有栖川 紗月:「成程、希望の門ですか」
理事長:「ふふ、家に入った泥棒さんもすぐに忘れてしまうのだもの。それに、見られて困るものでもないしね」
理事長:「そう、学園祭の日、この学園に居る400人の夢を回廊として、かの星への扉は開かれる」
理事長:「それまで、あなた達には普段どおり学園生活を送ってほしかったのだけれど・・・」
理事長:「・・・一体、どこで歯車が狂ったのかしら」
理事長:「・・・ねえ、貴女」
理事長:「・・・貴女は一体、どこから紛れ込んだの?」
有宮 茜:「・・・!」
有栖川 紗月:茜を見やろう
笹島 遥:茜の前にかばうように立つ
KP:理事長は、韜晦するような目で、茜をみやります。
有宮 茜:「・・・・・・私は」
理事長:「その子達があんまりに言うものだから、学園の記録を見たけれど」
理事長:「学園にあるどの記録にも、貴女という人間は居ない」
理事長:「一体、貴女はどこの誰・・・」
KP:と、理事長が言いかけたところで
笹島 遥:「貴方には、関係ない…! 茜っちは、茜っちだ!」
KP:パチリ、パチリ
笹島 遥:たまらず声を荒げるがなにか始まった!
KP:何かが放電するような音が鳴り、
KP:そして、何もなかったはずの部屋の中央に
KP:水晶のような石を載せた、台状の構築物が出現します。
久瀬 圭司:来た来た!
理事長:「・・・ッ!まさか、認識阻害を・・・!」
笹島 遥:「これは…!?」
久瀬 圭司:「やれ!笹島!有栖川!」
笹島 遥:「!! 応!!」
有栖川 紗月:「せーのっ!!」
笹島 遥:言われて正気に戻り 唸り声を上げながら水晶球に突進する
理事長:「・・・チ、ビヤーキーッ!」
久瀬 圭司:こっちは理事長+ビヤーキーの間に割って入る。庇う体制。
KP:シークレットダイス
笹島 遥:「せーの!」
KP:では、遥さん、有栖川さん
KP:それぞれ、13とのDEXでの対抗判定をどうぞ
KP:あ、ちがう。15だ
笹島 遥:久瀬さん割って入ってくれたらしいけど
笹島 遥:なにか修正ございませんか…
久瀬 圭司:上に書いた通り、こっちで妨害できない?
KP:出来ませんね。
笹島 遥:キビシーッ
久瀬 圭司:しゃーない、頑張ってくれ!
笹島 遥:res(12-15)
Cthulhu : (1d100<=35) → 25 → 成功

笹島 遥:っしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
有栖川 紗月:光の400倍の速度出すバケモノだから・・・
笹島 遥:俺だ俺だ俺だ俺xだ俺だ俺だ俺だァ!!!!!!!!!!
KP:なるほど、では。
KP:慌てて妨害に飛び出したビヤーキーよりも、その脇をすり抜けて走り出したもうひとりよりも早く、
有栖川 紗月:あ
久瀬 圭司:よっしよっしよっし!
KP:遥さんは水晶に突進し、それを床に叩きつけます。
笹島 遥:「朝日と共に登る希望! 皆の目覚めの意思! それを貴方には奪わせはしない!!」
KP:___ガシャン!
笹島 遥:「…よしっ!!!」
KP:床に叩きつけられた水晶、それはまるでこの世界の脆さを現すように、
笹島 遥:残心を決める
KP:あっさりと砕け散ります。
KP:砕け散る水晶の音に紛れて
有宮 茜:「・・・遥ちゃん、ごめん」
笹島 遥:「え…? 茜っち…?」
KP:そう言う、小さな声は、彼女の耳には届かなかったでしょう。
理事長:「あ、ああああああああああああああっ!何てことをぉっっ!い、いや、でもまだよ。まだ要石は・・・!」
KP:理事長の狂乱する金切り声が響く中、
KP:____ビシリ
KP:何かが罅割れるような音が鳴り響きます。
KP:同時に、この部屋、いえ
KP:この学園そのものが、大きく揺れ始め
KP:そして、
笹島 遥:「こ、この揺れは…!?」
笹島 遥:「茜っち! 先輩! てんてー!!」
理事長:「あ、ああ、これは・・・?」
有宮 茜:「みんな、早く外に・・・」
笹島 遥:「茜っちも!!! 来るの!!!」
KP
笹島 遥:無理やり連れて行こうとする
有宮 茜:「・・・うん」
笹島 遥:「みんな、急いで上に!!」
KP:そうしてあなた達が地下室を出ようとした時、
KP:一際大きな音とともに、壁が、いえ。空間そのものが裂け、
笹島 遥:茜を先に行かしたい…!
KP:巨大な触手が壁のあちこちから吹き出します。
KP:そして、その触手は
KP:一目散に、理事長の身体を刺し貫きました。
理事長:「・・・あ、え?」
久瀬 圭司:そっち!?
笹島 遥:契約不履行に厳しい神格達
有栖川 紗月:ははあ
笹島 遥:ええと、それは我々見ちゃってる?
笹島 遥:できれば一目散に退散したいのですが…
理事長:「・・・あ、我が神よ・・・今、御下に・・・」
KP:ダメですね。そもそも理事長ドアの方に居ますし。
KP:バッチリ見ちゃってます。
笹島 遥:おお、もう…
久瀬 圭司:しょ、触手だけなら・・・
笹島 遥:「な…こ、これは…!?」
KP:ということで、目の前で人が触手に刺し貫かれる様子を目撃した皆さんは1d2/1d8のSANチェックです。
有栖川 紗月:ガタガタガタガタ(昼間を思い出して震える)
笹島 遥:CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) → 72 → 失敗

有栖川 紗月:CCB<=56 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=56) → 20 → 成功

笹島 遥:1d8
Cthulhu : (1D8) → 3

久瀬 圭司:CCB<=63 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=63) → 27 → 成功

有栖川 紗月:1d2
Cthulhu : (1D2) → 2

久瀬 圭司:1d2
Cthulhu : (1D2) → 2

笹島 遥:よし、全員無事だな!!!
KP:では、目の前を塞いでいた理事長が居なくなっったため、皆さんは地下室から出ることが出来るでしょう。
有栖川 紗月:急いで出よう。閉鎖空間よりはましだと思いたい
笹島 遥:「・・・・あ …いこう!」首を振って正気に戻る
久瀬 圭司:「行くぞ、何かわからんがここにいるよりましだ!」
久瀬 圭司:と3人に声をかける
久瀬 圭司:ちな、ビヤーキーはどうなってる?
笹島 遥:「はい!」
有栖川 紗月:「急ぎましょう!」
理事長:ビヤーキーは主人を無くしたいま、ただ怒り狂う神に祈りを捧げる態勢のまま動きません。
有栖川 紗月:あれは普通に怒り狂ってんのか
笹島 遥:お怒りの模様ですね…
久瀬 圭司:なんでもいい、とっとと脱出しよう。
笹島 遥:全員急いで脱出の構えだ
笹島 遥:遥は茜の後ろについて脱出します!!!
KP:ええ、開きかけた門に身体半分突っ込んでたら、急に門が狭くなたようなものですから。
有栖川 紗月:じゃあ、先頭に行こうか
笹島 遥:先頭先輩、茜、遥、久瀬P殿と言う隊列で行きましょう!!
KP:では、皆さんは急ぎ地下室を脱出します。
有栖川 紗月:ジャージはいてきてよかった
笹島 遥:ジャージ着ててよかった
KP:ですが、荒れ狂う触手によって、礼拝堂もまた、崩れかかっています。
KP:さて、皆さんは、どちらの方向へ逃げますか?
笹島 遥:「ここも崩れそうだー!!」
笹島 遥:壊れてる窓の方に!!!
笹島 遥:入り口しまっちょる!!
有栖川 紗月:「この箱庭を・・・壊す気なのかな・・・?」
KP:壊れてるのはステンドグラスなので、皆さんは届きませんね。普通にドアから出てくださいな
笹島 遥:あ、はい
久瀬 圭司:そうなってくると逃げ場に困るな・・・
笹島 遥:横の窓じゃないのかよwww
久瀬 圭司:とりあえず外だ
久瀬 圭司:※画像はイメージです
笹島 遥:ドアから出ましょうね…
KP:はい、では皆さんはドアから出ますが、
笹島 遥:…
有栖川 紗月:ノブにつっこんでる燭台抜いて脱出だ
笹島 遥:寝るために
笹島 遥:寮かな……
笹島 遥:他なにかある?
有宮 茜:「・・・学園が、崩れていく」
笹島 遥:「ほんとにぶっ壊す気だ… どうにかして現実に戻らないと…!」
久瀬 圭司:造った人間が消えたから、箱庭が消滅しかかってるのか
KP:学園は大きく揺れ、学園のあちこちが揺れか、或いは別の何かによって崩れていきます。
笹島 遥:「…眠ろう」
笹島 遥:「眠れば、またここへのリンクが途切れて、現実に帰れるかもしれない!」
有栖川 紗月:「待って、はるか。先に確認することがある」
笹島 遥:「な、なんですか!? 先輩!」
有栖川 紗月:「有宮、あんたはどうなるの?」
有宮 茜:「・・・」
笹島 遥:「茜っち…?」
有宮 茜:「・・・もうすぐ、24時」
有栖川 紗月:「あんた、ここに来てから寝てないって」
有宮 茜:「・・・何時も通りなら、もう、大丈夫なはず」
KP:有宮は、紗月さんの言葉に答えず、ポツポツと何かをつぶやきます。
KP:そして
笹島 遥:「いつもどおり…? 一体どういうこと?」
KP:皆さん
有栖川 紗月:「うっ・・・これは・・・」
KP:皆さんは、急激に、礼拝堂に入ったときとは比べ物にならないほどの眠気に襲われます。
笹島 遥:「こ、この… 眠気…は…?」
有宮 茜:「・・・ああ、やっぱり」
久瀬 圭司:いつも通りって眠気の話・・・?
笹島 遥:「茜…っち…?」
有宮 茜:「・・・これで、遥ちゃん達は大丈夫だね」
笹島 遥:「茜っち!?」
笹島 遥:「ダメだよ、茜っちも 一緒に!」
有宮 茜:「24時を過ぎて、この学園で起きてる人、見たことなかったから」
有宮 茜:「ねえ、遥ちゃん」

有宮 茜:「・・・毎夜生まれ出て、朝には消え去るものは?」
笹島 遥:「…ゆ…め…? 違うよ…!」
有宮 茜:「ううん、違うよ」
笹島 遥:「夢は、消えない 私達が診る夢は」
有宮 茜:「その答えは、希望」
有宮 茜:「私は、希望を貰ったんだよ」
有宮 茜:「それが、例え朝靄の中に消え去る泡沫の夢だとしても」
笹島 遥:「茜っち!!! いやだ…!」
笹島 遥:「…一緒じゃなきゃ…ウチは…帰らない!!」
有宮 茜:「・・・うん、ありがとう。遥ちゃん」
笹島 遥:倒れそうになる体で茜にすがりつく
有宮 茜:「・・・でも、ごめん。駄目なんだ」
有宮 茜:「だって、私は、みんなとは、もっと、ずっと、遠いところにいるから」
笹島 遥:「そんな事ないよ!」
笹島 遥:「境界は、簡単に超えられる」
笹島 遥:「茜っちだって、ここがアルデバランだからって!」
有宮 茜:「・・・ううん」
笹島 遥:「眠って、茜っち! お願い…!」
有宮 茜:「ここがアルデバランだから、じゃないの」
笹島 遥:「え…」
有宮 茜:「"私"は、そのアルデバランに居るの」
有宮 茜:「思い出したんだ」
有宮 茜:「何があったか、完全に覚えてるわけじゃないけど」
笹島 遥:「……まさか」
有宮 茜:「私ね、前に消えた友達を追って、カルトの集会場に忍び込んだの」
有宮 茜:「そこで、変な儀式をしている人たちから、友達を取り戻そうとしたんだけど」
有宮 茜:「遥ちゃんみたいに上手く行かなくて、結局、気づいたら」
有宮 茜:「___別の星の上だったみたい」
笹島 遥:「そんな…」
笹島 遥:「じゃあ、じゃあどうやって帰るの」
笹島 遥:まだ、諦められない 
有宮 茜:「__大丈夫だよ」
有宮 茜:「遥ちゃんはヒーローになるんでしょ?だったら、星の海を超えて・・・いつか、迎えに来てくれればいいから」
笹島 遥:「……そんな、やだ…! ウチは、ヒーローになんてなれなくてもいい!!!」
笹島 遥:「茜っちだって一緒に、一緒に帰って、ひっぐ…うわああああああぁ…」
笹島 遥:もう、頭ではわかっている
笹島 遥:今、抱きしめているこの子は
笹島 遥:こんなにも暖かいこの子は
笹島 遥:どうしても、どうあがいても
笹島 遥:——手が、届かない
有宮 茜:「・・・遥ちゃん」
有宮 茜:「・・・私は、みんなと出会えて良かったよ」
有宮 茜:「この夢でだけ繋がった、本当なら、出会えるはずもなかったはずの」
有宮 茜:「___私、悪い子だ」
有宮 茜:「___毎夜生まれ出て、朝には消え去るもの」
有宮 茜:「___ほんの一瞬でも、この夢が、ずっと続けばいいなんて、そう、願っちゃったんだもん」
有宮 茜:「___本当は、関わるべきじゃないって、知ってた、はず、なのに・・・っ」
KP:崩れていく学園、遠ざかっていく視界
笹島 遥:—もう、手は届かないかもしれない
KP:意識は急速に、覚醒へと向かっていき、反比例して、この世界での意識は薄らいでいきます。
笹島 遥:でも、最後に見るのが茜の泣き顔だけは嫌だ
笹島 遥:「茜っち…! 私も、あなたに会えてよかった!!!」
笹島 遥:「茜っちに会えなかったら、ウチはきっと、ただのだめな子だった」
笹島 遥:「…ねぇ、やっぱり さっきの発言撤回させて」
笹島 遥:「——必ず、迎えに行くよ」
有宮 茜:「・・・!遥ちゃん・・・」
笹島 遥:「星の海を超えて、遥か果てのこのアルデバランまで!」
笹島 遥:「だからその時まで、きっと待ってて! 何年かかかるかはわからないけど! かならず行くから!!」
笹島 遥:「だから、今は、今は…」
有宮 茜:「・・・うん、うん・・・遥ちゃん。私、待ってる!」
笹島 遥:「笑顔で!」
有宮 茜:「うん。遥ちゃん・・・"またね"!」
笹島 遥:「必ず迎えに来るよ…!! またね! また…ね…!」
笹島 遥:茜の笑顔を目に焼き付けて、眠りに落ちる
KP:___薄れていく意識、最後に見えたのは、とびきりの、笑顔
KP:そして暗転
KP:___次の瞬間。皆さんはそれぞれのベッドの上で目を覚ますでしょう。
笹島 遥:「………」
笹島 遥:「こっちの世界…か」
KP:目を覚ました後、見上げるベッドの上に彼女の姿はなく。
KP:しかし、その笑顔は記憶に焼き付いている。
笹島 遥:今こっちもよる?
KP:いえ、朝です。
KP:ですが、秋の早朝ですし、もしかしたら星も見えるかもしれません。
笹島 遥:飛び起きて外にドタバタと駆け出ます
笹島 遥:「いつか、必ず 待っててね!」 
笹島 遥:空を見上げて、大きく手を振る
KP:では、外に出ると、わずかですが、明るくなりかけた空に、ひときは明るく見える星が一つ。
KP:アルデバランまでの距離は67光年。
KP:633868941662913.6km
KP:手を伸ばすには、遠すぎる。それでも_____
KP:___必ず、迎えに行くと言ったから。
KP:クトゥルフ神話TRPG「手を伸ばすには遠すぎて」 コレにて閉幕とさせていただきます。
KP:お疲れ様でした。
久瀬 圭司:お疲れ様でした
笹島 遥:お疲れ様でした!
有栖川 紗月:お疲れさまでした!
KP:いやー、遅くなって申し訳ない
KP:・・・遅くなりついでに、もう少し続くんじゃよ



KP:BGM:花天月地
KP:さて、皆様お集まりですね。
笹島 遥:はい!
有栖川 紗月:エンディングね。腕が鳴るわ
有栖川 紗月:ハッピーエンドにしないとね!
KP:今宵は本編が終わったとのささやかな一幕。みなさんの"やり残し"を片付ける回です。
笹島 遥:ええ! 今年のトゥーランドットを迎えに行きましょう!
笹島 遥:粋な表現しやがって…
笹島 遥:そういうとこだぞ!
久瀬 圭司:さて、ハッピーエンドで終わらせるか
KP:はて・・・
KP:ではエンドコールを挟んで、お話を始めていきましょう。
笹島 遥:よろしくお願いします!
有栖川 紗月:宜しくお願いします!
KP:ええ、皆さんよろしくお願いします。
KP:BGM:off
KP:___謎は三つ 死はひとつ
KP:暗い夜に虹色の幻影が飛ぶ
KP:空高く翼を広げ
KP:無数の黒い人々の間を
KP:世界の皆が呼び求め
KP:そしてすべて世界の皆が探し求める
KP:だがその幻影は夜明けと共に消える
KP:心の中で生まれ変わるために
KP:毎晩生まれ
KP:そして毎日死ぬモノ
KP
KP:___その名は…
KP:クトゥルフ神話TRPG「手を伸ばすには遠すぎて」 最終幕
KP:始めて参りましょう
KP::
KP
KP
KP:___さて、皆さんはもう一つの学園から脱出し、こちらの世界へと帰ってきました。
KP:残る問題は2つだけ。
KP:こちらの世界に未だ残存する、要石
KP:そして、皆さんの希望のお話です。
KP: 
笹島 遥:「はぁ… とりあえずロケットを建造するとして… NASAとかに行くにはどうすれば良いんだろ… べんきょーだよねー…」
KP:さて、皆さんはそれぞれ、自分が最後に眠りについた場所で目を覚ますでしょう。
有栖川 紗月:自室だね。寝ないようにしてたから机に突っ伏してるかも。
KP:折りしも今日は土曜日。思索に耽るにも、他の何かをするにも、自由です。
笹島 遥:前回空を見上げて手を振った後、方法を真面目に考え始めていたぜ
久瀬 圭司:こっちは教員用官舎のベッドかな
笹島 遥:「とりあえず英語ペラペーラペラ子にならないとなー…」
KP:もちろん、学園祭に向けての練習はあるので、演劇部の皆には講堂に行けば会えるでしょう。
笹島 遥:「あ、先輩とてんてーどうしてるだろ?」 寮にとりあえず戻って先輩と合流しよう
有栖川 紗月:では、顔を洗って涙の跡を拭って
有栖川 紗月:急いで着替えて遥の部屋を訪ねましょう
有栖川 紗月:「はるか!」
KP:はい、ではお二人はお互いにお互いの部屋を訪ねるということで、
笹島 遥:すれ違いで草
KP:廊下の辺りでばったり出くわすことになりますかね
笹島 遥:お、なるほど
笹島 遥:「あ、先輩! おはようございます!」
笹島 遥:笑顔だけど遥は目が真っ赤に腫れて、涙の跡もそのままですね
有栖川 紗月:「・・・存外に元気じゃん」
笹島 遥:「そりゃ寂しいですけど…」
有栖川 紗月:「(でも、ないか)」
笹島 遥:「迎えに行くって約束しましたから、くよくよしてられません!」
笹島 遥:「とりあえず… NASAってどうやったら入れますかね?」
有栖川 紗月:「ええ、そうね。急がないと『学園祭に間に合わない』」
笹島 遥:「え? あぁ… そうですねぇ… 茜っちのトゥーランドット見たかったなあ…」
久瀬 圭司:じゃあこの裏で礼拝堂の鍵を借りていることにしよう
KP:了解です。理事長室の鍵はともかく、職員室側の鍵であれば問題なく借りられるでしょう。
笹島 遥:「いや、くよくよしてちゃダメって言っといて駄目だなウチ… とりあえずまたパネルとか鎧の整備をしないとですね」
有栖川 紗月:んー、じゃあ先生とはもう話し終えてて、別口で動いてもらってるって感じかな
有栖川 紗月:「いい、はるか。落ち着いてよく聞いて」
笹島 遥:「は、はい? やっぱNASAウチの頭じゃ難しいですよね…?」
有栖川 紗月:「先生が言っていたの。起きてすぐのことよ。・・・直ぐに、有宮を助ける手段があるかも知れない」
笹島 遥:「…えっ・・・・えええっぇええええええええええ!?」
笹島 遥:「い、一体どんな!?」
久瀬 圭司:了解、じゃあ礼拝堂の前で鍵持って待ってよう
有栖川 紗月:「落ち着けって言ったでしょう。あと、かも知れない、だからね」
有栖川 紗月:「詳しい話は先生に訊きましょう。それより、時間がないの」
笹島 遥:「す、すみません…」
有栖川 紗月:「礼拝堂に、先生がいるわ。行きましょう」
笹島 遥:「え? 一体何の時間です?」
笹島 遥:「あ、はい」
有栖川 紗月:「理事長が・・・あっちでどうなったかは見たわね」
笹島 遥:「串刺しでしたね…」
有栖川 紗月:「じゃあ、こっちではどうなってるのか。それは分からないわ」
有栖川 紗月:「でも、きっと無事ではないはず」
笹島 遥:「ええ… そうですね…」
笹島 遥:「……そういえば、何かその件で忘れているような…」
有栖川 紗月:「理事長が居なくて、他の大人の邪魔が入らない、この土日が勝負よ」
有栖川 紗月:「その間なら、あの地下室も物色できる」
有栖川 紗月:「それに何より、『要石』を何とかしないとね」
笹島 遥:「ああっ、そうかこっちにもあの水晶あるんでした!」
有栖川 紗月:「一つだけでも機能するって言ってたからね。だから行きましょ。礼拝堂へ」
笹島 遥:「きゅ、急に色々きて混乱していますが、ええ てんてーのもとに!」
KP:それでは、お二人は連れ立って、礼拝堂に向かいます。
笹島 遥:ダッシュだ!
有栖川 紗月:「遅くなりました!」
KP:やり残したことを、終わらせるため。そして、かすかな希望を見つけるために。
久瀬 圭司:「おっ、来たか。」
笹島 遥:「おまたせしました!!!」
久瀬 圭司:「じゃあ、行こうぜ」
久瀬 圭司:といって礼拝堂を開けます
笹島 遥:「それで、一体どういうことですか!?」
笹島 遥:「茜っちを助ける方法って!!」
笹島 遥:めちゃくちゃうるさいです
KP:はい、礼拝堂には誰もおらず、静まり返った中に、遥の声が響き渡ります。
笹島 遥:くぜてんてーをゆっさゆさしながら聞きます
久瀬 圭司:「とりあえず落ち着けって」
久瀬 圭司:ゆさゆさ
笹島 遥:「話してくれたら落ち着きますから!」
久瀬 圭司:「ここに来た目的は2つだ」
笹島 遥:ぐいぐい
有栖川 紗月:「誰かに見つかったらちょっと厄介だからね?」
久瀬 圭司:「一つはこっちの世界の要石をどうにかすること」
笹島 遥:「う… はい…」シュンとしながら下がろう
笹島 遥:「あのとんでもないのがこっちまで来ちゃったら大変ですからね…」
久瀬 圭司:「パソコンの中にあった手記によると、要石が一つでも残ってれば門は開き続けるらしいからな」
有栖川 紗月:「(場合によっては、地下には理事長の死体があるかもだしね。人に見られたくはないわ)」
久瀬 圭司:「もう一つ、笹島にとってはこっちの方が重要かもしれないが」
笹島 遥:「!」
久瀬 圭司:「昨日、正確には夢の中の話だが、理事用の呪文みたいなのが書いてあった本があったろ」
笹島 遥:「ああ… お盆なんとかっていう」
久瀬 圭司:「あの中にな、2つの土地をつなげるとかっていう呪文があったんだよ」
有栖川 紗月:「・・・有宮が言ってたでしょう。カルトの儀式に巻き込まれてあの場所に飛ばされたって」
笹島 遥:「なるほど!! 今度は飛ばされちゃったときの方法を利用してやろうということですか!」
久瀬 圭司:「あのときゃ気にしる暇もなかったが、もしかたら有宮が飛ばされた場所に飛べるかもしれん」
笹島 遥:「さっすが二人は頭がキレる」
久瀬 圭司:「まあ、正直上手くいくかどうかは全くの未知数だ」
KP:ええ。まだ、可能性というレベルでしか無い、解決策でしょう。
KP:しかし、共にあの世界を見て、茜を探し続けた仲間の言葉です。
久瀬 圭司:「だが、どうせ確率低くてもお前は賭けるんだろ?」
KP:その言葉は、遥さんに希望の火を灯すには、十分なものだったのではないでしょうか。
笹島 遥:「茜っちが飛ばされた時だって、カルトの怪しい奴らができたんです」
笹島 遥:「ウチらに出来ないわけがないでしょう!!」
笹島 遥:「もちろんですとも!!」
笹島 遥:「絶対、勝ってやります!」
有栖川 紗月:「うん、漸く調子が戻ってきたじゃん」
有栖川 紗月:「はるかは、そうじゃないとね」
久瀬 圭司:「トゥーランドットとは逆に、朝になって希望が産まれたわけだ。」
笹島 遥:「違いますよてんてー」
笹島 遥:「希望は朝になって死ぬわけじゃないんです ただ眠るだけ」
笹島 遥:「それをたたき起こせるのはウチらの熱いハートってだけのことですよ!!」
笹島 遥:「よっしゃー! 燃えてきた!」
笹島 遥:「まずはあの水晶をどうにかするところからですね!」
久瀬 圭司:「そうかw、たまには希望も徹夜で頑張ってる貰うかね
久瀬 圭司:「じゃ、地下室行くぞ」
KP:さて、地下への扉の場所は既に見ていますし、扉を開けることは問題なくできます。
笹島 遥:「はい! 一番乗りはもらったー!」
有栖川 紗月:「・・・赤く、炎の如く熱いが、火ではないものは?」
有栖川 紗月:「はるかだわ」
笹島 遥:「イエーイ! バーニング!!」
KP:はい、では遥さんを先頭に、地下に降りるということで。
KP:さて、こちら側ではまだ皆さんは地下に降りたことはありませんでしたね。
笹島 遥:はい
KP:とはいえ、地下室の構造は夢で見たものと全く同じです。
KP:梯の先には、物置となっている棚、そして鉄扉があります。
笹島 遥:「やっぱまるっきり同じですね…」
有栖川 紗月:「理事長はこっちとあっちを頑張って似せてたけど」
有栖川 紗月:「魔術書もそうなのかね」
有栖川 紗月:本棚眺めて手に取ってぱらぱらしよう
笹島 遥:「えーっと『よく分かる盆踊り』…」
笹島 遥:「でしたっけ?」
KP:はい、では、本棚には夢の中にあったのと同じような書籍類、ファイリングされた資料が入っています。
久瀬 圭司:「エイボン、な」
久瀬 圭司:「とりあえずは要石だ、手早くやってしまおう」
久瀬 圭司:「そのあと本題に入ろうぜ、俺たちにとっての本題な」
有栖川 紗月:「・・・壊すんですか?」
笹島 遥:「あ、そっか… はい! あっちも止めないとです」
笹島 遥:「ぶっ壊したら止まるでしょうけど… なにか考えが?」
久瀬 圭司:「…正直迷ってる。壊してもいいんだが向こうと同じで、壊したときに何がおこるか全くわからん。」
有栖川 紗月:「あー・・・」
久瀬 圭司:「可能ならどっかに隔離して、安全な方法で無力化したい。」
有栖川 紗月:「門、に使えるかもしれませんしねぇ」
笹島 遥:「なるほど、今現在アレがアルデバランまでつながってるわけですしね」
有栖川 紗月:「ええと、パソコンの日記に書いてありましたっけ。要石と、この学校の沢山の人間を媒介にしてつなげるとかなんとか?」
笹島 遥:「学校から運び出しちゃえば良いんですかね?」
久瀬 圭司:「多分だがな。」
有栖川 紗月:「取り敢えず、学園祭までは猶予がある」
久瀬 圭司:「正直残しておくことにもリスクはあるんだが、、、壊れたときに何が起こるかわからない以上は迂闊に壊せないな」
有栖川 紗月:「一旦そうしておいて、資料をあさって確信が持てなかったら壊しちゃいましょう」
笹島 遥:「はい!」
久瀬 圭司:「だな」
笹島 遥:「ではてんてー! 前みたく水晶の見破りお願いしますね!」
久瀬 圭司:とりあえず、奥の部屋に行って認識疎外の解除呪文を使います
KP:はい、では皆さんは2つ目の扉をくぐり、要石のある間に入ります。
KP:夢の中と同じ様に、解除呪文は効果を発揮し、要石の置かれた台座の存在を顕にします。
笹島 遥:「いやー ほんとドラクエとかやってる気分ですねえ」
久瀬 圭司:(2回目とはいえ、気持ち悪さが拭えねぇな・・・)
笹島 遥:「割らないようにそーっとそーっと…」
KP:しかし、要石に近付くにつれ、皆さんの意識は強烈な眠気に襲われます。
有栖川 紗月:「(・・・そういえば、理事長いないな。ということはやっぱり私たちと同じように寝た場所に肉体はあるのか)」
KP:一つになったとはいえ、かの石は異界へと繋がる門の中心です。
笹島 遥:「うっ…… これって…!」
有栖川 紗月:「ま、たなの・・・?」
KP:異界へのつながりは、近付くものを容赦なく、あちら側へと誘おうとするでしょう。
笹島 遥:「負けるもんか! 先輩! 失礼します!」つねる
有栖川 紗月:「負けるか!」ビンタ
笹島 遥:「ヘブッ! おおう、威力で意識が飛びそう!」
有栖川 紗月:「~っ!! 痛ったいよっしゃ目ぇ覚めた!!」
笹島 遥:「てんてーはどっちが良いですか!」
KP:なるほど、それでは、一時的ですが眠気に抗うことができます。
KP:ただ、破壊ならともかく、運び出すのであれば、常時この影響を受け続けることになるでしょう。それでも、運び出すことに挑戦してみますか?
久瀬 圭司:あーもう両方でいいよ
笹島 遥:ではてんてーのほっぺにはあざやかな紅葉がふたつだな
笹島 遥:どうする
有栖川 紗月:勿論。寝そうになったら外的要因で目を覚ますことができるのは確認が取れてるもの。
有栖川 紗月:ばっしーん!
笹島 遥:そうだね!
久瀬 圭司:とりあえずは騙しだまし、人気のない裏の森くらいまで運ぶ?
笹島 遥:ばっしーん!
有栖川 紗月:「私が持つわ。少し離れて、ね」
有栖川 紗月:「駄目そうだったら、はるか。頼んだよ」
笹島 遥:「押忍!」
有栖川 紗月:「あ、これでも女優の卵だかんね。顔はやめてよねー」
有栖川 紗月:「ボディにしな」
笹島 遥:「はい、肩パンにします!」
有栖川 紗月:裏の森・・・はどうかな。学外まで持っていきたいけど、さてはて
KP:では、皆さんは遅いくる眠気に耐えながら、時折気付けを挟みつつ、
笹島 遥:「もしくは肘の押すとビリビリするところにします!」
KP:所々を赤く晴らし、裏の森まで到着します。
有栖川 紗月:襲い来い
笹島 遥:「へへ… ほっぺが熱いぜ…」
笹島 遥:「どうしましょう、もうちょっと奥深くまで逝かないと学校の敷地の外じゃなかったと思いますけど」
有栖川 紗月:「うっわー首筋とか抓るやついる? いたたたた」
久瀬 圭司:なんの儀式だこれ
KP:青春?
笹島 遥:「(…ちょっとキスマークみたいになっちゃった 黙っとこ…)」
有栖川 紗月:裏の森にあったら発動しますよね?
KP:そうですね。もっとも、学外に運び出したからと言って効果を失うかどうかはわかりませんが。
笹島 遥:これなー
笹島 遥:効果失ってくれよなー頼むよー
有栖川 紗月:「・・・一旦ここに隠しておきましょうか。んで、資料のほうを調べましょう。正確な効果が分からないと、この眠気はきつい・・・」
久瀬 圭司:「だな、資料を調べてからどうするか決めるか」
笹島 遥:「そうですね、ここなら早々人は来ないでしょうけど… 一応草とかで隠しとこう」
久瀬 圭司:という感じで礼拝堂に戻ろう
有栖川 紗月:「学園祭までって言ってたけど、タイムリミットをその一週間くらい前に切っておきましょう」
笹島 遥:「目印はこの椎木の巨木ならそうそう簡単に消えないな」
KP:はい、では石を隠して礼拝堂へ戻るということで。
笹島 遥:「エイブルの書に書いてあればいいですねえ」
笹島 遥:はーい>礼拝堂
KP:さて、礼拝堂へ戻ってきましたが、どうします?
有栖川 紗月:「先生、ここの本とパソコン、持ち出しちゃいません? 理事長以外知らないでしょうし」
笹島 遥:「お、いいですねそれ」
久瀬 圭司:「いいんじゃないか?広げるならこっちの方がいいだろうし」
有栖川 紗月:「出来れば邪魔されない場所・・・先生の部屋とかが一番いいんですけどね」
久瀬 圭司:「まあ、構わないが」
KP:なるほど、持ち出すのは問題ないです。パソコンはちょっと古いものなので重ためですが。
久瀬 圭司:ああ、どんどん周囲にアレな資料が増えていく・・・w
有栖川 紗月:じょしこーせーの部屋にはちょっとねぇw
笹島 遥:「ではてんてーのお部屋に持ってきましょう!」
KP:では、各種資料を持って先生の部屋にお邪魔するということで。
笹島 遥:「む、重いけどこの程度鎧に比べれば!」
笹島 遥:見事に担いで梯を登ろう
有栖川 紗月:「リュック持ってきてよかったー本て重いのねー」
有栖川 紗月:お邪魔しましょうお邪魔しまーす!
笹島 遥:「おじゃましまーす!」
笹島 遥:「うわぁ… 見事に何もない…」
KP:はい、では宿舎の久瀬先生の部屋に来ました。ちなみにどんな部屋ですかね?
KP:何もないらしい。
笹島 遥:草
久瀬 圭司:演劇関係の資料が積んである以外は、何もないって感じですかね
有栖川 紗月:「あ、高い椅子だ。いいなぁ」
久瀬 圭司:草もないよ
笹島 遥:「そしてこの雑に積まれた資料の山」
笹島 遥:「なんとなく親近感が…」
有栖川 紗月:「演劇は総合芸術の一つだもんね。あれもこれもで集めるとこうなっちゃうんだよね」
笹島 遥:置けそうなところにPC起きつつ部屋の観察をする
笹島 遥:「わかります! 仮面ライダーの研究をするとついグッズが山になりますよね!」
KP:それは何か違うような。
有栖川 紗月:「じゃ、資料の洗濯ね。①要石の正確な機能と②空間をつなげる門の開き方、だね」
笹島 遥:「パソコンスイッチオン!」
笹島 遥:コンセントつないで電源をつけよう
KP:はい、では皆さんは資料とパソコンに書かれた日誌の内容を確認していきます。
KP:このあたりでBGMも変えておきましょう。
笹島 遥:「では例の日記とか記録あさってみましょう… どれどれ」
笹島 遥:な、ナミダ!
KP:では、簡潔に①と②について、調べられた結果を書いていきましょう。
有栖川 紗月:クトゥルフ神話技能持ちの先生を舐めるなー!
KP:①要石は、かの星とこちらを繋ぐ扉の役割を果たしており、同時に神を召喚する際のビーコンのような役割も果たしている。
久瀬 圭司:頼られたくねぇ技能だ
笹島 遥:ゆけーハスターを何故か知ってたてんてー!
KP:かの星とこちらとの接続が安定した時点で、要石にはかの神の加護が行き渡っており、リンクが一定以上になれば、要石を介して神の本体がこちらの世界に現出することになる。
KP:この効果は、石を破壊しない限り、減衰はしても消滅することはない。
有栖川 紗月:ふむふむ
笹島 遥:「壊さないと駄目っぽいですね」
有栖川 紗月:門の魔術次第かな
笹島 遥:うむ
笹島 遥:媒介にできてもハスターもコンニチワしそうでコワイけどな…
どどんとふ:「久瀬 圭司」がログインしました。
有栖川 紗月:「かの星・・・アルデバランと繋がってるんだから、門の魔術には使えるかもだよね。それがわかってから最終的には壊すしかないみたいだね」
久瀬 圭司:最悪、アルデバランと門が繋がったら、アルデバランに放り出そう
笹島 遥:おかー
笹島 遥:wwwww
笹島 遥:いや、壊さないとどうしてもいらっしゃるらしいみたいだから壊そうね!
有栖川 紗月:どっちかにある時点で駄目だった気がするので、確実に壊していきましょう
笹島 遥:「ではお次は門の魔術についてですね」
笹島 遥:カタカタカタカタ・・・・・・・ッターン!! 
久瀬 圭司:ビーコンになってるなら、アルデバランに放り出せば「顕現したらそこはアルデバランでした・・・」にならんかと思ったが
有栖川 紗月:いや、そっちは魔術書だと思うよ?
笹島 遥:はっ
KP:②《門の創造》:遥か彼方へ旅するための門を創造する呪文。POWを永久的に消費することで門を創造することができ、消費するPOWは移動する距離に対応する。
有栖川 紗月:玄関開けたら家だった
笹島 遥:ルルブじゃねーか
KP:そりゃあそうよ。
笹島 遥:せやったか
有栖川 紗月:パソコンってフリック入力できればいいのにねぇ(女子高生的感想
KP:エイボンの書の抜粋に含まれる呪文の一つで、研究と習得には1週間程度の時間が必要になります。
久瀬 圭司:ルルブは魔術書だった・・・?
有栖川 紗月:消費・・・どれくらいだろう
笹島 遥:アルデバランまでだと
笹島 遥:ソロで出すと死ぬ
笹島 遥:皆で出そうね…
KP:アルデバランまでの移動は14消費ってなってますね。
KP:なお、通行時に同じ値のMPと正気度1点を消費します。
有栖川 紗月:少なくともはるかの正気度は減るのか・・・
笹島 遥:作ったらずっと通れるから、その後回復したら通るという形になるな…
笹島 遥:そして、
笹島 遥:通行時にMPが0になるので、気絶した状態にアルデバランに放り出されますね…
笹島 遥:どうにかならんかな…w
KP:さて・・・
有栖川 紗月:通行時、ということは帰りも喰らうのか
KP:はい。帰りも同じ値の消費が必要です。
KP:ではここで、《オカルト
有栖川 紗月:CCB<=90 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=90) → 26 → 成功

笹島 遥:ヒュー
久瀬 圭司:CCB<=65 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=65) → 66 → 失敗

久瀬 圭司:イチタリナイ
KP:で振ってみましょう。と言おうと思ったら指が滑りましたが・・・成功ですね。
有栖川 紗月:有宮と連絡が取れれば最上なんだけどな・・・
KP:では、先ほど言った通り、要石はかの星へのビーコンの役割を持っていますが
有栖川 紗月:ふむふむ
KP:要石そのものは魔力の籠もった魔石で構成されています。
KP:なので、砕いて使えば、多少魔力的な助けになるかもしれないと考えられるでしょう。
KP:具体的にはPOW10点分、またはMP10点分に充填できます。
笹島 遥:強 い
有栖川 紗月:なるほど。MPが0になるのを防げる目があると。
笹島 遥:理事長どっから仕入れたんだ
KP:MPと違ってPOWは永久消費なので、どちらに使うかはよくお考えください。
久瀬 圭司:まー、MPは休めば回復できるし、POWかな
笹島 遥:POWは一人頭4か5減らさんと門は作れんからね
笹島 遥:こっち使えば1か2で済む
笹島 遥:なんてリーズナブル
有栖川 紗月:え、じゃあハスターがプンプンしてるかも知れないところに気絶したはるかを送りこむんです?
笹島 遥:…
笹島 遥:死ぬかなぁ…
久瀬 圭司:あ、有宮が生きてるし、大丈夫やろ・・・
有栖川 紗月:今日このまま寝たらバッドルートに向かうんだっけ?
笹島 遥:POW一気4減ったら長期入っちゃう人もいるだろうしな
笹島 遥:水晶壊さないとバッド
有栖川 紗月:壊して寝れば有宮と連絡が取れるかな
有栖川 紗月:いや、無理か
久瀬 圭司:とりあえず魔石は壊すかな
KP:さて、どうなるかはわかりませんが、要石が残っている以上、眠ればまた、夢の世界とつながってしまうでしょうね。
笹島 遥:リンクがないからね
笹島 遥:とりあえず水晶を破壊してから考えよう
笹島 遥:あと、全員本読んだってことでいいかしら
KP:どちらでも構いませんよ。前回読んでなくて今回読んだ人はいましたか?
笹島 遥:はるかと先輩じゃない?
久瀬 圭司:前回読んでるね
有栖川 紗月:・・・PC的に考えると読むしかないなぁ
有栖川 紗月:手掛かりだし。それ以前にオカルト好きっこだし。
KP:では1/1d4でSANチェックをしてください。
有栖川 紗月:うっす
有栖川 紗月:CCB<=54 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=54) → 5 → 決定的成功/スペシャル

笹島 遥:CCB<=57 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=57) → 50 → 成功

有栖川 紗月:っしゃ
KP:また、呪文の習得のために研究をするのであれば、SAN値はSANチェック分と合わせて4減少することになります。
笹島 遥:SANここまで減ってるなら
笹島 遥:正直POW使っても良いかもね…
KP:あと今回読んだお二人もクトゥルフ神話技能を+5%しておいてくださいね。
笹島 遥:4ね
笹島 遥:了解した
笹島 遥:クゥーン
久瀬 圭司:皆でやろうクトルゥフ神話
有栖川 紗月:よく分かっちゃったクトゥルフ神話
笹島 遥:「呪文むずかしいなぁ… 」 本とにらめっこ中
有栖川 紗月:ちなみに、魔石の10点ボーナスは、「10点分減少値を減らせる」と考えていいのよね
KP:はい、そう考えてもらって構いません。
久瀬 圭司:難しい方がいいんだよなぁ
久瀬 圭司:難しい方がいいんだよなぁ
KP:さて、方針はまとまりましたか?
有栖川 紗月:「なるほどね」と魔術書を閉じます
笹島 遥:「頭がグワングワンしますよー…」
笹島 遥:決まったぜ
久瀬 圭司:やるか、というかPOWについてはこっちの負担がデカいが、実際一番頑張るのは遥だな・・・
有栖川 紗月:「まずは要石、ですね」
笹島 遥:「え? そうなんですか?」
笹島 遥:これで向こう言ったら黄色い衣の人とばったりは嫌だな…
久瀬 圭司:「要石のぱうわーを使って遥をアルデバランに送り込んで茜と帰ってきてはっぴえーんど」
有栖川 紗月:ふふふ、ふふふふ・・・あんこさんはいいバランスを組むなぁ
久瀬 圭司:「という感じで」
有栖川 紗月:「・・・はるか。要石やっちゃって。そいつの欠片が必要よ」
笹島 遥:「ああ、アレの力を借りるんですね!」
笹島 遥:「合点承知」
笹島 遥:さり気なく森に移動してるが、ぶち割って大丈夫ですかね?>KP
有栖川 紗月:そういやそうだったな
KP:はい、構いませんよ。
有栖川 紗月:人目の問題もあるし、森で門を開けますか
笹島 遥:ですな
KP:では、隠していた要石を砕くと
笹島 遥:華麗なる図付きで要石を砕く
笹島 遥:頭突き
有栖川 紗月:挿絵はよ
KP:___ザッ
KP:一瞬、全身が総毛立つほどの寒気に襲われます。
久瀬 圭司:頭が武器すぎる
久瀬 圭司:一瞬宇宙猫かと
笹島 遥:「!」
KP:それはまるで、この世成らざるものの怨嗟の念が、はるか星の海を超えて、この場に届いているかのようでした。
久瀬 圭司:完全に目をつけられたよ俺ら
KP:___そう、かの神の怨嗟が。
笹島 遥:ええっ…理事長のせいじゃん…
KP:しかし、それも一瞬のこと
久瀬 圭司:逆恨みもいいところ
KP:折角コッチに来るチャンスをふいにされたんだから、多少はね?
笹島 遥:「ああーっ… ゾワッとした…」
笹島 遥:こっち来てもアンタ、ニャルサンがおるぞ
笹島 遥:「……なんともない… かな?」
KP:石が完全に砕かれると、精神の奥まで手を突っ込まれるような感覚も徐々に消えていきます。
KP:ニャルは正直どこに居たって会いますからねえ
久瀬 圭司:「あれか、夢の中で出てきた職種のやつか・・・?」
笹島 遥:「…眠気と、気持ち悪い感じが… 消えてく…」
有栖川 紗月:「繋がりが消えた証、かな・・・」
KP:BGM:ナミダ
笹島 遥:「どうやら、そのようで…」
笹島 遥:「…ここなら人も来ないでしょうし、門、作ります?」
有栖川 紗月:「よし、この欠片ね」
KP:ええ、かの星とのリンクが、完全に途絶えたのだと、皆さんも感じることでしょう。
久瀬 圭司:「さって、俺らにとってはここからが本番だ」
KP:では、石を壊してから1週間、呪文の習得を終えてから門を開く、ということで宜しいですかね。
有栖川 紗月:そうだった
笹島 遥:そうだった!
久瀬 圭司:おっと、呪文の学習が必要か
有栖川 紗月:~一週間後~
KP:ちなみにエイボンの書全部を読み解こうとすると36週間かかるそうな。
笹島 遥:速やかに時は経った
笹島 遥:長ィ!
久瀬 圭司:この場合、覚えるのは呪文を使う有栖川と俺の二人か?
有栖川 紗月:ええ、そうでしょうね
笹島 遥:通過にはいらないのか、呪文
笹島 遥:さっきSAN振っちゃったしはるかも覚えるけど
久瀬 圭司:じゃないと茜が通過できないしね
有栖川 紗月:長台詞とか得意なんですから、私。
KP:はい、では呪文を覚える人は、4-(エイボンの書のSANチェックで失った分)のSANを消費しておいてください。
KP:覚えること自体は、特に判定等は必要ありません。皆さんは1週間で、《門の創造》を行使するのに必要な知識を得ることができました。
笹島 遥:もう減らしたゼ
久瀬 圭司:どんどん詳しくなっていく白目
久瀬 圭司:じゃあ一週間後の土曜日か日曜ってことtで
笹島 遥:ウッス
有栖川 紗月:「はるか。この欠片を持って」
笹島 遥:「はい!」受け取る
久瀬 圭司:一応食料とかを手渡ししておこう
笹島 遥:「あ、焼きそばパンとカレーパン!」
久瀬 圭司:「向こうには何があるかわからん、気をつけろよ」
笹島 遥:「競争率高いやつだ、ありがとうございます!」
有栖川 紗月:「・・・じゃあ、はるか。今から私と先生で門を作るわ。危険な役目を押し付けることになっちゃうけど・・・有宮を連れて戻ってくんのよ」
久瀬 圭司:「頼むぞ、主演女優を連れて帰ってこい
笹島 遥:「はい、もちろんです! 必ず二人で帰ってきますよ!」
有栖川 紗月:「じゃあ・・・先生」
久瀬 圭司:「やるか」
笹島 遥:「てんてーと先輩も… 頑張ってください!」
有栖川 紗月:「ちょっと呪文唱えるだけだからね。あんたに比べりゃ楽なもんよ」
久瀬 圭司:「気をつけてな」
久瀬 圭司:という感じで二人で詠唱開始
KP:では、準備を終えた有栖川さんと久瀬先生の二人は《門の創造》を詠唱します。
笹島 遥:緊張しながら固唾をのんで見守ろう
有栖川 紗月:「いぐないぃ いぐないぃ とぅふるとぅ くんぐぁ・・・」
KP:詠唱された呪文は、森のなかに奇妙な形で点在させた石、それによって構成される魔法陣に光を灯し
笹島 遥:「光った…!」
KP:やがて、光は収束し、地面に光の筋によって作られた複雑な模様を形作ります。
KP:POWを二人で合計14点、消費してください。
久瀬 圭司:7/7でいいよね?
有栖川 紗月:いいですよ。精神力がやすりで徐々に磨り潰されていくような感覚。
久瀬 圭司:了解
KP:では、二人の精神から、ごっそりと、何かが削れ落ちていく感覚がします。
KP:そして、同時に確信めいた思いが湧いてくることでしょう。
KP:この門は、確かに、目指す場所___67光年の彼方へと、繋がったことを。
久瀬 圭司:「行け!笹島!」
笹島 遥:「…はいっ!」
笹島 遥:魔法陣の中に飛び込みます
有栖川 紗月:「帰ってくるのよ、はるか!」
笹島 遥:「行ってきます!」
笹島 遥:先輩の言葉に、親指を立てて返しましょうb
KP:・・・では、二人に見送られ、遥さんは門をくぐります。
KP:MPは石から10点、自前で4点消費するということで宜しいですかね?
笹島 遥:はい! それでお願いします!
KP:はい、では門に飛び込んだ遥さんは、精神の奥から何かが抜き出されていく感覚を覚えます。
KP:同時に、手に持っていた石が砕け、色を失っていくでしょう。
笹島 遥:「(く… でも… 耐えられないわけじゃない!)」
笹島 遥:まっすぐと、いや前を向けているのかもわからないが、顔を上げて前を見据えよう
KP:そして、光が周囲のすべてを包み込み
KP:貴女の目の前に、複数の映像が現れては消えていきます。
笹島 遥:「(宇宙…? 星…? 早すぎてわかんないや…)」
KP:学園の全景、空の上、太陽、星星の海、赤黒い惑星や、奇妙で奇怪な建造物、そして
KP:一際大きな光が眼の前を包んだかと思うと、
KP:貴女は見たこともない土地の上に立っています。

笹島 遥:「…ッ! ………」
笹島 遥:「………」
笹島 遥:「…つ、ついた…?」
笹島 遥:上を見上げてみよう
KP:目の前に広がるのは、奇怪な形をした岩や、異様に黄色い砂に覆われた、無限の荒野です。
笹島 遥:「た、太陽がない… というか空がない…」
笹島 遥:「そしてこの荒野… 茜っちが言ってた荒野かあ」
KP:上を向けば、暗黒の空に、いくつかのみたこともない星が瞬いています。
KP:本来、アルデバランは恒星のはずですが、
KP:ここにあるのは、貴女が見たこともないような奇妙な大地。
KP: ここが、人類が呼ぶアルデバランとは別の場所なのか、あるいは、神々の居所に、人間の常識を当て当てはめることそのものが間違いであるのか。それはわかりませんが・・・
KP:さて、貴女が見渡す先、荒野の中に、ぽつんと真っ黒な池があり、その畔に小さな石造りの建物があります。
笹島 遥:ではひとしきり呆け終わった後頬をパシッと叩こう
笹島 遥:「…さて、びっくりするのはこれでおしまいっ!」
笹島 遥:「あのなんかいかにもな建物に行くしか無いかあ…」
笹島 遥:「茜っちの手がかりがあれば良いんだけど」 建物めがけて歩いていこう
KP:では、建物まで歩を進めると、建物には扉がなく、暗い入口の先に廊下が伸びています。
KP:そして、その入口の上には、見たことのある印象が刻まれていることに気づくでしょう。
笹島 遥:「変なの… うん?」
KP:具体的には、こんな形ですね。



笹島 遥:「……おおう、これは…」
笹島 遥:「ま、もうここまで来たら引けやしないんだ! 堂々行こうか!」
笹島 遥:入りますね
KP:はい
笹島 遥:「おじゃましまーす!」
KP:では、暗い廊下は一本道で、脇にそれるような通路は見当たりません。
笹島 遥:「長いなー」 てくてく
KP:そうして、長い、長い廊下を歩いていくと、やがて突き当たりの開けたところにでます。
KP:暗い廊下を抜けた先、そこは小部屋になっており、部屋の中心には一つの寝台が置かれています。
笹島 遥:なぬ…
笹島 遥:「抜けた… ここは…?」
笹島 遥:寝台に近づいていこう
KP:はい
KP:では、貴女は寝台に近づき、徐々にその様子がはっきり見えるようになります。
KP:___そして、その寝台の上に
KP:貴女の、探し求めた姿がありました。
笹島 遥:「……ッッ」
笹島 遥:たまらず走り出す
KP:深い眠りにつく姿。最後に見たときと、格好も、髪型も違うけれど
KP:そこに眠っているのは、間違いなく
笹島 遥:「茜っち!!!」
笹島 遥:「茜っち!!」
KP:貴女が声をかけ、揺さぶると、
笹島 遥:寝台に縋り付くように近づいて揺さぶる
笹島 遥:「起きて、茜っち…!」
有宮 茜:「ん・・・」
KP:彼女は、ゆっくりと、目蓋を開きます。
有宮 茜:「・・・遥、ちゃん・・・?」
笹島 遥:「…ッッ!」 ナミダをゴシゴシ拭く
笹島 遥:「…えへへ、迎えに来たよ!」
KP:うわ言か、寝言のように言葉を紡ぎます。
有宮 茜:「あ・・・」
有宮 茜:「本当に、遥ちゃん、なの・・・?」
笹島 遥:「えへへ、結構早かったでしょ!」
KP:彼女は、目が覚めてきのか、徐々に意識がはっきりしてきます。
笹島 遥:「うん、本当の本当にウチだよ! ほら!」ほっぺたをムギュッとする
有宮 茜:「え、でもほんとう__にゃ!?」
笹島 遥:「いやぁ、あんなボロボロ泣きながら別れたけど、まさかほんとにこんなに早く迎えにこれるとはね」
笹島 遥:そのまま、ぐりぐり茜をいじる
笹島 遥:温かい頬、サラサラな髪の毛…
有宮 茜:「ちょ、はるかひゃん、ひゃめてってばー!」
笹島 遥:「………茜っちだぁ… よかった… また会えた…」
笹島 遥:「おっと」
笹島 遥:手を離してあげようね
有宮 茜:「__もう」
有宮 茜:「・・・でも、本当に、遥ちゃん、なんだね」
有宮 茜:「来て、くれたんだ」
笹島 遥:「うん!」
笹島 遥:「約束、だからね」
笹島 遥:「茜っちこそ、あの後無事で良かったよ」
有宮 茜:「___うん」
笹島 遥:「このおうちもそうだけど… 一体何があったの?」
有宮 茜:「あの後、しばらく暴れてる触手を避けて隠れてたら、触手は居なくなったんだけど・・・」
有宮 茜:「その後は、ずっと、学園の瓦礫の近くで、過ごしてたよ」
有宮 茜:「あ、演劇の練習はしてたよ。皆が居なくても、やっぱりアレはもう習慣みたいなものだし・・・」
笹島 遥:「ここでも!?」
笹島 遥:「流石だなぁ…」
有宮 茜:「あ、この建物は・・・正直、良くわからないかな。ずっと寝てたから。でも」
有宮 茜:「ここに飛ばされた最初に、ここにいたことは覚えてる___かな?」
笹島 遥:「へぇ…もしかしたら… 茜っちの演技気に入ったのかな…?」 入り口のマークを思い出す
笹島 遥:「そうだ! そんな努力家の茜っちに朗報ですよ!!」
笹島 遥:「…学園祭、間に合うよ!」
有宮 茜:「・・・え・・・?」
笹島 遥:「いやー、ウチ 一生かけてでもここにたどり着く気でいたけどさ」
笹島 遥:「先輩とてんてーはさすがだよね」
笹島 遥:「理事長が隠してた本から呪文を見つけててさ!」
笹島 遥:「なんとあれからまだ1週間しか経ってません!」
有宮 茜:「・・・」
笹島 遥:「あ、茜っち…? な、なんかイヤだった…?」
KP:遥が喋っている間に茜は黙り込んで、うつむいていました。
KP:そして、遥がおずおずと声を掛けると
有宮 茜:「・・・がうの」
KP:か細い、震えるような声
笹島 遥:「え?」
KP:そして
KP:うつむいた顔を覗き込むと
KP:ぽろぽろと、その目から止めどなく、涙が溢れていきます。
笹島 遥:「茜っち…」
笹島 遥:優しく、抱きしめてあげよう
有宮 茜:「・・・あ、う」
有宮 茜:「う、うあああああああっ、あ・・・」
笹島 遥:「…ずっと長い間、よく頑張ったね」
KP:茜は、しばらく、遥に抱きしめられながら、涙を流し続けています。
笹島 遥:撫でながら、収まるまで待ってあげよう
有宮 茜:「・・・う、あたし・・・あきらめてたはず・・・っのに・・・・なんで、こんなに・・・っ」
KP:長い長い時間が経った後、彼女はようやく、落ち着きを取り戻します。
笹島 遥:「それだけ、茜っちが頑張ってたからだよ」
有宮 茜:「・・・ごめん、ちょっと、取り乱しちゃった」
KP:目元は赤く、涙の跡は消えませんが。まともに話ができるようになるでしょう。
笹島 遥:「長い間ひとりぼっちでさまよって、たどり着いた学園で演劇をはじめて」
笹島 遥:「部活でも努力して、夜中にこっそり起きて幽霊に間違われるまでも練習して」
笹島 遥:「その頑張りを… ウチや先輩やてんてーは絶対に無駄にさせたくなかった」
笹島 遥:「茜っちは、それだけ報われて良いんだ」
有宮 茜:「・・・あり、がとう。遥ちゃん」
笹島 遥:「いいんだよ、ウチは茜っちを迎えに来ただけだからね」
笹島 遥:「むしろ、こっからが本番なんだから!」
有宮 茜:「・・・うん。うんっ・・・そうだね」
有宮 茜:「帰らなきゃ。皆のところに」
笹島 遥:「…うん! 帰ろう!」
笹島 遥:「まぁ、もう暫く立たないと私の帰るためのパワーが足りなかったりするけど…」
有宮 茜:「・・・ええっ!?ちょっと遥ちゃんそれ大丈夫なの!?」
笹島 遥:「わからない… てんてーや先輩はわかってたのかもしれないけど… ウチはよくわからないまま勢いだった…」
笹島 遥:「でもまあ、帰れそうだし大丈夫だよ!」
有宮 茜:「もーっ!?遥ちゃん、勢い以外もちょっと考えようよぉ・・・」
有宮 茜:「・・・まあ、でも」
有宮 茜:「・・・それが遥ちゃんだもんね」
笹島 遥:「よくご存知だ! 流石は我がともがら!」
笹島 遥:「…折角もう二度と来れないところにいるし」
笹島 遥:「一応、感謝もしておいたほうが良さそうだし」
笹島 遥:「外で、時間が来るまで練習しておかない?」
有宮 茜:「・・・うん。そうだね。学園祭まで後2週間、無駄にできる時間はないもん」
有宮 茜:「でも、遥ちゃんちゃんとセリフ覚えてる?台本読まなくても大丈夫?」
笹島 遥:「……だ、だいたいは…」(目そらし)
有宮 茜:「ほっほう、折角だし、教えてあげよっか?」
笹島 遥:「やったー! 茜てんてーだ!」
笹島 遥:そう言いつつ二人でバタバタとこの小さな家を出ていこう
KP:二人は、一面の荒野で、長い間続けてきたように、演劇練習を始める。
KP:そう、いつも、皆でやっていたように。
KP:___こうして、手を伸ばすには遠い、この星で、二人は、確かに、再会したのでした。
KP:暗転
KP:さて、お話としてはそろそろ終わりなのですが、ここで皆さん、最後に《芸術:演劇》でふってみましょうか。
笹島 遥:CCB<=70 【芸術(演劇)】
Cthulhu : (1D100<=70) → 4 → 決定的成功/スペシャル

有栖川 紗月:CCB<=90 【芸術(演劇)】
Cthulhu : (1D100<=90) → 40 → 成功

久瀬 圭司:CCB<=85 【芸術(演劇)】
Cthulhu : (1D100<=85) → 54 → 成功

久瀬 圭司:ここでやるんかーいw
KP:___ほほう、なるほど。
笹島 遥:えっ!?
有栖川 紗月:いいとこもってくねぇ
久瀬 圭司:遥美味しいなぁ
KP:では
KP:その都市の雨月学園 学園祭。
KP:演劇部のトゥーランドットの劇は、大成功を収めたそうです。
笹島 遥:やったぜ!!
KP:なんでも、脇役のはずの兵士がやたら切れのあるアクションを見せたとかで、ちょっと話題になったとか。
KP:___そして、その劇の終わリに撮られた集合写真には、
KP:笑顔で写る、彼女たちの姿がありました。
KP:今度は、他の写真と違って、誰一人、欠けること無く。
KP:笑い 歌っている 太陽の下で
KP:限りない幸せが
KP:彼女らに栄光のあらんことを。
KP:クトゥルフ神話TRPG「手を伸ばすには遠すぎて」
KP:これにて千秋楽でございます。
笹島 遥:お疲れ様でしたー!!!!!!
KP:皆さん、本当に本当に、お疲れ様でした。
久瀬 圭司:お疲れ様でした!
有栖川 紗月:お疲れさまでした!ハッピーエンド!
KP:~瑠璃の鳥~



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